京都国立博物館(京博)【土曜講座「刀剣を楽しむ-名物刀を中心に-」】レポまとめ

2016年1月16日(土)京都国立博物館(京博)で開かれた土曜講座「刀剣を楽しむ-名物刀を中心に-」(講師:京都国立博物館 研究員 末兼 俊彦さん)に参加された皆さんのレポです。(なお、原則転載禁止のツイ主さんには,許可をいただいた上で掲載しています。)
刀剣乱舞 ゲーム
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❖おみつ❖ @krmt_touken
京博の土曜講座、めっちゃ楽しかったです。お話ししてくださった末兼研究員さんはとてもお話の上手い方で、のんびり聴いてるとうっかり振り落とされる程度のテンポで小気味好くお話が進んで行くのが楽しかったです 内容についてはまた後ほどなのですが、正直今後への期待が尽きません
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京博の講座中「大袈裟」という言葉が出てきて(試し切りの話なのでスクリーンに映し出された図についてはお察しください)、私の脳内ではさきやまるが歌い出して、目の前の光景とはとてもかけ離れたキラキラした脳内だったのですが、よく考えたらタイトルが刀剣関連用語だったのですよね
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講座レポ:1 京都国立博物館 土曜講座 開催日2016年1月16日 テーマ 刀剣を楽しむ -名物刀を中心に― 個人的感想その他 内容は著しく偏っていると思われます また内容的に展示物のキャプションや音声ガイドのネタバレも含みます 間違い等もきっとあるのであまり信用できない……
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@krmt_touken 講座レポ:2 普段は同様の講座を開いても20名ほどの常連の方がいらっしゃるという感じだそうです。 普段がどのような内容で話されているのか不明ですが、今回は初心者が多くいることを想定してか非常にわかりやすい例えを交えてお話してくださいました。
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@krmt_touken 講座レポ:3 「美術史」とは何か ×「モノ」の歴史を語る ○「モノ」から歴史を語る この辺り、学生時代に必修で言われた事と一緒だな~って懐かしくなりました(史学専攻:ただし近現代史のため所謂「歴史」はさっぱりわかりません)
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@krmt_touken 講座レポ:4 ここのお話は音声ガイド600番でも語られていますね とうらぶをプレイしていると「モノ」である刀剣男士達が動いて話してってしているのでなんとなく感覚的にお分かりいただける部分ではないかと思います
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@krmt_touken 講座レポ:5 「刀」とは何か 刀の構造は ① 刃と茎が一体 ② 鎬造りをはじめとする立体的な断面構造 ③ 片刃でやや反りがある ④ 刀身と拵が別
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@krmt_touken 講座レポ:6 ちなみに刀身と拵では最適な保管湿度が異なり刀身を保管する湿度(現在の京博では45%←だったっけ? に設定してあるが連日の混雑でちょっと湿気気味)が異なり、刀身の保管に適切な湿度では拵には湿度が低すぎ、
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:7 拵に最適な湿度では刀身には高すぎるのだそうです 長船でボランティアスタッフの方にお伺いした湿度は55度位だったはずなのでこちらが拵の方なのかもしれません(ちなみに温度は22度だった気がしますうろ覚え)
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:8 また刀は日本固有の鍛錬法で作られているとの事 折り返し鍛錬法や、焼き刃土による焼き入れ処理だそうです 折り返し鍛錬法については鋼を打って叩いて折り返してまた叩く、アレです
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:9 これは叩くことで不純物を排除し、鋼の純度を上げている......という事までは知っていたのですが、なぜこれを行わないとならないのかは本日初めて知りました 日本は海が近いせいで鉄の質が悪く不純物が多いのだそうです
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:10 他の……欧州の国々なんかはかなり内陸で鉄を採るためこういったことをしなくても純度の高い良質な鉄が手に入るのだとか
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:11 その鉄をだな、日本の職人さんに鍛錬してもらったらめっちゃSpecial Hyper Japanese Sword : KATANA ができるんじゃね?とか厨二心が沸き立ったのは内緒です
