遊佐くんと藤井くん

おふとんだいすき太郎 @7mm__

貞操観念ゆるゆる、ついでに頭もゆるふわなチャラ男高校生が教室で仲間に「お前ヤリチンすぎていつか女に刺されんじゃねーのwwww」「ほどほどにしとけよな〜(笑)」って言われて「え〜〜？(笑)」とか言ってへらへらしてるのを机に突っ伏して寝たフリしながら(ぼっち)聞いてる根暗オタクくん

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ぼっちオタクくんは寝たフリしながら「セックスするしか能のないクソリア充死ね、でかい声で頭悪い会話してんじゃねーよ…っとにゴミカスの癖にチンコだけは有能ってか？お前みたいな社会のゴミはやりまくったあげく女孕ませて路頭にでも迷っとけバーカバーカ…」と脳内で侮辱の限りを尽くしている

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コミュ障だが脳内ではやたら饒舌なオタクくん、そしてリア充の類が死ぬほど嫌いだしこわい

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頭の中で何回かチャラ男くんを殺していると「お前彼女つくんねーし来るもの拒まずって感じですげーな、好きな子とかいねーの？」「おれはおれのことすきつってくれる子がみんなすきなんで〜(笑)」「うっわ死ね(笑)」「キャ〜女のテキ〜ww」とか聞こえてきてイライラがヒートアップするオタクくん

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両者高2、オタクが藤井くん、チャラ男が遊佐くんとしよう(適当)チャラ男は髪がふわふわ明るいミルクティー色でオタクは前髪長め漆黒†

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「俺はキスもエッチも好きな子としかしたくねーわ(笑)」「え〜〜おま、人生ソンしてんよ。きもちいーことに素直になれよ…ちんこの声を聞けよ…」「ぶっは！！！ちんこの声ww」「やめろwwww」「じゃーおめーは誰とでもできんのかよ(笑)」「うん。ちゅーとかならマジで人間なら全然大丈夫」

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「人間ならって(笑)」「は？男でもいけんの？ww」「ちゅーだろ？(笑)多分いけっと思う(笑)」「お前ほんとバカだろwwww」「じゃあこいつとしてみろよ」「い〜よ♡」「は！？俺！？やめろやwwww近づくなころすwwwおいwwほっぺた撫でんなwww笑うなwww」「遊佐いいぞwwww」

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そういうあたまわるそ〜〜なやりとりとそれを見て盛り上がる周りの女子のきゃあきゃあ声を聞きいて藤井くんは相変わらず机に突っ伏して「消えろクソ共、ホモごっこやりてーなら他行けやボケが💢💢」とワナワナ震えながら頭の中で悪態をついて絶対ああいう人種とは関わりたくねえと改めて思う

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「ほんとにやめろ遊佐！！この！ヤリチン！うあっ息吹きかけんな！ごめんなさいごめんなさい！！」「おいにげんな、腰砕けにしてやっから」「うははははwwww」「腹いってwwwww」「ちょ、ま、タイムタイム！！！待てって！！！！ほ、ほんとに誰でもいいならな、あいつにしてみろよ！！！」

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ンン…やっぱり高3にしよう…最高学年って萌えるよね…

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「あ〜？だれ？」(友人Aの腰を掴んで引き寄せながら)「ちょちょちょ、やめ！！あ、あいつだよあいつ！！！あのオタク！藤井！！！」「ふ、藤井！？ww」「っははは！！！いいなそれwww」「ふじいってだれ？」「遊佐…嘘だろ…もう夏だぞ…一応クラスメイトだろ」「あー？」「こいつバカだもん」

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「どの人〜？」「あれ、あの寝てんの」「あれマジで寝てんの？w寝たフリじゃね？ww」「あれとキスとかきめーマジ無理(笑)」「できたらハーゲンダッツおごってやんよ」「えっマジやるやる(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))」「「「…マジかよ」」」「おれ抹茶のやつな！！」「「「(ドン引き)」」」

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一部始終を聞いていた藤井くん→？？？？？？？？？？？？((((°-°))))

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「(えっえっ？？なに？？？なになになに？？は？藤井つった？俺？？？は？？？なにどういう流れだよ待て待て待ては？は？なに？)」「いってき〜♡」「マジで行ったよ…」「遊佐ほんとバカ」「な」「ちんこで物考えて生きてっとああなるのな」「こえ〜〜」

