チケットの転売ビジネスについて考える

極東の珍獣 @ashikagunso

チケットの転売ビジネスについて考える — ACPC会長／ディスクガレージ代表取締役社長　中西健夫氏インタビュー | Musicman-NET musicman-net.com/sp/report/155.…

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欲しい人に平等公平にチケットを販売できれば転売市場は不要だが、それは「完全な共産主義社会が成立すれば資本主義は過去の遺物になる」というのと同じ。理論上は正しいけど現実的には不可能

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転売対策にファンクラブ限定販売+顔認証は確かに有効だけど、多ステ上等の太いファンやFC入りたくても入れない海外ファンを切り捨てることになる。20年前にはSMAPやのりピーはアジア最強アーティストだったが、今では完全にK-popに取って代わられてしまった。

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YoutubeでPV見放題、アーティストを知りたければインスタtwitterニコ生と無料で何でも見れる中、有料ファンクラブの付加価値は実質的にライブチケットの抽選参加費になってしまった。実際アミューズさんではファンクラブ会費はライブ事業の売上として計上してるわけで…

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日本型ライブビジネス業界、流通段階では恐ろしいことに誰一人儲かってない。誰かが甘い汁吸ってるとかの構造がなくてみんな等しく貧乏という。日本国内だけで成立するならファンは安くライブ見れるからお得かもしれないけど、日本市場はどんどん縮小するわけで、うーん…

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転売市場で生み出されてる利益(買値と売値の差額)は年間たぶん200億円くらい。これは日本中のプレイガイドとプロモーターの営業利益を全部足し算した額よりたぶん多い。そら転売に腹立てますよね…

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…という状況まで、中西会長がご存知なことがちょっと意外でした。2次流通プラットフォームはプロモーターやファンの敵ではなく味方になれる、はず。 musicman-net.com/sp/report/155.…

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転売出品されてるチケットの中で実際に売主がチケットを持っている比率は、たぶん半分以下だと思う。いわゆる「空売り」。1枚のチケットが転売市場で3回転4回転することも珍しくない。これは業界的にはあまりよろしくない。チケットの必要以上の高騰はこれが原因のかなりを占める

極東の珍獣 @ashikagunso

転売で超高騰するチケットは2通りある。一つは「超良席」これはし仕方ない。1列目ど真ん中を20万円で買いたいファンはいる訳で、チケットにその価値がある。もう一つは「高値つかみ」抽選当落の直後に慌ててスッ高値のチケットを落札しちゃう。これは不幸。対策は落ち着いてもらうしかない

極東の珍獣 @ashikagunso

なので「当落出た瞬間にxxx枚も出品されてる！転売目的なら買うな！」と怒ってる人は間違い。そこで出品してる奴は実際にはチケット持ってなくて、慌て者に高値でチケット売りつけて後で安いチケ仕入れて儲けようと企んでる。抽選で当たったかどうかは関係ない…