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遠野を舞台にした歴史ファンタジー『ヤマユリワラシ』の著者解説Tweetまとめ

『ヤマユリワラシ』の著者・澤見彰さんの解説Tweetまとめです。遠野や供養絵額の説明など
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澤見 彰 @kemukujalove

「ヤマユリワラシ」見本が届きました!何度経験しても最高潮に嬉しいものです。特に今回は色々と苦労があったので感無量。担当さまはじめ、げみさん、遠野博物館の方にも本当にお世話になったのでした。 pic.twitter.com/EtYxOlZxRG

2016-01-20 11:07:07
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澤見 彰 @kemukujalove

「ヤマユリワラシ」(ハヤカワJA)。あまり耳慣れない「供養絵」ですが、遠野市立博物館に取材に行ったところ、とっても詳しく教えてもらえたのです。本書の後書きにも書きましたが、このセンターの研究員さんのおかげで物語が決まりました。 tonoculture.com/tono-museum/

2016-01-25 00:49:59
澤見 彰 @kemukujalove

遠野文化研究センターのM様は尋ねたことに全て答えてくれるスーパーレディでした。まだまだ面白いお話を聞けそうな気がします。またお会いしたいものです。

2016-01-25 00:52:55
澤見 彰 @kemukujalove

遠野取材といえば…遠野駅近くの喫茶店に河童の着ぐるみ姿の店員さんがいてフツーに「あ、こんにちは」とか挨拶しました。あえてツッこまなかったけど、また訪問してみたいです…

2016-01-25 00:57:07
澤見 彰 @kemukujalove

【電子書籍版も配信中】『ヤマユリワラシ ー遠野供養絵異聞ー』 電子書籍版も無事刊行したようです。こちらからも、ぜひどうぞ! 少しずつ感想を頂けて、とっても励みになっています。ありがとうございます♪ pic.twitter.com/QIQWKCPMK6

2016-02-01 03:22:05
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澤見 彰 @kemukujalove

早川書房様より、『ヤマユリワラシ -遠野供養絵異聞ー』が刊行されて一週間ほど経ちましたので、物語を構成する上で参考にさせて頂いたネタなどを、少しずつご紹介していければと思っております。 まず、物語のキーワードになっている供養絵。これは本当に遠野を中心に現物が残っています。

2016-02-01 15:03:07
澤見 彰 @kemukujalove

供養絵額は、遠野市立博物館にも展示されていますし、遠野にあるお寺さんにも数多く飾ってあります。お寺には、アポなしでふらっと訪れても、住職さんがいればきっと案内してくれます。中でも善明寺さんは、天狗の爪?らしきものも残っている不思議スポットです。

2016-02-01 15:06:37
澤見 彰 @kemukujalove

遠野に数多く供養絵額を残した外川仕候という人は、実在の人物で、主人公市五郎のモデル。そしてこの絵描きのオジサマ……かの有名な『遠野物語』でも1エピソード登場してます。(遠野物語拾遺194)ここでも例の狐と戦っているので、探してみて下さい。

2016-02-01 15:20:29
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話②】 こぼれ話のつづき…実在にある供養絵額は、板に和紙を貼りそこに直に絵を描いたようです。浮世絵(版画)とはまた違うのですね。そのあたりは、『ヤマユリワラシ』の巻末にある、遠野文化研究センターの研究員様の解説がとても参考になります。つづく…

2016-02-03 13:08:08
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話②-2】 江戸時代の絵具というと今の日本画の材料になるのでしょうが…著者もお絵かき教室(^^;)でちょっとだけ日本画を経験しました。なので、絵師げみさんに表紙をお願いできたのは、とっても嬉しかったなぁと。

2016-02-03 13:20:03
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話②-3】 ちょっと話が脱線しました。本作の主人公・供養絵師市五郎と対する多賀神社の多賀狐という怪も、「遠野物語」に登場します。通りかかる人の魚を盗んだりする、悪戯っ子らしい愛嬌ある怪ですが、そのあたりも多賀狐のイメージの参考にさせて頂きました。

2016-02-03 13:23:54
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話③】 もう一人の主人公・桂香のモデルは、げみさんの表紙絵からもおわかりの通り、ザシキワラシです。こちらももちろん「遠野物語」に出てきます。市五郎さんや多賀狐より有名ですから、やはり数々お話が残っているようですね。

2016-02-05 14:01:00
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話③-2】 一般に家を栄えさせてくれると言われるザシキワラシですが、逆に出て行て行かれてしまうと、その家は没落するのだとか。作中の桂香はもちろん人間の女の子ですが、彼女の生い立ちや、周りの人たちの境遇には、そんなエピソードを入れてみました。

2016-02-05 14:09:44
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話③-3】 そんな「遠野物語」を参考にした桂香の養父の末路は……担当さんは「さすがにこれはあまりに可哀想(泣)」とおっしゃいましたが、ちょっとドキっとする話も入っていいかな、と思いましたので入れました(笑)。詳しくは本編をご覧ください。

2016-02-05 14:10:17
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話④】 今日は少し「遠野物語」から離れて、物語のもう一つのキーワードになっている三閉伊一揆のことを。 供養絵額のお話を書くと決めたとき、一揆の内容を盛り込むことになるとは、自分も予想していませんでした。