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その頃の遊佐の友人たち 「つーかお前らよくも俺に遊佐仕向けやがったなマジでしばく」「まぁまぁ(笑)」「まぁまぁ(笑)」「本気で怖かったんだぞ！！！！！！！」「お前ちょっと泣いてたもんな(笑)」「あいつマジでなにすっかわかんねーよ…本気で犯されるかと思った…」「ぶはっwwwww」

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トコトコ歩いて藤井くんの席に向かう遊佐くん「ねーねー」「………(っべーーーほんとに来たぞオイうそだろ)」「ハーゲンダッツ…じゃね〜えっと…なんだっけ」(遠くで見守る友人たちを振り返る)「バッカおめーもう忘れたのかよw(小声」「藤井だよ藤井！(小声」「そーだそーだふじいクン」

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「………(ここは絶対に顔を上げちゃダメだ、死んだフリ死んだフリ…俺は死んでる…死んでいる…つーかこいつが死ね…いますぐ…こいつの頭上に隕石落ちてこい…頼む…神よ…！！！)」「なーふじいクン？寝てんの？」「(ウオオオオオオオオ真宵ちゃん(←嫁)助けてくれえええええ」「なぁって」

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断固寝たフリを決め込んで二次嫁に助けを求めていると突然枕にしてた腕の間から顎の下に骨ばった手がスルッと入ってきて顔が持ち上げられてミルクティー色の髪と整った顔が目に入ったかと思えばバッチリ目があって、「なんだ起きてんじゃん」ってゆるく笑われたのち、数秒固まって真っ青になる藤井くん

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「っ、、っ、(←驚愕で声が出ない)」「こんちわ。おれ遊佐っつーんだけどさ」「っ、ぁ、、(し、しってるわそんくらいお前みたいな救いようないバカと一緒にすんな、いやそうじゃなくてそんなことよりオイ、なんかやべーんじゃねーのこれ死ぬ？おれしぬ？)」「ふじいクン、ちょっとちゅーさして」

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「ぁ、ぇ？っん…！！？！」 ちゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♡ ＼ギャアアアアア〜〜〜〜！？！？！(色々な意味の入り混じった歓声・悲鳴)／

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顎掴まれてくいっと顔上げられたかと思うと理解する間もなくちゅーされてて頭真っ白で遠くの方で教室が揺れるくらいの女子の悲鳴が聞こえたような気がするけど瞬きもできないまま停止する藤井くんだったが渇いた唇を舐める舌のぬるっとした感触で我に返って「っんぁ！？」と驚いて口を開けたが最後

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思いっきり舌入ってきて目眩を覚えるしなんか走馬灯とか見えてくるし嫁がウフフアハハって遠くで手を振ってるのが見えるしだんだん息ができなくなってきて空中に浮かんでた行き場のない手が遊佐くんの学ランわし掴むけど全然やめてくれなくて涙出てくる

おふとんだいすき太郎 @7mm__

学校が壊れんばかりの悲鳴がだんだんとおさまってきてもはやみんな固唾を飲んで見守り始めたし藤井くんは息も絶え絶えで「っあ、ふぁ、や、やぁめ、ゆ、ゆは、ん」とかってわけわかんないこと言いながら一生懸命遊佐くんの胸を叩いてたけど力が弱くなってきてだんだん本気で死を覚悟し始めてたら

おふとんだいすき太郎 @7mm__

ちゅって音立てて唇離されて酸欠でぐらぐらする頭と滲んだ視界の中で、遊佐くんが肉食動物みたいな目つきで濡れた自分の唇舐めながら「…ふは。ふじいクン、唇やわらけーのな」ってえろい声で言ってよだれでべとべとな藤井くんの唇ぬるって親指でなぞった記憶を最後に藤井は気絶する

おふとんだいすき太郎 @7mm__

ゴトッ(藤井くんの頭が机に落ちる音)「んあ？死んだ？」 ＼(一瞬の沈黙の後)ギヤアアアアアアア／ 「あっ！！なー！！ちゃんと見てた！？今のダッツ何個分！？何ハーゲン！？」「…何ハーゲンってなんだよ…」「あ、あいつほんとにやったよ…」「しかもベロチューかよ…」「無駄にえろかった…」