鵺鏡・シナリオ案

銅折葉 @domioriha

鵺を主題にした演目。 ＰＣ甲：人間推奨。出所不明の少女に懐かれる　乙：陰陽師など。都を覆う黒雲を晴らす方法の調査（長らく進展なし）　丙：誰でも。いつもは通れた道が妖辻に遮られねぐらに帰れない　丁：妖怪、半妖など。都を支配する玉藻前が邪魔。彼女の力を削ぐ手段を探す #鵺鏡シナリオ案

銅折葉 @domioriha

道の配分は平均的。 道１。刻１の判定：ＰＣ達の合流。様子を見たり会話したり。刻２の判定：少女がＰＣ１から離れず、彼女を調べる。彼女は人間ではない事が分かる。誰も見覚えがない。刻３の判定：夕闇が迫ってくる演出で場所を移すよう促し、妖辻を避けて安全な場所へ移動できたか。

銅折葉 @domioriha

刻３の判定では少女もダイスを振り、ＰＣたちに協力。危険な妖辻を避け、複雑に入り組んだ危険な呪詛（被害が出かねない）を組みかえる様を描写。少女に興味をひかせ隙間に入る。因縁を取らせることを促すように演出。

銅折葉 @domioriha

道２。刻１の判定：少女について改めて確認する。彼女が鵺であることが分かる。なぜこのようなところにいるのかは覚えていない。玉藻前を除いて都で鵺について最も詳しいのは、鵺を退治した源頼政の息子の仲綱である。刻２の判定：仲綱の住む五条河原の屋敷へ行く。式神で遠隔通信でもいい。

銅折葉 @domioriha

父の不在において鵺を払うための研究を一人続けていた仲綱は鵺について情報をくれる。しかし現状、ＰＣ１に懐いている少女には邪気が一切なく、このような鵺については記録もないという。刻３の判定：式神が探知に潜入してくる。これを妨害する。玉藻前の式神であると分かる。場所は知られてしまう。

銅折葉 @domioriha

道３　刻１の判定：玉藻前が鵺を引き渡すよう指定してくる（ついでに呪詛も送り込む）。刻２の判定。鵺はＰＣ甲の傍を離れたがらない。彼女の意志を確認する。黒雲となって都を覆う鵺とは別の存在であり、無力であることを描写。

銅折葉 @domioriha

刻３の判定：逃げるか対決姿勢を出すかで演出は変化。ＰＣの因縁先に庇護を頼むか、玉藻前と交渉の場に臨むか。前者なら因縁との交渉、後者なら結界を敷く、兵を集めるなど有利な条件の構築。鵺を引き渡す、鵺を殺すなども演出に任せる。いずれにせよ計画段階とし、実行は道４で。

銅折葉 @domioriha

道４．玉藻前と鵺が登場。鵺を引き渡すと、玉藻前が鵺を強制支配して敵にする。刻１は鵺を取り戻す判定か、構わず倒す判定。構わず倒す場合敵は２人になり、敵のダイスは６個扱い。以後は決戦が続く。玉藻前は手加減して１ダメージのみ、鵺のダメージは均等に割り振る。以後戦闘が続く。

銅折葉 @domioriha

玉藻前と交渉する場合は演出を入れつつ彼女一人を敵として判定。手加減はしない。鵺がＰＣ１から離れないことがハッキリしているため、ダメージはＰＣ甲に集中する。 他のＮＰＣの庇護下に入る場合、玉藻前がそこを襲撃。ＮＰＣの庇護があるため玉藻前は全力を振るえない。ダメージは均等に割り振る。

銅折葉 @domioriha

状況に関係なく全滅しない限り玉藻前は撃退（あるいはＰＣ達が逃げ延びる）鵺はＰＣの手元に戻る。鵺が敵になった場合は玉藻前に使い潰される形で死亡し、戦闘終了後に無傷で再生する。ＰＣ甲が鵺をあえて拒絶した場合、ＰＣ甲に懐くことはなくなり、他のＰＣに懐く。ＰＣ甲は鵺の因縁を持ち越せない。

銅折葉 @domioriha

こんな感じで１話目。成長入れて２話目に続く。 次の演目から、開始時に「この鵺の因縁」を持っているＰＣは演目一ツの業をひとつ、自身の分限に関係なく特別に追加で覚え、使用できる。

銅折葉 @domioriha

２話目は猪早太が登場して鵺を狙い、彼もまた鵺の一部であることが発覚。鵺が演目のように繰り返される術式であることが分かり、猪早太が鵺を殺し取り込もうとしていること、また、少女を「鵺」から切り離す方法が示唆される。鍵になるのが頼政がかつて鵺退治で鵺を射抜いた鏃。

