2011年1月27日

原田さんによる野鳥と鳥インフルエンザに関しての提言

昨日は口蹄疫情報よりも鳥インフルエンザの方が話題としても多かったようです。なんで口蹄疫情報まとめは今日はお休みし、こちらをまとめます。 関係者による一提言として参考になると思います。この件は冷静に対策を考えていくべきでしょう。家畜とは違った対応が求められます。
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原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル①】高病原性鳥インフルエンザが野鳥に飼鳥にも発生している中で、「野鳥対策進まぬまま」(朝日新聞)のような指摘がある。野鳥の検査は環境省、なんて言うと「縦割り行政」と責められそうだけど、ちょっと冷静に考えてみませんか、という連続ツイをします。

2011-01-26 23:19:35
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル②】現在の野鳥での鳥フル検査体制ができたのはH20年度。19年の宮崎・岡山での高病原性鳥インフルエンザの発生を受けて、野鳥での検査を家きんを含めたサーベイランスの一環として位置付けたもので、これ以降は野鳥~家きんのシームレスな鳥フルモニタリングが可能になったもの。

2011-01-26 23:19:47
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル③】野鳥のサーベイランスの目的は、①野鳥が海外からウイルスを持ち込んだ場合の早期発見と②高病原性鳥インフルエンザが国内で発生した場合のウイルス感染状況の把握、としてるけど、②は京都で発生した時に(感染鶏を食べた)カラスでのウイルス検出を踏まえたもので通常は稀。

2011-01-26 23:19:59
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル④】従って、野鳥のサーベイランスの主目的は海外からの鳥フル侵入を早期にキャッチするためのもの。韓国でのAI感染を監視することと同じ目的。そういう意味では、今シーズンのように韓国での発生拡大、日本で野鳥の発生確認と、国内発生前に予兆は把握できたので目的達成済み。

2011-01-26 23:20:01
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル⑤】だから野鳥の検査と家きんの検査を同列に扱って、そのスピードを比べたり、同じ意義を見いだそうとすることには無理がある。例えば、検査スピード。家畜の防疫は確実さよりスピードが命。万が一を考えて、移動制限などの措置を講ずる必要が。野鳥の場合とは事情が異なる。

2011-01-26 23:20:02
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル⑥】インフルエンザ検査自体、野鳥の場合は、死んでいる場合が多く、鶏ほどの感度もなく、ウイルス量も少ないため、頑張っても家きんの2~4倍の時間と手間がかかるし、正直、検査を担当する大学だってこればかりしている訳ではない。要は求めるスピード感が家きんとは違うのだ。

2011-01-26 23:20:04
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル⑦】現在の野鳥サーベイランス・システムは農水省と環境省が協議を重ねて、それぞれが持っているアセットを活用したもの。山や湖で死んでいる野鳥の回収や検査を家畜保健所が担当したら、本業に触りますよ。県の実態により協力体制作るにしても、役割分担は必要で、縦割りではない。

2011-01-26 23:20:06
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル⑧】この様に家きんの防疫のためには十分、役割を果たしている野鳥の鳥フル検査を、野鳥の保護にどう活かすかは別問題。一部の報道に「家畜伝染病予防法では野鳥を殺処分できない」とかいう指摘があったけど、当たり前だのクラッカー。野鳥と家きんは省庁の壁を維持して別物扱いすべき。

2011-01-26 23:20:08
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル⑨】野鳥は様々な要因で死ぬ訳で、鳥フルもその原因の一つに過ぎない。餌付けにより過密状態におけば、ウイルス、細菌のみならず毒物や野獣の犠牲となって大量死もあり得る。無理な餌付けを止めて、分散越冬をどう進めるか、が重要名のはないか、と素人的に考えます。

2011-01-26 23:20:10
原田 英男 @hideoharada

【野鳥と鳥フル10】現実に、野鳥で鳥フルが発生すれば、周辺地域の立入規制、消毒、関係業者への経済的な負担など、家畜伝染病予防法では対応できない問題も多く、かと言って野生動物保護の観点も逸脱する現象もあり、渡り鳥を保護して来た地域住民との調整も必要になる。どんな工夫ができるのか。

2011-01-26 23:20:11

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