2016-02-06 11:37:27
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話④-2】 一揆の話を入れると決めたのは、遠野現地取材で市立博物館の方にお話を伺った時。遠野の成り立ちから歴史・習俗の話になり、やがて有名なモノの話になったとき「南部駒(馬)と一揆ですね」と伺って、しばし耳を疑ったのを覚えています。

2016-02-06 11:41:51
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話④-3】 名物に一揆とは? 気になって仕方がありません。 取材中よく耳にしたのは、遠野には「二面性」があるということ。開けた文化もありつつ神秘的な部分もあること、そして豊かさと貧しさが混在すること。その二面性の一つに「一揆」があるのかもしれません。

2016-02-06 11:45:13
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話④-4】 そして一揆のことを調べるうちに、こんなに凄まじいことがあったのだと驚愕せずにはおられませんでした。最も驚いたのが「仙台越訴」のこと。盛岡藩の領民が、仙台藩に逃げて訴えを起こすというものです。江戸時代にこんなことができるものだろうかと・・・

2016-02-06 11:52:25
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話④-5】 自分のは付け焼刃の知識ではありますが、盛岡藩の一揆について書かれた本は数多くあります。専門に研究なさっている方もおられるでしょう。自分ももう少し勉強をして、また何かの物語の題材にできればと思っています。

2016-02-06 11:55:52
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話⑤】 供養絵額の話に戻ります。 世にも珍しいというか、ビビッドな死者の絵が、なぜ江戸や上方では流行せず、遠野近辺だけで広まったか。物語を書く前に、そのことが何より気になったことを覚えています。

2016-02-07 18:57:03
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話⑤-2】 研究員さんに聞いたところ(遠野文化研究センターのスーパーレディです)、「私どもの見解ですが…」と答えてくださいました。 遠野は中継貿易地。内陸と三陸沖の両側から様々なものが流入してきます。外からたくさんのものを受け入れる土壌が元からあった。

2016-02-07 19:10:44
澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話⑤-3】 当時江戸では「死絵」という絵(こちらは寂しげな絵です)が流行していて、遠野に流入。それが遠野で供養絵額に変化したのではないか。且つ開かれた遠野は信仰もおおらかであり、それゆえ明るく楽しげな供養絵額ができあがったのではないか。と言うのです。

2016-02-07 19:13:19
澤見 彰 @kemukujalove

神保町の東京堂書店様と、新百合ヶ丘の小田急ブックメイツ様にお邪魔させて頂きました。お忙しい所誠にありがとうございました。 有難いことに『ヤマユリワラシ』のサイン本置かせて頂いております。 赤い山百合が目印。 写真は東京堂書店様にて。 pic.twitter.com/TBHWF5VrJa

2016-02-10 11:53:56
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澤見 彰 @kemukujalove

神保町の東京堂書店様と、新百合ヶ丘の小田急ブックメイツ様にお邪魔させて頂きました。お忙しい所誠にありがとうございました。 有難いことに『ヤマユリワラシ』のサイン本置かせて頂いております。 赤い山百合が目印。 写真は東京堂書店様にて。 pic.twitter.com/TBHWF5VrJa

2016-02-10 11:53:56
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澤見 彰 @kemukujalove

【ヤマユリワラシ・こぼれ話⑥】 また遠野物語の話になりますが、「ヤマユリワラシ」の中には、外川仕候、多賀狐、座敷童のほかにも、遠野物語を参考にしたエピソードがいくつかあります。 遠野の成り立ちとして挿入した、早池峰山・六角牛山・石神山に住む三女神の伝説もまた一つですが。。。

2016-02-10 12:18:57
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コメント

奥村勝也 @kokumurak 2016年2月5日
まとめを更新しました。
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奥村勝也 @kokumurak 2016年2月8日
2月8日(月)まとめを更新しました。今回は「三閉伊一揆」に関して著者さんが追記されています。
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奥村勝也 @kokumurak 2016年2月12日
まとめを更新しました。
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奥村勝也 @kokumurak 2016年2月14日
遠野を舞台にした歴史ファンタジー『ヤマユリワラシ』の著者さん解説Tweetまとめを更新しました。
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奥村勝也 @kokumurak 2016年2月14日
遠野を舞台にした歴史ファンタジー『ヤマユリワラシ』の著者さんTweetまとめを更新しました。
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奥村勝也 @kokumurak 2016年2月17日
遠野を舞台にした歴史ファンタジー『ヤマユリワラシ』の著者さんTweetまとめを更新しましたよ。
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奥村勝也 @kokumurak 2016年2月23日
遠野を舞台にした歴史ファンタジー『ヤマユリワラシ』の著者Tweetまとめを更新しました。今回は写真もたくさんあるよ!
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奥村勝也 @kokumurak 2016年3月1日
遠野を舞台にした歴史ファンタジー『ヤマユリワラシ』著者Tweetまとめを更新しました。鍋倉山ってこんなところだったんだ、いいとこだなあ、遠野。3/1更新。
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奥村勝也 @kokumurak 2016年3月10日
遠野を舞台にした歴史ファンタジー『ヤマユリワラシ』(ハヤカワ文庫JA)のまとめを更新しました。取材旅行のお話の続きになります。
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奥村勝也 @kokumurak 2016年3月18日
遠野を舞台にした歴史ファンタジー『ヤマユリワラシ』のまとめを更新しました。今回は著者の澤見彰さんの「遠野への御礼詣で」のお話です。遠野行きたい……。
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