日本でニセ科学が跋扈する背景には業績にならないとして科学者が批判せず関わろうとしないため

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大石雅寿(手洗い&うがいで風邪知らず) @mo0210

日本でニセ科学が跋扈する背景として、業績にならないとして科学者が批判しないこと・関わろうとしないこと、が挙げられている。その通りだと思う。怪しい言説を科学的に批判することは科学者の社会的責務です。

2016-01-02 22:53:04
エビ(モデルナ💉 Modernization 💉) @ebi_j9

先のRTの「科学者が批判しないこと・関わろうとしないこと」 個人的には別の可能性も考えている。 「科学者・専門家はニセ科学の存在に気がついてない」 結構意識しないと、ニセ科学のことって目に入らないと思うんだよなぁ。

2016-01-02 23:17:00
UFO教授 (藤木文彦 Fumihiko Fujiki) @UFOprofessor

@ebi_j9 @sayakatake 話の流れが分からないので、既出かピンぼけかも知れませんが、科学コミュニティの中では、「例え批判的にであろうと、偽科学問題に関わることは命取り」という事が根強くあります。やっと何とか少し批判的に関わることが認められるように努力していますが、

2016-01-02 23:22:42
UFO教授 (藤木文彦 Fumihiko Fujiki) @UFOprofessor

@ebi_j9 @sayakatake それでも、相手がニセ科学商品を売る会社やEM関係だったりすると、勤務先にいちゃもん付けの攻撃があるので、いくら正しい主張をしても、研究の妨害になるし、周囲や上の人に快く思われず、学者生命に関わる、ということは最近もあります。

2016-01-02 23:24:36
蒼き夜に @aokiyoruni

「ニセ科学批判」自体がよくないというむきもありますね。多様性がどうとか。批判内容を批判するなら兎も角、「批判するな」って科学の言葉じゃないでしょう。ていうか、大概のニセ科学は本道の科学をやたら批判するくせに。

2016-01-02 23:50:11
蒼き夜に @aokiyoruni

これはニセジャーナリストも同じですけどね。批判で多様性の芽を摘むな、みたいな事言うくせに、「マスコミ」やら「体制」やらにはやたら噛み付く。

2016-01-02 23:57:44
伊藤憲二 @kenjiitojp

研究者評価の基準に社会へのインパクトととして、メディアへの露出を入れる傾向を見かけていて、危惧している。これは色々と考えないとまずい。

2016-01-03 01:57:28
ヒオ/Hio💉🍻💉🍻💉@応微学 @masyah2

@kenjiitojp 本来の仕事をしていない研究者の方が評価の点で優遇されるかもしれないからですか?メディアに呼んでもらえるのもその人の能力のうちだとも思いますが。

2016-01-03 02:17:07
伊藤憲二 @kenjiitojp

違います。学問に取っても、社会に取っても良い結果にならない可能性があるからです。 twitter.com/masyah2/status…

2016-01-03 02:20:03
伊藤憲二 @kenjiitojp

研究者が、ある分野の研究者としてメディアで発言する度に、その分野の研究者コミュニティーがきちんと検証して、必要なら批判するべきなのかもしれない。部数の多い一般書についても同様だが、こちらは多分書評という形式が役割を果たしている。

2016-01-03 02:12:46
伊藤憲二 @kenjiitojp

研究評価というのは能力を評価することが目的なのではなくて、制度としての学問をうまく機能させるための道具。

2016-01-03 02:26:10
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

o0( 発言への批判では無く、色々とこの点については思うところがある。まず(1)日本だけがニセ科学が跋扈しているわけでは無い、こと。「日本ってニセ科学大国じゃね?」と思ってメディア分析すると、だいたいが「いや、むしろマシな方かも…」という結論になる。

2016-01-03 02:33:20
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

(2) 業績にならないから批判しないのが問題、という点について。 業績として評価するようにしてみても、メディア上での泥仕合が酷くなるだけ、という先行例が結構ある。(続

2016-01-03 02:38:11
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

続)理由の一つは既に指摘されているように、論の対立側は集団(カルトと言うより「ある教義に沿って組織化された経済構造」と思う)を形成しているので、1vs多になり批判する研究者個人への負担が大きすぎる。すると疲弊した研究者も暴言を吐いて「どっちもどっちだな」と公共の印象を悪化させる。

2016-01-03 02:50:54
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

続)なので↓の指摘のように通常は「コミュニティとして」どう対処するか、がポイントとされている。ただこれも「正面切って衝突すると消耗戦になるうえ、権威も傷つく」ことが経験的にハッキリしているので、どこの国もアカデミー本体は嫌がる。 twitter.com/kenjiitojp/sta…

2016-01-03 02:56:21
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

続)なので現在の科学側からの対抗策は結局どの国もだいたい「地道に良貨を増やして悪貨を駆逐することを目指す」というところに落ち着いている。もちろん明確な「害」が想定される場合は動くが、その場合も「科学コミュニティが集団リンチしている」と思われないように、というのがポイント。

2016-01-03 03:06:38
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

o0( いい加減これくらいにしよう…まぁ、最後のツイートの内容の実践が難しいのですけどね。(こういうことを踏まえたうえでのSMCJでもありますが…頼むから金策じゃなくて、こういうふうに海外調査とか分析の結果を社会還元することに時間を使わせて頂きたい>日本社会への呪詛

2016-01-03 03:16:55
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@J_Steman 英国SMCの姉妹組織Sense about ScienceがやってるAsk for Evidenceは、市民がメディアの情報や政策等の根拠を問うのを支援するのが主眼だけど、ニセ科学を問いただすことも含まれると思うんですが、その点での実績ってどうなんでしょう?

2016-01-03 03:32:49
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

全般的に上手く行っているという評価です。ただ例によって効果測定は難しいですが。 o0( AfEとかEMCとか英国はうまくお金が回って羨ましいなぁ日本はSMCですらこれだから、AfE的なもの試みても誰かのリソース食いつぶして終わるな… twitter.com/hirakawah/stat…

2016-01-03 03:38:37
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

o0( けっこうRT頂いているが… 「科学内部の議論を伝え、地道にニセ科学との差別化を試みて実績が上がってきた… のに、これまで運動を牽引してきた科学者が耄碌し、新たなニセ科学を唱導しはじめて元の木阿弥」 という事例もあるよ!(ニッコリ

2016-01-03 03:56:27