原田さんによる韓国防疫体制の私的考察まとめ

原田　英男 @hideoharada

【韓国の防疫体制の私的考察①】今日1/24は韓国の家畜伝染病防疫にとって大きな転換点だったように思う。昨日、慶尚南道の金海で疑い例が出た段階で、韓国政府は「ワクチン接種清浄国」を目指すという方向に舵をきったと思われる。その現れが今朝の大統領談話。

原田　英男 @hideoharada

【韓国の防疫体制の私的考察②】今朝の大統領談話のポイントは①口蹄疫ワクチンの国産化②「ワクチン接種清浄国」として口蹄疫をコントロールしているウルグアイ型を目指す(とまでは言ってないけど)意思表明③今回の口蹄疫ワクチン接種が口蹄疫の抑え込み成功しているという国民へのメッセージ。

原田　英男 @hideoharada

【韓国の防疫体制の私的考察③】今回の韓国の口蹄疫ワクチン接種は、従来の摘発淘汰との組み合わせによる早期清浄化ではなく、ワクチン接種家畜を殺さずに、ある程度の共存をしながら、口蹄疫を押さえ込もうとするものだろうが、一度、共存の道を選べば、その清浄韓国は事実上、無理だろうな。

原田　英男 @hideoharada

【韓国の防疫体制の私的考察④】韓国が口蹄疫に対してどの様な対応を採るかは韓国の自由だけど、韓国が口蹄疫ウイルス常在国になれば、我が国は四方を口蹄疫発生国に囲まれることになり、従来以上の水際対策を迫られることになる。今まで韓国は日本にとって、中国、ロシア、北朝鮮への盾だったからね。

原田　英男 @hideoharada

【韓国の防疫体制の私的考察⑤】今日の慶尚南道での口蹄疫発生により済州島を除く韓国本土の口蹄疫拡散は時間の問題で、2/3の旧正月連休後の更なる拡散は避けられそうにない。下手をすると高病原性鳥インフルエンザまでワクチン接種に踏み切る可能性もある。全く困ったものである。

原田　英男 @hideoharada

【韓国の防疫体制の私的考察⑥】何れにしても、韓国と日本の口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザの発生状況には、まだ格段の違いがあり、一衣帯水とはいえ、国境措置は有意義だ。予断を許さないが、しっかりと防疫を行うとともに、今回の韓国のワクチンコントロールの失敗からも学ぶ必要がある。