【刀剣乱舞】本丸の庭は「四方四季の庭」か

刀剣乱舞における本丸が、人間の住む世界とは時間の流れが異なる場所だとしたら楽しいなって思いました! 自分のツイート見返し用。 参考文献は最後にまとめてあります。
7

・四方四季とは…
四方にそれぞれ異なる季節の庭が配置されている場。
(方角と季節は陰陽五行説に基づいており、東に春、南に夏、西に秋、北に冬の景色)
通常ではあり得ない光景であり、人間界とは違う神仙や鬼の住処のモチーフ、人間が思い描く理想郷として描かれる。
四方四季の庭/座敷と呼ばれる。

わたり @wimwim8282

竜宮城には東西南北の庭に春夏秋冬それぞれの景色が展開している座敷「四方四季の庭/座敷」があって、これは現世との時間の流れの違いの象徴であったりするんだけど、これまさに本丸じゃない?画面では一方向しか見えないけど。

2015-12-13 00:06:37

正月ボイスでは三日月や山伏が時間の流れに触れている(「日の出」等)

わたり @wimwim8282

本丸で景趣を入れ換えられるのが、現世との時間の流れの違いの象徴とされる四方四季の庭/座敷(東西南北の庭に春夏秋冬それぞれの景色が展開している)を暗示していて本丸には時間の流れなんて存在しないと思ってたんだけど、三日月や山伏が言うように「日の出前」とかの時間があるんだね…

2016-01-01 12:48:58

一周年記念絵では桜が舞う春の景色、雪が積もった冬景色、鮮やかな紅葉の秋、青空が広がる夏と思われる景色が描かれている。
「1周年記念」とアナウンスされており、「一年を振り返る」ものではないと思われるので、本丸の敷地内では異なる季節が同時に流れているということでは…?

わたり @wimwim8282

記念絵で、本丸の四方それぞれが異なる季節になっている話してる? 竜宮城には東西南北の庭に春夏秋冬それぞれの景色が展開している座敷「四方四季の庭/座敷」があって、これは現世との時間の流れの違いの象徴であったりするんだけど、これ本丸そのままだよねって話を14559回くらい主張してる。

2016-01-27 14:06:22
わたり @wimwim8282

四つの季節の庭を順に見ると人間の世界での1年を体験したことになるのでこの庭は人間の時間を早送りするための装置であるだとか、現実にはありえないことを見せることで異世界を表すものだとか、異界では「時間が流れる」ことがないことを意味する(=理想郷の象徴)ものだとか推測されているよ!

2016-01-27 15:46:47

浦島太郎伝説には様々なパターンがあるが、そのうちの一つに、この庭を一度しか見てはならないと言われたにもかかわらず何度も見てしまいその結果として数百年後の故郷に戻ることになったものもある。

四方四季の庭が登場する場所としては、竜宮城のほかに酒呑童子(源頼光・渡辺綱らが退治した鬼)の鬼が城があげられる。

わたり @wimwim8282

酒呑童子の鬼が城ってそもそも竜宮城とそっくりな描写をされてるんだよね。

2016-01-27 15:48:28

竜宮城では四不老不死の理想郷をあらわしている。
酒呑童子の鬼が城では、鬼のすみかという異境をあらわしているとされる。(鬼が城そのものも金銀で飾られた美しい場所として描かれている)

「四方四季」という人間の世界では有りえない摩訶不思議なものが異境を表現するうえで重要な役割を果たしている。

わたり @wimwim8282

たしか酒呑童子伝説でも童子らに洗濯女として200年時間召し使われていた女性が、酒呑童子が倒されると(鬼が城が力を失ったため?)死亡してしまうパターンがあったけど、こういうのは浦島太郎伝説が普及したの影響なのかな。

2016-01-28 23:37:15

中央政権にまつろわぬ者の排斥を仮託された鬼退治の物語として語られる酒呑童子伝説。
しかし、一部の絵巻の結末では酒呑童子の首は珍しいところへ納められる。

わたり @wimwim8282

酒呑童子の首は藤原氏の権威の象徴であり天下の名品珍品が収蔵されていたされる宇治の宝蔵(経蔵)に収められたともされる絵巻もあるよ。 ちなみに酒呑童子の首以外に宇治の宝蔵に納められた妖は、玉藻前に化けた妖狐の遺骸、藤原俊宗が鈴鹿御前の援助をで退治したされる大嶽丸の首だよ!

2016-01-27 15:49:23

平等院は藤原頼通によって永承7(1052)年に建立された寺院。
宝蔵の建立年は明らかではないが、「宇治宝蔵袈裟記」(康平6(1063))で初出。この記録を信用すれば頼通在世中に建立されたと考えられる。寺院で必要な経典や什物をおさめていたため経蔵ともよばれた。

わたり @wimwim8282

宇治の宝蔵はもとは寺院の運営に必要な経典や什物をおさめていた経蔵だったんだけど、氏長者となった者が代始宝蔵をあらためる「宇治入り」が限られた者しか立ち会えなかったこととかから、神秘的なものというイメージが膨らんでいったとされる。

2016-01-27 15:50:10
わたり @wimwim8282

宇治の宝蔵には源氏物語の雲隠が納められていたっていう伝説もあるらしいね。

2016-01-27 15:50:43

「四方四季」の同系統の民話について。

わたり @wimwim8282

四方四季の庭に関連してよく「見るなの座敷」って聞くことがあって、でもこれってマヨヒガとか異類婚姻譚に分類されるのでは?って思ってたけど「鶯浄土」「鶯内裏」っていう別名を知ると人間の理想郷を描いた感じがしてきてそれっぽいね。

2016-01-28 23:33:05

「見るなの座敷」あらすじ
ある男が山奥で迷っていると一軒の家を見つけた。綺麗な女が出迎え酒やごちそうを用意してくれた。女は外出に際して「ここには12の座敷がありますが、決して12番目の座敷には入ってはいけませんよ」と言い残した。男がそれぞれの座敷に入ってみた。どの座敷にも美しい景色が広がっていた。どうしても禁じられた座敷も見たくなった男が障子を開けると、そこではウグイスが鳴いており、すぐにどこかに飛び去ってしまった。すると家は消え失せ、男は何もない森に一人でいるだけだった。

わたり @wimwim8282

異なるパターンとしては、①見てはならない部屋が倉や引き出しである②その数が異なる(だいたい12か13?)③あらわれる景色のようすが異なる④禁じられた座敷を見た後、女が鶯になって飛び去るものがある⑤家が消えると男が老人になってしまったり長時間が経過していたりするものがある。かな。

2016-01-28 23:35:09
わたり @wimwim8282

座敷の場合は、四季折々の美しい景色であることが多い。倉の場合は米や着物や宝物などが納められているパターンが多い。どちらであっても「美しく贅を尽くしたもの/風景」は人々が夢見るゆたかさをあらわすものだ。

2016-01-28 23:36:06

また、「邯鄲の夢」「邯鄲の枕」の故事をもとに作られた能「邯鄲」でもこのような詞章がある。

わたり @wimwim8282

これはちょっとちがうけど、能「邯鄲」でも、目覚める前はそういう描写がされてるよね。これも理想郷の表れかな。「夜かと思へば昼になり昼かと思へば月またさやけし春の花咲けば紅葉も色濃く夏かと思へば雪も降りて四季折々は目の前にて。春夏秋冬萬木千草も。一日に花咲けり。面白や。不思議やな」

2016-01-27 15:47:55

以上。

残りを読む(1)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?