大井浩明 POC[Portraits of Composers]2015 第22回~第26回公演+関連公演

大井浩明 POC[Portraits of Composers] 第22回~第26回公演 大井浩明(ピアノ+笙) 松涛サロン(東京都渋谷区松濤1-26-4) JR渋谷駅徒歩8分、井の頭線神泉駅徒歩3分 続きを読む
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沼野雄司 @numanoyuji

ブソッティのラーラ・フィルム@公園通りクラシックス。延々と若い男の裸が続くなか、終盤にあらわれたネコ動画にホッとしたりする。いろいろ勉強になった。

2015-10-06 21:42:48
恋恋風塵 @koidakedeyoshi

今日はブソッティのラーラ・フィルム@公園通りクラシックス。POCの番外かと思いきや音楽的には結構濃厚な時間。禍々しい物体?でピアノを内部から外部からしばきたおしていたが、決してサド作品のピアノ演奏化ではないはずw。映像も前衛芸術の一記録という感じで思っていたよりソフト。

2015-10-07 00:08:48
ぶんだばー @wunderbar_22

ブソッティ《ラーラ・フィルム》生演奏付き上映会。2台ピアノで内部奏法を多用した作品でしたが、私にはあまりピンとくる音楽ではありませんでした。フィルムはヴィスコンティのように意味のあるものには全く感じません。ゲイの世界はよく分からない。

2015-10-07 12:17:54
XupoakuOu @XupoakuOu

【11/3公演】シルヴァーノ・ブッソッティ:《クラヴィアのために》+ジャン・バラケ:《回帰》《間奏曲》《二つの断章》《小曲》《主題と変奏》《ピアノ・ソナタ》 /アンコール エグベルト・ジスモンチ(1947- )(バラケ晩年の弟子):《零年(アノ・ゼロ)》(1978)

2015-11-04 15:57:34
XupoakuOu @XupoakuOu

14年のおフランス特集に続き、15年はイタリア物を重点的に取り組んでました。不肖カニーノ(とタリアヴィーニ)の弟子として、フレスコバルディ・フォンターナ・ウッチェリーニから、プッチーニ・ベリオ・シェルシ・ドナトーニ・ブソッティ等まで。ooipiano.exblog.jp/i16/

2016-01-01 16:29:11
XupoakuOu @XupoakuOu

イタリア物特集ということで、重い腰をあげたブソッティの大作《クラヴィアのために》(1961)は日本初演、《タブロー・ヴィヴァン(「サドによる受難曲」に先行する活人画)》(1964)はコンタルスキー兄弟初来日以来47年ぶりの再演でしたが、まぁ可もなく不可も無い予想通りな感じ。

2016-01-01 16:29:31
XupoakuOu @XupoakuOu

《クラヴィアのために》《タブロー・ヴィヴァン》は、どちらも元彼のハインツ=クラウス・メツガー(1932-2009)(ドイツ人音楽学者、雑誌「Musik-Konzepte」主宰)に献呈。 pic.twitter.com/O1W8sg7KIf

2016-01-01 16:33:48
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XupoakuOu @XupoakuOu

>ブソッティはイタリアの左翼系インテリの筆頭だった時期もあり、現代詩人アルド・ブライバンティ(1922-2014)とひとしくゲイ文化を象徴する存在であり、作品には退廃的で甘美な官能性と肉体性があふれている。ooipiano.exblog.jp/24615451/

2016-01-01 16:36:44
XupoakuOu @XupoakuOu

《クラヴィアのために》は省略無しで沈黙部分も全て「演奏」した結果、39分もかかりました。御退屈様でした。第7頁の極度の手の交差は、同年の武満《ピアノ・ディスタンス》と同趣。指定された「指使い」で鍵盤のあちこちを無音で叩くコレオグラフィは、指は不動のドナトニ《抜刷》と好対照。

2016-01-01 16:37:46
XupoakuOu @XupoakuOu

内部奏法を一切含まず「On the keyboard」に徹した《クラヴィアのために》に対し、《タブロー・ヴィヴァン》はこまごまと仕掛けの多い曲でした(それが音楽的に成功しているかはともかく)。2001年のカニーノとの日本ツアーでは、候補に挙がったものの楽器調達の問題でボツに。

