【FateGO】緑茶はいかにして敵を罠にかけたか?

生前の緑茶の時代の識字率などから、サンタイベを含め緑茶と文字について、手持ちの資料から(歴史を含め)考察 詳しい資料など情報提供大歓迎です
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ロイスト @RoystBrave

「緑茶は(聖杯によって知識を与えられていることを抜きにしたら)本当にサンタさんにお手紙を書けるのか?」っていうことになんか興味が湧いたのでささっとググってみたけど当時では騎士階級でも識字率は低いと出てきてもしかしてあいつ「初めて書いた手紙」が「おねがいサンタさんレター」の可能性も

2016-01-13 11:32:55
ロイスト @RoystBrave

ちょっと今月の本代まだ余ってるので資料集めてみるけど「13世紀においてはそもそも騎士が字の勉強することは格好悪いとみなされていた」「活版印刷技術ができたのは15世紀(なので一般人が聖書を持つ機会はほとんどない=牧師のみが文字を読めればいい)」

2016-01-13 11:36:18
ロイスト @RoystBrave

また今でこそ芸術・美術的作品とされるフレスコ画やステンドグラスだけどこれは聖書を読むことのできない人間にも主の活躍や物語が分かるように、という意味合いで作られた装飾でもあるので、(緑茶がどの程度キリスト教を信仰していたかはさておいて)まず日常面では字を読めなくても問題は無かった

2016-01-13 11:39:03
ロイスト @RoystBrave

あと関係ないけど「産業革命期イングランドの識字率と労働者階級教育態様」によれば産業革命期には学校建設が多くなされているが蒸気力ミュールの導入により子供が工場へ動員され識字率がかえって低下しているっていうのもちょっと興味深かった

2016-01-13 11:45:53
ロイスト @RoystBrave

やっぱりどんなに本調べても産業革命期以降、頑張っても15世紀以降が日本語資料じゃ限界だな…って思ってイギリスの大学で貰ってきた授業資料をどかどか出し始めるの図

2016-01-13 12:06:34
ロイスト @RoystBrave

「ケルト系の人間たちは一様にして同じ出自からなる人びとではなかった。だが彼らはある程度関連付けられる言語を話していた。その言語は地方にそれぞれ存在する集落により、さながら独特な方言のようにして点在していた。そのケルト系言語のひとつがウェールズ語である」

2016-01-13 12:14:22
ロイスト @RoystBrave

ケルト系言語は言語学的にはインドヨーロッパ語族にあたる(同じ語族には代表的にはドイツ語やイタリア語が分類される)。英語やフランス語の流入・支配のあとも、六つのケルト系言語は現代でもなお使われている。アイルランド語、スコットランド語、マンクスゲール語の3つがケルト・ゲール系言語

2016-01-13 12:23:59
ロイスト @RoystBrave

ブルトン語、コーンウォール語、ウェールズ語がPケルト語派にあたる。しかし今日に至るまでに多くの言語が存続の危機にあり、近年(20世紀以降)ウェールズ語もまた話者の減少に悩まされている。

2016-01-13 12:32:46
ロイスト @RoystBrave

まあ翻訳はこのへんでやめといてこのあとざざっと訳して要約すると、「5世紀初期のローマの侵攻とイギリス南東部はこの後その文化に染まっていったこと、577年におけるアングロサクソン人の勝利と616年のチェスター支配によりブリテン・カンブリア双方からウェールズ・ケルトは隔離されたと

2016-01-13 12:39:27
ロイスト @RoystBrave

自分がいたのはウェールズだったけどノッティンガムシャー(緑茶で話題になるシャーウッドのあるところ)はこのカンブリアにあたる(カンブリアのちょうど下あたりにローマの城壁の築かれたチェスターがある)ので、恐らくおのときに文化がアングロサクソン系文化と触変しているものと思われる

2016-01-13 12:45:16
ロイスト @RoystBrave

チェスターがあるのはウェールズ北部で結果的にウェールズは大きな文化侵攻を避けている、つまりチェスターに城壁を築いたということは北部侵攻をする上での足がかりのようなものでノッティンガムシャーは7世紀には既に侵略を受けている

2016-01-13 12:52:46
ロイスト @RoystBrave

ふーむやはり英文資料漁ってみても11世紀には既にシャーウッドあたりはアングロサクソン人により統治されているようだから、ウェールズ語が現在アルファベで表されていることを考慮するとノッティンガムシャーのあたりでもアルファベがこの支配により流入した可能性は非常に高い

2016-01-13 12:56:19
ロイスト @RoystBrave

また緑茶本人がドルイドに育てられていたことから(口によって伝承を残す文化がある)緑茶が文字を読み書きできた可能性は非常に低そうだ アルファベ化した土着言語がもともと口で伝えることを主とする人間に根付くことは相当難しいだろうからな…

2016-01-13 12:58:15
ロイスト @RoystBrave

またジャンヌオルタのおねがいサンタさんレターが、文字を練習した結果とのことなので召喚されたとしても知識があるだけでそれが技術として根付いている可能性は低そうだから、緑茶のおねがいサンタさんレターはものすごく書き慣れない字で書いている可能性が高い、ことが以上により証明できた

2016-01-13 13:00:41
ロイスト @RoystBrave

(やりきったぜという顔)

2016-01-13 13:00:54
つきぎりんけつ @tukigiri

逆に緑茶が文字を書けるとしたら、そのキッカケとなったのが『文書の偽造のため』とかだったらアレだなと受信

2016-01-13 13:01:47
つきぎりんけつ @tukigiri

あとやっぱ、兵士が持ってる文書とか読み解けたらかなり有利だろうし。……町娘にでも教えてもらったか?

2016-01-13 13:02:31
つきぎりんけつ @tukigiri

他人の筆跡真似るのが上手い緑茶……

2016-01-13 13:03:14
ロイスト @RoystBrave

そう ありえそうなんだよね緑茶が文書偽造のために文字を書ける、っていうのも だけど当時の騎士の識字率を考えると文書偽造が果たしてどれほど意味があるのかっていう問題にもなる

2016-01-13 13:03:36
ロイスト @RoystBrave

本人も言っている通り緑茶は一人だけでゲリラやってただけの存在であって、そもそも緑茶が戦っていた軍勢たちが識字が完璧にできるような相手ばかりであった可能性は低く、また緑茶はより多くの人間を罠にかける必要があった 戦争なら真っ先に文指揮官級を狙うところだろうけどね

2016-01-13 13:05:30
つきぎりんけつ @tukigiri

識字率のこと考えると、やはり拷問、自白剤のが有用度高いかー……

2016-01-13 13:05:31
つきぎりんけつ @tukigiri

どんどん話が暗くなるぞやったな私!

2016-01-13 13:05:54
つきぎりんけつ @tukigiri

兵士の鼻を削ぐくらいならサラリとやる緑茶の話

2016-01-13 13:06:12
ロイスト @RoystBrave

だから誤誘導を誘うのならば緑茶にとって効果的な方法はイラストによるランゲージだったのではないかと自分は思う つまり標識みたいなものを作り文字のいらない情報伝達を罠の一環として使った方が当時の(誤った情報を流し)ノッティンガムで敵を罠にかけるためには有用ではないかと

2016-01-13 13:07:54