- Eric_Ridel
- 2691
- 0
- 3
- 0
考えてみれば子供の頃、塾の先生に習った「数学は暗記だ」という言葉も、十分実用的に「卑怯」だった。みんなは「考えなさい」と教わって、自分たちは過去問を暗記して、頭使ってないのに、点数取れた
2011-01-24 10:36:31@medtoolz ルールは外側にあるもので、理念はそれを踏まえて自分達はどう振舞うかでいいですよね?組織にいる人にとっては、組織の理念がルールになるのでまあ確かにどちらでも良いかもしれませんね。 どうも、お手を煩わせました。
2011-01-24 10:45:13読者が「こうだろう」と予想ができて、実際そんな流れになると、ちょっと気持ちがいい。予測と報酬とのループが途切れないと、ずっとそれを続けたくなる。予測をするには材料が必要で、それがないと、いつまでも報酬がもらえないから、そのメディアはつまらない
2011-01-24 10:46:50そういう意味で、「らきすた」はすごかったなと思う。1話の冒頭を見るだけで、どのキャラクターがどんな役割なのかがすぐ分かる。あのお話は、そういう意味で視聴者を決して裏切らないようにできていて、大きな盛り上がりこそないけれど、視聴者をそこから離さない
2011-01-24 10:48:03キャラクターとしての「こなた」や「かがみ」のすごさと、たとえば高倉健やビートたけしはよく似ている。画面に出てくるだけで、彼らがどういう振る舞いをして、自分たちがどこで盛り上がり、どこで笑い、どこで楽しめばいいのか予想できるから。
2011-01-24 10:49:18自分で予想したシナリオを自分でなぞるのって、文章にすると馬鹿っぽいけれど、人間はたぶん、馬鹿っぽいことに喜ぶ生き物なんだと思う。
2011-01-24 10:49:53小学生の頃、産休の代打で入った音楽の先生がクラスを指導して、「トライアングルで柔らかい音を出す」ことは、要するに「持ち紐の根本をトライアングルぎりぎりのところでつまむことなんだ」と教えてくれた。金属を紐でダンプするだけのことなんだけれど、すごく新鮮だった
2011-01-24 11:18:39小学生に「音に感情を込めろ」なんて教えたって無理なのに、実際に「こうすることが、コンテストでは「感情がこもった」という印象につながる」ということを教えてくれた人はいなかった。ああいう機会は貴重というか、絶後だったからこそ今でも覚えてる
2011-01-24 11:20:20@medtoolz あれ。キャラクターの話って先の話とつながってたんですか? 「自由課題」に関しては社会に出てからなら言われているように一蓮托生にするなりなんりで良いと思いますが、学校の場合やはり親を使って圧力かけたりしないと子供が"知る"のは難しいですよね……。
2011-01-24 11:22:23コンクール形式の何かに点数を付けて、クラスの総得点数で担任の先生に点数を付ける。その点数がその人の生活に直結するなら、たぶんもう誰も、「自由に思ったことを書きなさい」なんていわなくなる
2011-01-24 11:25:06コンテストが、読書感想文や自由課題絵画だったら、先生はたぶん、その人なりの戦略に基づいた何かを教える。ところがこれが、100競争のタイムを競わせるようなコンテストだったら、下手すると子供が虐待認定される事例が出てくる
2011-01-24 11:26:14「裏側のルールが見えにくい競争」においては、工夫と戦略、試行錯誤の量が成功を左右する。比較的健全な組織になる。「速く走ればいい」といったような、ルールが明快な競争だと、ブラック企業と言われるような組織に似てくる。
2011-01-24 11:27:42ブラック企業が増えた、という現象は、恐らくは理念の収斂であって、「要するにこうすれば勝てるんだ」という何かがだいたい固まってしまったから、絵画のコンテストが、100m 競争になってしまっているのだと思う。こういうのはコンテストそれ自体を変えないと、後戻りしない
2011-01-24 11:28:44パリダカールラリーなんかは、当初は「勝ちかた」が見えなかったから、ポルシェとパジェロが一騎打ち、なんて面白いことになった。そのうち「ルールの枠内で思いっきり大きな車をまっすぐ走らせる」という身も蓋もない勝ちかたが見えてきて、勝負にかかるコストは一気に上がった
2011-01-24 11:30:48工夫と工夫がぶつかりあう時代は、お互いプロトタイプカーとは言え、面白さとコストとがそこそこ比例していた。みんな同じ勝ちかたをするようになって、ジャッキをチタンで作るとか、地味な軽量化競争、グラム単位の軽量を得る代償に、高価格の部材を使う競争になった
2011-01-24 11:32:28何というか、ルールが煮詰まってしまって、「勝ちかた」を工夫する余地がなくなってしまった場所にこそ、官営の何かを置くべきなんだと思う。そうすることで、最低ラインみたいなのが自ずから作られるだろうから
2011-01-24 11:35:03だからこう、「税金で運用される、職員全員が公務員の飲み屋さん」だとか、「地元住民限定、料金馬鹿安、コスト割れを税金で補う官立IT 企業」とか、むしろそういうのを作ってみせるべきなのだと思う。「ブラック」状況を悪いものであるとするならば。
2011-01-24 11:36:40ルールが様々に拡散している、まだまだこれから伸びそうな場所は、「菅」が入るとおかしなことになる。そこがたいてい一番頭が悪くて財布がゆるゆるだから、戦うよりも、そこからたかることが回答になって、結果として業界が滅んでしまう
2011-01-24 11:38:08@medtoolz 何か複雑な手順があったとしても飲食店とか生活保護とかはごねられたりするにしても「条件を満たしているか判断してメニューにあるもの提供するかしないか」の2択なので「終りの型」がみえてるじゃないですか。
2011-01-24 11:47:52@medtoolz でもシステム制作の場合、顧客の要望をまとめてそれに応じた物を作らないといけないので各々が「終りの型」を習得しないといけない、「工夫と工夫がぶつかりあう」状態が延々続く状態かと。
2011-01-24 11:50:23@medtoolz コミュニケーションの捉え方や手法は、自分の環境に置き換えても、違和感なく9章が読めたので楽しみです!
2011-01-24 12:30:58