《福島民友社説「【復興の構図・ゆがみの構図】悩ます『意識高い系』『押し付け』に困惑」2016年2月1日」引用と感想》

福島県地元新聞の引用紹介と自己ツイートをまとめました。 福島県内で「意識高い系」という言葉を理解する成人がどれだけの比率で存在するか疑問だし、「意識高い系」の全てが脱原発系の人間であるかのような社説子氏の書き方には多大の違和感が残ります。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

福島民友ニュース 社説 【復興の道標・ゆがみの構図】悩ます「意識高い系」 「押し付け」に困惑 2016年02月01日 09時51分 minyu-net.com/news/news/FM20… 以下、引用)

2016-02-01 22:33:23
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用開始)  「『福島の問題は日本そのものの問題。県民は解決のために立ち上がるべきだ』と期待を押し付けるのは、もうやめよう」。精神科医の堀有伸(43)は反省を込めて語る。 @karitoshi2011

2016-02-01 22:36:43
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)  うつ病患者の診療などを通じ、欧米と異なる日本社会の特質に関心を持つようになった。個人が集団の中に埋没して「お上に従い」、それぞれが考えることをしない傾向が強いという点などだ。原発への姿勢は、まさにそれだった。 @karitoshi2011

2016-02-01 22:37:15
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)  「日本人の弱点を突く出来事だ」。国民のほとんどが信じ切っていた「安全神話」を崩壊させた東京電力福島第1原発事故をそう捉え、2012(平成24)年4月、東京の大学病院を辞めて南相馬市の病院で働き始めた。「『原子力ムラを打倒したい』と無意識に考えていたかもしれない」

2016-02-01 22:38:18
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続) 被災地ではしばしば戸惑いを感じた。NPOを組織して災害精神医学の勉強会などに取り組んだが、住民の関心は低調だった。逆に人気を集めたのはラジオ体操。高い理念の活動ほどうまくいかず、地味なものほど信頼された。次第に、自分が住民に過剰な期待を押し付けていると考えるようになった

2016-02-01 22:39:45
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)  原発事故などの問題を何とかしたいと考える県外の人が、その共通認識を県民に求め、「福島県民にこそ問題解決に取り組んでもらいたい」と望む構図に気付いた。 @karitoshi2011

2016-02-01 22:40:40
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)「原発事故の極悪非道さを強調すれば県民は立ち上がると考え、『ここに住んでいたら必ず健康被害が出る』などと外からのメッセージを送るのも、同じ構図だろう」 @karitoshi2011

2016-02-01 22:41:18
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)   「東京電力や政府に、福島県民はもっと怒るべきだ」。社会問題への意識の高い人が県外から発するそうしたメッセージは、時として県民を困惑させてきた。 @karitoshi2011

2016-02-01 22:42:28
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)   「適正な賠償を要求することは必要だが、だからといって東電を糾弾しているだけではどうしようもない」。 @karitoshi2011

2016-02-01 22:43:22
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)福島大うつくしまふくしま未来支援センターで復興支援に当たる同大教授の初沢敏生(54)は、原発事故で表面化した県民が抱える課題は国や東電だけで解決できる単純な問題ではないことを、外部の人に知ってほしいと考える。 @karitoshi2011

2016-02-01 22:43:55
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)「『福島の問題は特殊』と県外の人は考えがちだが、実際に直面しているのは少子高齢化や人材の流出など、各地が抱える悩みと変わらない」 @karitoshi2011

2016-02-01 22:44:40
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用続)  堀は4月、「ほりメンタルクリニック」を南相馬市鹿島区に開院する。「原発事故という『日常を超えて起きた出来事』に対峙していると考えると、人は傲慢になる。これからは一人の大人として地域社会への役割を果たすことに専念したい」(文中敬称略) (以上引用終了

2016-02-01 22:46:34
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

以下、感想等) 社説のタイトルに使われている「意識高い系」という言葉は本文の中には1度も登場しないが、この社説全体で言わんとしていることに「意識高い系」の人々への批判又は揶揄が強く含まれていることは、明白に理解できるだろう。 @karitoshi2011

2016-02-02 01:42:24
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

感想等続) 社説本文よりも分かり易く言い直せば「原発事故が発生した現地である福島県の人々の怒りなり反発なりを軸にして、『脱原発』『反政府』運動を盛り上げようとして福島県内に入り込んで来たり言論で利用しようとしてきた人たちがいる。それは県民自身の希望には沿わないものだ」という話だ。

2016-02-02 01:51:48
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

感想等続) 「原発事故を利用して、自分たちの思想や主張を、被害者である福島県民に代弁させる形で日本全国に広めようと考えて福島県に入ってきたり、福島県民と関わりを持とうとした人たちは、想像したように事が運ばず、苦戦していいるだろう。それは、私も同意する。

2016-02-02 01:57:23
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

感想等続) 被害者である住民に取って大事なことは、加害者の糾弾以前に、自らの被害の救済なのだから。ここから先は、私と社説子では、意見が異なる。原発事故は、加害者と被害者が存在する事故である。したがって、救済や賠償の責任は、加害者である日本政府と東京電力にある。怒りではなく、請求だ

2016-02-02 02:05:21
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

感想等続) 福島県民の怒り方は、確かに彼らを利用しようとしている人たちが考える方向には向かっていない。あるいは、社説子にも理解できていないのかもしれない。表面に感情が表れにくいのが、福島県民の特性だからだ。まだ日本政府も東京電力も福島県庁も原状復帰できないとは言っていないから。

2016-02-02 02:32:43
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

感想等続) 社説子が文章の後半で引用している初沢敏生氏の言葉は、福島県民多数の感覚からは。かなりかけ離れているだろう。少子高齢化や人口流出は、確かに福島県にとっても大きな問題だ。が、原発事故のことを忘れているのではない。日本政府や東電が福島県を軽視している事は心の裡に残っている。

2016-02-02 02:46:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

感想等続)社説のたいとるにある「ゆがみ」は、福島県民の怒りを利用しようと考えている人たちにもあるだろう。がそれ以上に、このような県民感情から離れた文章を社説にする福島民友も、ゆがんでいるのではないか?まだ「終わり方」さえも見えない原発事故が、過去の出来事のようにゆがんで見えるなら

2016-02-02 02:53:26