野党は共闘！でも現状は？ミナセン市民勝手連シンポでの議論連ツイby布施祐仁さん

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン①】今日は参議院議員会館で開かれた「ミナセン（みんなで選挙）全国連絡会」主催の「市民勝手連シンポ」に参加してきました。日本中から参院選で野党を１議席でも多く勝たせたいという市民が集まってきていて議員会館の定員３００人の講堂はぎっしり満席、数だけでなく「熱」も感じました。

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン②】長野や鹿児島のように市民が野党各党に呼びかけて候補者統一に向けた協議のテーブルにつかせることに成功したという明るい報告もあれば、福岡のように新聞に「野党共闘失敗」と書かれたけどまだ全然あきらめていないという力強いスピーチもあって市民の「パワー」を実感する集会でした。

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン③】会場が一番アツくなったのは民主党の福山哲郎議員のスピーチの時でした。フロアから次々と野次が飛び、それに福山議員が反応するという場面がありました。そこで司会の岩上安身さんが「みんなガス（不満）が溜まっている。民主党は一方的に共産党に降りろと言うのでなく（続）

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【ミナセン④】、岡田さんと志位さんできちんと話し合ってほしいとみんな思っている」と言葉を挟むと、会場から大きな拍手が起こりました。それに対して福山議員は「協議をしないとは言っていない。そこは誤解しないでほしい。僕は『みんなで勝てる候補を擁立するのが大事』と言い続けている。（続）

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン⑤】でも、共産党が先にどんどん候補者を擁立しているので…」と発言。それに対し共産党の畑野君枝議員は「まだ協議すらできていないので候補者を立てているが、国民連合政府を前提条件にせず選挙協力の協議をしましょうと呼びかけている。協議やりましょうよ」と福山議員に呼びかけました。

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン⑥】それに対し福山議員は「それは僕の言ったことに答えていない」と言い、最後まで「選挙協力について協議しましょう」とは言いませんでした。あと、なるほどなと思ったのは山本太郎議員のスピーチ。「共産党は真っ先に選挙での野党共闘を提唱して市民の評価は上がっただろう。でも、（続）

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン⑦】本当にそれを実現するのであれば、いきなり打ち上げるのではなく、野党第一党の民主党と事前に協議してやるべきだったのでは」と投げかけました。実際どこまでそういう水面下の協議をやったのか知りませんが、確かに共産党はそういうのあまり得意そうじゃないイメージはある（笑）

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン⑧】ただ、あまり過去にこだわってばかりいてもしょうがないなと思いました。民主党にとっても共産党にとっても、これまで選挙協力なんて考えもしなかったでしょうし、すべて初めてのことですから、多少すれ違いやギクシャクすることはあるでしょう。しかし大事なのは、これからどうするか。

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン⑨】１人区では共闘しないと自民党には勝てないことはハッキリしていて、民主党は共産党に降りてほしいと思っていて、共産党もしっかり協議して合意さえすれば下ろす気満々なわけです。だったら、これまでの色々な経過はともかく、早く協議して選挙協力の態勢をつくるのが先決ではないかと。

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン⑩】維新の初鹿議員も言っていましたが「安倍政権が改憲しようとしている時に好きだの嫌いだの言ってる場合じゃない」に尽きると思います。それが改憲を本気で止めたいと思っている市民の切なる思いだし、今日の野次は共闘に踏み切れない民主党に対するいらだちの表れだったと思います。

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン⑪】民主党も、共産党のやり方がまずくて共闘に踏み切れないというのなら、岩上さんが言ったように「勝手に候補者下ろして勝手に応援しろ」という品のないやり方ではなく、逆にどうしたら共闘できるのか共産党に提案したらいいのでは。そして共産党もそれを受け止めて改めるとことは改める。

布施祐仁/ Yujin Fuse @yujinfuse

【ミナセン⑫】そうやって、福山議員が言うように「みんなで勝てる候補を擁立し」みんなで勝つために力を合わせる態勢を築いてほしい。それを実現するためには、やはり今日の集会のように政党任せにしないで一人ひとりの市民が声を上げ、市民の力で政党を動かしていくしかないと改めて強く思いました。