ベースになったついのべ作品と、それに対するついりみっくす作品の順でまとめています。作品それぞれとキーワードに着色しました。なお前回のまとめは こちら です。
#twnovel 長い夢だったみたい。あなたと出会ったことも、恋に落ちたことも、別れたことも。このまま朝が来て、忙しい毎日に浸ってしまえば、たぶん跡形もなく消えてしまう幻が胸を締めつける。このまま夜が続いて、また新しい夢を見られても、たぶんもうあなたに会うことはできない。
2016-01-07 00:14:13@23novel 気が付いてしまったの、あなたと私が住んでいる世界が違うってこと。あなたと出会ったのも、恋に落ちたのも、全部すれ違いで重なっていなかった。きっとあなたは私の世界を意識なんてしていないわ。でもいつか超えてみせるわ、この次元の壁を。@23novel #twremix
2016-01-07 00:20:53#twnovel 閉じ込められたあなたを助けに行く。もう離ればなれは嫌だから。これ以上会えないなんてつらいから。私たちを隔てる世界の掟がおかしいの。待ってて。今すぐ自由にしてあげる。ハンマーを振り上げる。テレビに向かって振り下ろす。#twremix @kazue555
2016-01-07 23:25:106436【あなたを助けに行く】昨夜の @kazue555 さんのツイリミのツイリミです。次元の壁を壊そうとしてみました(`・ω・´)
2016-01-07 23:28:32「本当にそれでいいのか」ハンマーを振り下ろそうとする私に、誰かが話しかける。「だって、もうこれしか…」「もっと良い方法があるだろ。例えば僕に君の魂を差し出すとか。そうすれば君の願いは思いのまま」「誰なの」「僕だよ。TVさ。さあ、僕の世界においで」@23novel #twremix
2016-01-07 23:49:32テレビの画面は粉々に砕け散った。小さな欠片になってもその一つ一つがまだあなたを映していた。拾い上げて覗き込むと、その欠片に映っているのは私だった。これはどういう事?あなたの住んでいたのは鏡の世界?それとも世界が入れ替わったの?@23novel @kazue555 #twremix
2016-01-07 23:33:31テレビをかち割ったけれど、あなたは出てこなかった。うっかり力を入れすぎてテレビの中身であるあなたまで粉々にしてしまったみたい。それならそれで構わない。だってこれでもうあなたはテレビをたどって他の女に会いに行けないでしょう? @23novel @kazue555 #twremix
2016-01-08 21:25:25
#twnovel 山の向こうにドラゴンが住んでいるという架空の物語が、いつのまにか実話として広がりました。やがて目撃者が現れて、くわしい情報も出てきました。おそろしいドラゴンを避けるためには山へ行ってはいけないとされ、人々は知らず知らずのうちに山奥に閉じ込められました。
2016-01-07 23:53:40「私、ドラゴンに会いたいの」そう言って村人が止めるのもきかず、娘は山下りて行きました。娘が出会ったのは寂しそうなドラゴン。風体だけで恐れられていたドラゴンは娘と友達となり人々を守りました。ドラゴンと娘の間に子ができ、王となるのはまた別のお話です。@23novel #twremix
2016-01-08 00:03:55あの山の向こうにはまだ世界が広がっていて何者かが住む村があり、更にまだまだ先があり果てしなく世界は続いていると言う架空の物語がある。それを思うと震えてくる。そんなの信じるものか。でももし世界がそんなに広ければ、怖いので山の向こうへ飛んで行けない。@23novel #twremix
2016-01-08 00:10:14山の向こうにドラゴンが住んでいるということで会いに行った。そこにはちっぽけな子供ドラゴンが独りで過ごしていた。こんなかわいいの、放っておくわけいかないじゃないか。ドラゴンに餌の取り方や身の守り方を教えつつ一緒に過ごす。きみはぼくの最初の友達だ。 @23novel #twremix
2016-01-08 21:27:22
#twnovel 鬼退治に行きました。お弁当を作って、お茶を水筒に入れ、おやつのきびだんごも持ちました。おいしそうな匂いに引き寄せられた仲間も増え、鬼ヶ島ではレジャーシートを敷いてみんなで仲良く食べました。帰ってきて鬼退治し忘れたと、鬼と肩を組んでるセルカを見て気がつきました。
2016-01-08 00:13:40鬼退治に行ったら、そこには幼い鬼しかいなかった。大きい鬼たちは村に略奪に行ったらしい。そこで小鬼たちと遊びながら大鬼の帰りを待つ。やがて返ってきた大鬼にぼくは告げる。「邪悪なる鬼ども、子供が惜しくば投降せよ」 @23novel #twremix
2016-01-08 21:29:06