日本の医療人は世界一！しかし未来は暗い。

放校やじるし @Arrow_Dropout

日本の医療はとにかく縛りプレイに上手く適応している。腎臓が足りない→人工透析が発展。肝臓が足りない→生体間肝移植が登場。ES細胞が無理→iPSを作る。これらは日本人の技術力たるものである。しかし、それでいいのだろうか今でも綱が移植「しか」ない患者は日本にたくさんいる。

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アメリカの保険制度は糞だと思うが、移植医療に関しては世界のトップであるのもまた事実である。とくに銃社会で新鮮な脳死遺体が手に入るので勤めれば毎日移植手術を経験できる病院もある。難易度の高い小児移植や多臓器移植も行われている。しかし、アメリカでのその道の権威は日本人なのである。

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加藤友朗医師をご存じだろうか、知らなければググってほしい。世界でも有数の移植外科医の一人である。彼は渡米してその技術を身に着け、世界初の○○手術という類もこなしたことのあるお方である。今もアメリカでその卓越した技術で医師を続けている。この意味が分かるだろうか、少し考えてほしい。

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これは私の勝手な仮説であるが、日本人特有の気質は医学の研究・臨床において世界一を目指せるだけのものを持ち合わせているのであると思われる。日本が国策として本気を出せば、医療ツーリズム産業として成り立つほどの世界一の水準の医療技術を確立させることができると確信している。

放校やじるし @Arrow_Dropout

しかし、日本の医療の将来は暗い。iPSの関連特許は京大がある程度押さえてるが、開発費用が全然足りない。チャリティーマラソンに出ている始末である。ノーベル賞を受賞した研究なのにである。普通、国が全面バックアップするべきだろう。ソースbit.ly/1OhJNwS

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iPSで臓器を丸ごと造るには、あと100年かかると言われている。（うちの大学教授談）それも順調にマラソンのごとくコツコツ研究を重ねてである。しかし薬品開発の分野であれば、10年程度で成果が出ると言われている。ただ、日本はドラッグ・ラグ（ググれ）もひどいので倍はかかるかもしれない。

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アメリカと日本の臓器移植数の比較である。もともと日本で臓器移植法が改正されたのは、イスタンブール宣言（要約すると自国の臓器は自国で賄え）により国際的に背中を押されて改正したものなので、他国の後ろをついて行ってるだけなのである。 pic.twitter.com/xinbusQPfe

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以上の事例から何が言いたいかというと、日本は人材はハイスペックなのにシステムで損しているのである。言い換えると、プログラマーは優秀なのにＰＣがwin95未満のゴミでまともなアプリが作れないのである。しかもこればかりは医療関係者にはどうしようもできない。これは政治や法律の分野である

放校やじるし @Arrow_Dropout

結論を言うと、医師の数よりも、医療に関わる金・法律・制度なんかを見直した方が将来的に国益になるのではないのだろうか。iPSが青色LEDの二の舞にならないことを祈るばかりである。あれは正しく奇跡を咲かせるための種なのだから、ライフル国家に育てさせると日本人は当分恩恵に預かれないぞ。

放校やじるし @Arrow_Dropout

これが患者側から見た移植医療の現実、チマい法改正なんてあって無いようなもん。 移植待ちの少年が脳死、臓器提供へ　「息子の命誰かに」：朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASJ19…