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:12 焼き刃土による焼き入れ処理 刃艶による「ぬぐい」(刃取り) 刃文と研磨(金肌ぬぐい) なんだか大量に買った刀剣関連書籍にこういう言葉って出てきたよね、のオンパレードなのですが、こういった作業というのはわかりやすく言えば「デカ目メイク」
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:13 ようは焼き入れ処理等でできた刃文を美しく強調するための作業が研磨だとかぬぐいだとか言われる作業なんですかね? そして「ナチュラルメイク」がナチュラルに見えるだけのしっかり厚塗りであるように刀の世界でもそういった事は多いらしく、
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:14 まあつまりとっても美しくしっかりと見えてる刃文は、研磨師が刀にコンシーラーを塗り、各種ファンデを使い分け、アイプチで二重にし、くるっと囲み目アイラインで美しく武装させた刀たちという事で……なんだか一気に出勤前のOLさんじみてきましたね
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:15 博物館ではこの「盛った」刀よりも元の刃文がわかるあっさりメイクがいいなと思ってるそうですが、刀のオーナー様によっては「いや、うちの子はぱっちり二重のまつ毛の長い可愛い子なんだ」という方もおいでのようです
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:16 髭切と膝丸の話(当本丸は髭切まだきません!あきらめない!!) 源満仲が造らせたと言われ、のちに武家の棟梁の証とされ源氏の重宝と言われるようになるわけですが…… 軍記物=ラノベ 琵琶法師等の語り本=メディアミックス な、ナンダッテー!
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:17 つまり平家物語は一次資料として全くあてにならない、という 実はこのあたりについては腐っても(いろんな意味で)史学科卒なので承知しておりますが、軍記物=ラノベとかそういう例えが非常にわかりやすくて嬉しいですね
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:18 こういった物語は当時の風俗や文化を知る上では大変重要な資料になりますが、時の為政者に都合の良いようにしか書かれないので、同時代の信頼のおける文字資料(公家の日記等)に同様の記載でもない限りは信用してはならないのです
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@krmt_touken 講座レポ:19 このあたりは古事記や日本書紀についても同様で、日本の神話の「騙り」を踏まえて読むと大変面白いのですが話題が逸れてしまいますね 誰かまたこの辺り語りましょうよう
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@krmt_touken 講座レポ:20 髭切と膝丸についてはこういった歴史書の編纂と同様、とても政治色が強い刀だそうです というのは......
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:21 ・天皇の子で源氏の祖である満仲の刀→支配者としての血統・正当性の担保たり得る ・舶来技術と神仏(八幡大菩薩)の助力による製作という逸話→神性付与 ・試し切りの説話→性能実験による昨日保証
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:22 ×昨日 ○機能 ちなみに時代が下るとこのあたりが統合され超常のモノを斬るという話になり…… ここで性能保証の話の時だったか、超常の時だったかに例として「燭台とか幽霊とか」とおっしゃっていたので審神者の皆様はにっかりされていたかと思います
❖おみつ❖ @krmt_touken
@krmt_touken 講座レポ:23 頼朝と義経という対立する兄弟が各々持っていた「源氏の棟梁の証である刀」が最終的に勝者の元におさまることで幕府の正当性の喧伝もしていたそうで、このあたりは王統の正当性が揺らぐ時にヒトとモノとの立場が逆転するのだと説明されていました
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コメント

Sapsenaiwe @Lothniliel 2016年1月17日
わかりやすいレポだ~。ゆっくり読もう。
大和 @cmeg_YAMATO 2016年1月17日
ありがとうございました。後日知人にレジュメをいただくので参照して再読します。
ぱおろ@バニーちゃん至上主義 @paolo_moe 2018年12月23日
2016年の講座のもの。すでにS兼先生のSっぷりが垣間見えますね〜〜w
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