2016-01-01 16:38:44
XupoakuOu @XupoakuOu

《タブロー》全4部のうち、第1部(四手連弾)と第3部(2台ピアノ)は同じ譜面で奏法を変えます。1回目は小さい五線譜はカット。どこで誰がペダルを踏むかは打ち合わせが必要。2回目は内部奏法ではなく、無音部を含めて全て鍵盤で弾きます。 pic.twitter.com/77eP8K8d7l

2016-01-01 16:40:05
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XupoakuOu @XupoakuOu

冒頭はパート譜として見開き左右に記譜されていますが、いきなり色々と同期が計られているので、私は切り貼りして縦に揃えました。冒頭一段目中央などは、左パートが弾いた低音の上に右パートが指を置いてハーモニクス等。ほとんど視覚的効果を優先してるように見える。

2016-01-01 16:40:46
XupoakuOu @XupoakuOu

私は自分専用の譜面を持ち歩きして演奏したので、冒頭の連弾部でも見ている楽譜は各自バラバラでした。/(cf.) ベルク=アポステル《ルル変奏曲》では、本位記号が大嫌いな一柳慧氏が自分専用の譜面を作成なさり、肩のスキマから譜めくり担当が手を延ばしていました(私は自分でめくった)。

2016-01-01 16:41:43
XupoakuOu @XupoakuOu

Pはピツィカート(ψは爪)、Pと0の組み合わせは弦の上に指を置き手前をはじく倍音ピツィカート(xは押さえる弦)。Sはミュート。◇の上に0とあるのは、ダンパー近くを軽く押さえ鍵盤を叩いて◇の第5倍音(オクターヴと10度上)を出す事。 pic.twitter.com/dcpcDD6qB1

2016-01-01 16:43:23
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XupoakuOu @XupoakuOu

第2部「放蕩者」で第2奏者は第2ピアノへ移動。お互いがどの音符を弾くかは適宜打ち合わせ要。2001年当時、カニーノ師匠にちらっと奏法を訊いてみたけれど、図形楽譜については「お伝えすることは何も無い」との仰せでした。そういう事ですよ。 pic.twitter.com/XpwKiwCiIo

2016-01-01 16:45:46
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XupoakuOu @XupoakuOu

弾く場所の指定--「弦を直接」「鍵盤上」「弦留め」「響板の穴」「象牙部(白鍵)」「木の部分(黒鍵等)」、奏法の指定--「手」「バチ」「金属棒」「鞭」「指で叩く」「爪で叩く」「爪ではじく」「フタ開閉」「ペダル音」、有音/無音etc。

2016-01-01 16:49:06
XupoakuOu @XupoakuOu

第4部、符頭は白丸で8分音符のような符尾が付いているものは、「指で弦を叩く」であるので注意。最後は譜面を閉じ、暗譜で弾ける部分を弾く、という指定がある。全曲を暗譜していれば、永遠に演奏続行可能。

2016-01-01 16:49:38
XupoakuOu @XupoakuOu

五線譜の左端や右端を短目にブチ切ると、絵としての見た目はきれいかもしれないけど音符が読み難くなるので苛々させられる。ミュライユの譜面もそうだった。

2016-01-01 16:49:46
XupoakuOu @XupoakuOu

ブソッティはフィレンツェに生まれ育ち、彼の友人のフィレンツェの実業家、アルド・ブルッツィケッリの援助により、ジャン・バラケは1963年から楽譜を出版していた。《ピアノ・ソナタ》(1952)は1966年出版であり、その時点で公開演奏されていなかった。

2016-01-01 16:51:16
XupoakuOu @XupoakuOu

ブソッティの長大な「Rara(ラーラ)」チクルスは、元彼のロマーノ・アミデイ(Romano Amidei)の姓と名の頭文字を取った愛称に由来し、バイロン「ラーラ(Lara)」とは無関係 pic.twitter.com/rZAfZ2S1eH

2016-01-01 16:53:08
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XupoakuOu @XupoakuOu

きゃしー・ぱみゅぱみゅ (カニーノ師は「カティ・ベルベリアン」と発音) pic.twitter.com/wwgmEp7CWe

2016-01-01 16:54:31
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