- Pommedeterre21
- 1681
- 2
- 0
- 0
予習
編成は 管弦楽、室内楽、オルガン、 ソプラノ、テノール、バリトン、 混声四部合唱、児童合唱 主に [管弦楽+ソプラノ・混声合唱]によるラテン語の典礼文 [オルガン+児童合唱]によるラテン語の典礼文 [室内楽+テノール・バリトン]による英語の反戦的な詩 という構成になっています。
2016-01-13 16:08:03詞は主にふたつに分けられる。 通常のラテン語のレクイエムの典礼文(意図的に別のところから持ってきたラテン語の文もあるが)がひとつ もうひとつは英国の反戦詩人、オーウェンによる詩のコラージュ。第一次大戦で戦死。 このふたつがぶつかり合い、最後には融合する。
2016-01-13 16:13:03オーウェンは兵士となる前、英国で牧師見習いをしていた。そのため詩のボキャブラリーがキリスト教的なものになっている。 作曲に際してブリテンは、オーウェンの詩をレクイエムの典礼文のそれぞれの場面に対応するようにコラージュしている。 ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6…
2016-01-13 16:22:06審判のラッパが鳴ると合唱が歌った後に、ソロは戦場の銃撃の音をラッパに例える。 合唱が神を賛美した直後に、神への疑念をソロは独白する。 死者であるオーウェンの言葉が能のように現れては、戦争の悲しみ、従来の神の無力さを語っていく。 最後は全てが安らぎの中に収束していく。
2016-01-13 16:32:05『戦争レクイエム』のラテン語文と英詩の対応は、こちらを読んでいただけると分かりやすいです。 面白いほど対応している。 homepage2.nifty.com/einstein/ubers…
2016-01-13 17:36:03ちなみに今回のソリストで英語詩を受け持つ、 テノール:イアン・ボストリッジ バリトン:アウドゥン・イヴェルセン は、どちらも英語圏の出身。 njp.or.jp/archives/17556
2016-01-13 12:59:05ハーディング&新日本フィル、「戦争レクイエム」に挑むspice.eplus.jp/articles/33008 「男声の独唱にはピーター・ピアーズとフィッシャー=ディースカウを想定していたからシューベルトの歌曲のように」「対してソプラノはイタリア・オペラのディーヴァのように堂々と」
2016-01-14 16:27:58新日フィルのHPから、プログラム冊子の歌詞・訳詞ページPDFが閲覧できます。予習をしたい方はぜひこちらを。 通常のレクイエムとはかなりテキストが異なり、また詩の内容が曲の構造に直結しているので、予め読んでおくとより楽しめます。 njp.or.jp/archives/17556
2016-01-15 08:11:06初日。言葉が出ない、
NJP ブリテン『戦争レクイエム』 本日です! ハーディング シャギムラトヴァ ボストリッジ イヴェルセン 栗友会 東京少年少女合唱隊 学生はS席¥10,200→¥1,000も。 njp.or.jp/archives/17556 pic.twitter.com/gp7Fd8pB0v
2016-01-15 08:03:07素晴らしかったです!!!!! 生きててよかったです!!!!! pic.twitter.com/MQz5MhVsk5
2016-01-15 21:14:27『戦争レクイエム』@すみだトリフォニー、ハラにきた! すんごい! 音楽が終わり、長い長い沈黙。いやー、ホント、すんごい! ゾクゾクしたまま、サイン会の列。
2016-01-15 21:07:07戦争レクイエム感動した。死者のためのミサの言葉の間にオーウェンの詩が挟まれて一編の叙事詩を読んでいるよう。やっぱりボストリッジすごい。ソリストもオケも合唱も少年合唱も素晴らしかった。胸がいっぱい。
2016-01-15 21:31:55新日本フィルの戦争レクイエム@すみだトリフォニーホール行ってきた。素晴らしかった! いや本当に行ってよかった! 張り詰めた空気の中にひとつひとつの音が置かれていく緊張感。うまく言えないけど、生の音楽が生まれ出てくる現場にいることを実感したわ。終わった後しばらく誰も拍手できなかった
2016-01-16 00:10:54新日+ボストリッジ+ハーディング@すみだトリフォニー、ブリテン,戦争レクイエムだん。 心底素晴らしかった。まるで歌舞伎の世界だ。ジャポニスムな様式が満載な所をハーディングは見事に描き出してる。リベラメの出だしはお囃子そのもの。大太鼓で表現する雪の情景。見事だったわ。
2016-01-15 23:04:29@NAOatNYC 戦場レクイエムがカリューリバーの前に書かれているのもうなづける。ブリテンはきっと、日本の歌舞伎の音楽様式を取り入れたくてたまらないといった感じ。ココでは自らの語法ととても良く融合していて、西洋風にも日本風にも解釈が出来る。
2016-01-15 23:11:08@NAOatNYC いわゆる無音も音楽のうち、みたいな、ちょっと冷ややかなピーンと張った金属の薄い板のような純粋な、何だかそんな感触が貫かれていた。重たい作品なのに、純度の高い何かが心を通って行ったような後味が不思議と気持ちよかった。
2016-01-15 23:19:11今日の『戦争レクイエム』のバスドラムのドロドロドロ…を「赤穂浪士の討ち入りの雪」になおきちさんが喩えていて、なるほどブリテンはこの後に隅田川に題材を得た『カーリューリヴァー』を発表するし、すみだトリフォニーだし、吉良邸は両国だし、今日は何から何まで「すみだ」ね
2016-01-15 22:57:29戦争レクイエム。私も胸に手をあてて聴き入りました。引き込まれていました。戦死した兵隊の亡霊が成仏できずに空を彷徨いながら「安らかに眠らせてくれ」と言っているかのようでした。それを許すような、この世の中でないわけだから・・・。すばらしい演奏と、その恐ろしさ。一生忘れないでしょう。
2016-01-15 23:50:47