最近のラノベってさ

最近読み始めたラノベがことごとく(´・ω・`)だったので愚痴ってみたこと個人的なまとめ。
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梓川十三 @juzo213

今の時期、出来る限り新しいラノベに触れて市場の知識と世界観を広げたいところであるが、このところ新しいラノベ買うたびにがっかりするのでちょっと心折れてる。

2011-01-26 02:54:19
梓川十三 @juzo213

昔は良かったとか言う作家は生き残れない気がするので頑張りたいところだけど、自分の作りたくないものを作る努力をすることに絶望感を覚えないでもない。結局の所、なんで創作するのって根本的な問題に落ち込むわけで。

2011-01-26 02:55:58
七咲おろろ @mogumogu_sugoi

@juzo213 サクラダリセットとか空色パンデミック読んどけ

2011-01-26 02:58:53
梓川十三 @juzo213

サクラダリセットと空色パンデミック。ちぃ覚えた。

2011-01-26 03:02:20
梓川十三 @juzo213

陽は陽で微妙なラインをついてくる人間だと思って疑わない。シンギュラリティコンクェストが一番興味あるかも。 RT @you96: 最近だと「シンギュラリティコンクェスト」「スワロウテイル人工少女販売処」「ベティ・ザ・キッド」がおすすめラノベ(?)になるのかなー

2011-01-26 03:34:43
梓川十三 @juzo213

90年代からの文脈に乗っ取って正統派なストーリーを出してくる作家がいる一方で、萌え豚要素をいかに効率よくかき集めるかという物語を突き詰めてくるような作品があって、その辺がごっちゃになっているのでなんともカオス。

2011-01-26 03:37:25
梓川十三 @juzo213

今さっき読んでた『これはゾンビですか?』にしろ『僕は友達が少ない』にしろ、どうにも俺が拒否反応を持ってしまうのはまず萌え要素を揃えるという作業ありきのストーリーラインだと思う。そしてそれをやることが商業的に必要なのだというのが理解できる一方で、その強引さについて行けない自分がいる

2011-01-26 03:39:52
梓川十三 @juzo213

しかし、今も昔もその作業は行われてたわけで、過去の多くのラノベにおいては複数のヒロインが登場していたんだけどね。

2011-01-26 03:44:09
梓川十三 @juzo213

最近のラノベで萌え要素をまず揃えるという意志が明確に見えてしまうのは、たぶん昔のラノベでは3冊くらい書けて揃えてたパーティを今は一冊でとりあえず全部出さないと行けないような風潮が、新興系のラノベレーベルに多いんじゃないかという疑惑。自然と強引な展開にならざるを得ない。

2011-01-26 03:45:10
梓川十三 @juzo213

あとはまぁ、その強引さをどうにか読めるようなストーリーに押し込める手腕というか、論理的展開力みたいな意味での文章力のが正直不足してるんじゃないかなと思うわけです。書き手としての自分の実力を棚上げして申し訳ない話だけど、素直に感じることとして。

2011-01-26 03:46:32
梓川十三 @juzo213

だから、女の子だらけの環境に放り込まれる、あるいは引き込まれるという状況で開始されるラノベというのは書き手にしたら難しい状況にあって、世界観の説明、ストーリーの方向付け、キャラクターの紹介を同時進行でやらなきゃならない。

2011-01-26 03:49:36
梓川十三 @juzo213

これを単純に文章に並べれば説明臭くなるのでダイアローグに忍ばせたり、地の文でちょっとずつ説明したりしなきゃならない。基本的なシナリオに構成おいて序幕・本幕・終幕で考えると比率は1:2:1と言われているので、序幕でだいたいのことを説明しようとすると70ページくらいでやらなきゃいかん

2011-01-26 03:51:52
梓川十三 @juzo213

よくあるラノベ教本で言うに、つかみはばっちり展開を求めて最初に数ページで何かやらかそうとすればさらにプレッシャーが高まる。はてさて、これを上手く成し遂げるのにどれだけの文章力が要求されるのか。というか、無理なんじゃないの、その要求が破綻してるんじゃないのと思うばかりである。

2011-01-26 03:53:32
梓川十三 @juzo213

しかし女の子が小出しにされたり、あるいは世界観が全く説明されずに徐々に開かされていくラノベというのはどうやら今、売れないのと書くのに実力を要するのとであんまり見当たらない。なんともなぁと思う今日この頃である。その中で自分がどんな小説を書いていくかという所にも行き当たってウワァア!

2011-01-26 03:56:52
梓川十三 @juzo213

とかまあ、今の世の中にぶーたれてても前に進めないので、途中で投げ出したはがないの1巻をもう一度手にとって読み直す作業が始まる。

2011-01-26 03:59:27