「自戒を込めて」、「自戒を含めて」という言葉に対する考察。文頭or文末?

たまに見かける「自戒を込めて」という表現に対するてきとうな考察。
4
八櫛 @hakusi_yakusi

「自戒を込めて」とか「自戒も含めて」っていう言い方は実のところ自分は当てはまると思ってないんです。 ただ他の人に「おめぇもこうじゃねーかよー」って言われないためにただの保険をかけてるだけなんですね。 何かを批判したいけど自分も入ってるかもとか思う時使う内言の流出なんですね

2016-01-14 12:47:48
八櫛 @hakusi_yakusi

全てではないですが傾向として「自戒を込めて」を自己保身に使う人達は文末におまけの様にその表現を使います。 本当にそう思ってる場合は文頭の方にきやすいんですねこの表現。

2016-01-14 12:53:40
八櫛 @hakusi_yakusi

何故文頭の方にきやすいかというと「自戒を込めて」という意味が「人の事を言えた義理じゃないけれど」とか「自分も過去にそうあったけど」とか、「枕詞」としてこの表現を使うからです。「自戒を込めて」に複数の感情や意味を詰め込み、それを踏まえてながら言葉を紡ごうとするからです。

2016-01-14 13:00:16
八櫛 @hakusi_yakusi

故にその後の言葉は断定的でなく、比較的柔らかな表現になります。これは自分を含めるゆえの葛藤の現れであり好ましいものといえます。

2016-01-14 13:04:26
八櫛 @hakusi_yakusi

対して「文末」に置く場合、その場合その前にある言葉はとかく攻撃的になりやすいものです。何故なら、その前の言葉に言いたいことは詰まっておりそこに「自分」は置いていない事が多いからですね。攻撃対象、批判対象をただ傷つけようとしているケースが多いです。

2016-01-14 13:07:54
八櫛 @hakusi_yakusi

そして感情的にばーっと書いて満足した後、ハッと「これは自分も含まれるんじゃないか?」「過去の事を例に上げられて自分も同じだと言われるんじゃないか?」とか思う。そこで文末に「自戒を込めて」という表現を使う訳です。

2016-01-14 13:10:17
八櫛 @hakusi_yakusi

この「自戒を込めて」という表現は一見すると少しいつも使っている日常語とは違うものの様にみえます。故に見る人は自分を批判対象より少し上の立場から発言している様に「思わせられる」と「考えてしまう」訳ですね。

2016-01-14 13:14:11
八櫛 @hakusi_yakusi

そうして文末につけられた「自戒を込めて」という表現は「自己保身」と「顕示欲」の塊です。彼らにとって「自戒を込めて」は「こうしておけば大丈夫だろ」という「自己保身」と「自分は批判してる対象とは違うんだぞ、ちゃんと自分も当てはめるんだぞ賢いだろ」という「顕示欲」表現に

2016-01-14 13:19:09
八櫛 @hakusi_yakusi

なってしまう訳です。 もちろん、全てとはいいません。人によっては文末の方に思いを込める方もいるはずですから全てではないです。 が、傾向としてその様な見方をされてしまう事もある、とは覚えておいてください。 「自戒を込めて」気をつけましょう。

2016-01-14 13:21:35