銅折葉 @domioriha

３話目で鵺（黒雲）を操作して鵺（少女）を取り込もうとする玉藻前が再登場。この鏃の入手をイベントとし、鏃を使用すると宣言したＰＣが高い成功数を出さないと鵺と少女が切り離せない戦闘。玉藻前的には少女は結界のバグなのでデバッグできないなら隔離したほうがまだマシという落とし所。

銅折葉 @domioriha

ＰＣの向きは基本的に無害な鵺（少女）を理不尽に使い潰され、自我を消される状態から守る展開。どのＰＣが、多少強引に鵺を占有しても、鵺（少女）としては幸せになれるという織り込みで考える。玉藻前を倒さねばという方向で持っていければ立場は修正可能だろう。

銅折葉 @domioriha

特定のＰＣにダメージを集中させていくことで、業を使ってカバーやダメージ軽減、他のＰＣが失敗によるダメージを受け持ってでも守るというチーム制を促したり、特定のＰＣに成功数を要求することでイベントが好転するなど、ダイス交換や振り直しの連携を強調させるという部分を少し意識する。

銅折葉 @domioriha

門に至る全体成功数と、特定の判定において求められる成功数が必ずしも一致しない、という状態で、最適解に揺らぎを与えていく。

銅折葉 @domioriha

ＮＰＣにかぐや姫、月の使者（戦闘用の玉兎）、彼女に求婚するＮＰＣ貴族、有象無象の貴族、彼女に求婚するＰＣ甲丙（打算系と純愛系？　父が魅了されて恨む子供、とかでもいいか）、藤原の使いのＰＣ乙、かぐや姫の宝物を狙うＰＣ丁、とかも面白いかな。

銅折葉 @domioriha

不老不死の薬で、使用宣言すると即座に命運が３点回復するとかそんなやつ。使うたびに因縁がひとつずつ消える。

銅折葉 @domioriha

都の夜、五条大橋に現れる美童、牛若丸こと源九郎義経の千本刀狩りを巡る顛末。 義経は作中より未来の存在であり、鞍馬魔王尊の加護を受けて世を大いに乱し暴れることを宿命づけられた天狗の子である。鵺によって時間の流れが曖昧となり、可能性世界が閉ざされたことで顕現した。 #鵺鏡シナリオ案

銅折葉 @domioriha

義経は大魔縁である御帝、崇徳院ととても近しく、そのお身体である御帝重仁親王もまた日本一の大天狗と呼ばれる事になる未来の存在であり、一説には義朝ではなく清盛の子とも言われる。まさに戦乱を生む存在であり、是外坊はこれを篤く見守っている。 #鵺鏡シナリオ案

銅折葉 @domioriha

義経の千本刀狩りの真の目的は、今剣と薄緑の二振りの太刀を求めてのもの。かつて源頼光が土蜘蛛退治に用いた蜘蛛切こそ薄緑であり、これはすでに義経の手にある。そして、もう一振り、歴史においてその存在の確たることが無い今剣はＰＣ甲が手にしている。 #鵺鏡シナリオ案

銅折葉 @domioriha

ＰＣ甲は今剣を持ち（シナリオ冒頭はその事実を知らないまま、）五条大橋を通りかかって義経に襲われる。ＰＣ乙は夜な夜な五条大橋に出現する刀狩りを突き止め、捕縛あるいは処断する目的で登場。ＰＣ丙は橋の下に住む人外であり、このところ橋がやかましいことに腹を立てて登場する。#鵺鏡シナリオ案

銅折葉 @domioriha

義経の薄緑は、ＰＣに対してＮＰＣダメージを与える場合ダメージを１点多くする効果を持つ。道１ではＰＣ甲を執拗に狙い、ＰＣ甲を死亡に追い込もうとする。死亡した場合ＰＣ甲は太刀を奪われるが、この場合身に帯びていたのは今剣では無かった（自宅にあるとかだ）事が発覚する。

銅折葉 @domioriha

道２、橋を離れると義経は追ってこれない。代わりに是外坊が今剣を渡すように要求してくる。薄緑の来歴がわかると、頼光がこれを知れば彼は新たな妖怪討伐の力を求めて義経から薄緑（蜘蛛切）を取り戻そうとする。

銅折葉 @domioriha

道３は義経、頼光、是外坊入り乱れての太刀の奪い合い。ＰＣがどの陣営に与するかで行動が決まる。頼光と義経がぶつかり合うのを静観する判断をした場合、太刀の所持の有利＋是外坊の妨害によって頼光は負け、現身は消滅する。判定は戦闘の余波など？