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mentane @mentane
次のテーマに行こう。感情貯金と自尊感情について。
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この方の一連のツイートからこの辺の話もしておかなきゃな、と思ったので。この方の「自尊感情」というものの定義をぼくは理解していないし、そこにこだわる必要もないと思うので、連想的にちょっと近そうなことを適当にツイートします。 twitter.com/raurublock/sta…
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彼の「自尊感情」定義とぼくがこれからする話が一致するかどうかはわからないので一応独自概念として「自己肯定感」という言葉を当てて、別概念としておきます。
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感情貯金の話はメタファーである。当然、体の中に感情をためる貯金箱があるわけではない。ただ実際に起きていることを観察していて、そんな風にたとえて仮説を立ててみると、案外うまく説明できそうだな、という話。時々、メタファーをメタファーとして理解しない人がいるので念のため。
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以前から承認欲求の充足ということに興味があった。承認欲求が足りていないと思われる人は様々な形で他者からの承認を求める行動をする。「自慢話」「謎がらみ」「哀れな私アピール」「攻撃」「不機嫌アピール」「過剰に褒めてくる」「同意を強く期待する発言態度」などなど。
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承認欲求が満たされていない人はいつも同じように承認を求める態度のなのかというとそうではない。時と場合によって落ち着いているときもあれば、周りの人が迷惑するほどに過剰なときもある。どうもその人の置かれた状況や精神状態によって変わるらしい。
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そこでぼくは感情貯金というメタファーを導入した。人から「優しくされる」「好かれる」「自分の存在を認めてもらえる」「愛される」といったことを受け取る、つまり承認欲求が満たされるときに感情貯金が貯まる。この感情貯金の残高が十分にあれば、ストレス耐性があがり、精神的に安定する。
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ただ、その説明だけでは解せない現象もある。それが「愛喰い虫」問題だ。
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世の中にはあまり他人からの承認を必要とせず、ひょうひょうと、でも楽しそうに生きている人間がいる。感情貯金の消費量が少ない省エネタイプだ。一方、いくら周りががんばって承認しても「まだ足りない!」と求め続ける人間もいる。いくら愛を食べても食べたりない「愛喰い虫」のようなタイプである。
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このタイプには「いくらバケツに水を汲んでも、バケツの底に大きな穴が空いていたら一向に足りない」というようなメタファーが充てられることもある。このバケツの穴の大きさを決定するのが「自己肯定感」だと理解している。
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自己肯定感とは文字通り、自分で自分を肯定する感覚、能力だと理解してほしい。たとえば、料理を作ったとする。できた料理を食べてみたら良い出来でうまい。「今日はいつもよりも上手に作れたな」とうれしい気分になる。このとき、自分で自分を肯定している。
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ぼくは先ほどパワーポイントで以下の図を急ぎで作った。できあがると、大変にうれしい。「なかなかの出来なんじゃないの?」と自己理想低めのぼくはすぐに満足するw 周りに言わせると、「君はいつも自画自賛している」と言われる。 pic.twitter.com/eghNpEmrD7
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またぼくはときどき人と約束していたことをすっかり忘れてすっぽかしてしまったりする。当然、大変に申し訳ない気持ちになる。とりあえず、謝るしかないので謝る。そして、ひとたび謝って他の話題に移れば、すっぽかしたことはもう過去のことになり終わってしまう。落ちた気分もまた元に戻っている。
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多分、頭の中で自動的に「すっぽかしてしまったことは完全に自分に非があって、とにかく謝るしかないが、やってしまった後にそれを悔いても意味がない。きちんと謝るというやるべきことをまずはちゃんとやって、あとは今後すっぽかしが起きない作戦を練ろう」と考えているのだろう。
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そしてきちんと相手に対して謝ったことについては「うん。謝るというのは気の重い作業ではあるが、こんかいはきちんとそこはやった。偉いぞ俺」のように自己肯定が行われている。半分、無意識的ではあるが。また「過ぎたことをくよくよしても仕方ないよ」と自分を慰める思考も自然とわいてくる。
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このように自己肯定感というものは、自分の心の中にある自画自賛機能、自己回復機能として働き、結果として感情貯金の消耗を防ぎ、時には貯金を増やす。そのため、他者から受け取る承認が少なめでも感情貯金はたまっていく。作り笑顔ではなくいつも機嫌がいい人というのはたいてい自己肯定感が高い。
mentane @mentane
一方、自己肯定感が低いということは、自画自賛機能が働かないので自分一人では感情貯金はたまっていかない。自分が失敗したり、他人からの攻撃に晒されたときも、その衝撃を和らげる自己回復機能が働かない。だから、どんどん感情貯金が減っていく。これがバケツの穴の正体なのではないか。
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自己肯定感が低い人はshould「~すべき」「~してはいけない」という義務感が強く、自分のあるべき姿、自己理想が非常に高い。多分、多くの場合は生育環境において親から期待されてきたものだと思う。その非常に高い完璧な自己理想に届かない自分を感じ、胸を痛めて感情貯金を減らす。
mentane @mentane
自己肯定感の低さは感情貯金の低下を生み出す。感情貯金の低下は人間関係における奪い合いの悪循環ループに足を踏み入れさせる。悪循環ループは現実を悪化させる。悪化した現実は理想に届かぬ自分を痛感させ、自己肯定感を下げる。自己肯定感が下がると感情貯金が……感情貯金低下の負のスパイラルだ。
mentane @mentane
さて自己肯定感とバケツの穴、そして感情貯金低下の負のスパイラルについてツイートしたので、次は「どのようにしたら感情貯金は増えるのか?」という問題だ。この話がないと確かに気持ちが暗くなるだけである。
mentane @mentane
あ、その前にもう一つ。「脳内の親」という話をしなくては。
mentane @mentane
自己肯定感というのは生育環境、特に親や身近で自分を育ててきた者がどのように関わってきたかということに大きな影響を受ける。たとえば親が子どもの失敗を気にせず、チャレンジすること自体を高く評価するような親であれば、子どもは親からの承認を受け取るためにチャレンジするようになる。
mentane @mentane
逆に親が子どもの至らない点、失敗した点に注目し、「お前はいつもダメで失敗し続けている」と咎め続けると、親からのプラスの承認を受け取れない。それだけではなく、マイナスの承認、攻撃を受け取り続け、それを避けるために「失敗しないこと、(既に)有能であること」を目指す。
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そういった親との関わりは脳内に対人関係の基本パターンとして蓄積され学習されていく。その結果、子どもがある程度成長し、その場に親がいなくても「もしも自分の親ならこのように今の自分の行動を評価するであろう」という思考が自然と無自覚に生まれるようになる。これが「脳内の親」だ。
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コメント

まめ太 @ayato16160267 2016年2月10日
すごく納得します。私は生まれた時は肯定型の親でしたが、婚家は否定型の親です。まず否定から入るという面倒くささです。 失敗した時に掛けられる言葉がまず違います。肯定型は「次がんばれ、」ですが否定型は「またか、」です。何度も類似の失敗をすると、否定親は、一纏めで同じ失敗を繰り返すと判断し、肯定親は、過去は忘れてるので個別パターンと認識してましたね。
まめ太 @ayato16160267 2016年2月10日
両者を比べると、否定親は神経質です。ストレスに弱く、その為か綺麗好きでもあります。ストレスに弱いのは本当なので家族内では優遇です。つまり、家庭内で格差が存在します。そういう事がぜんぶ見えていると別段気にならなくて、ストレス回避だなーとか余裕で受け止められますが、この構図が解かっていなかった時は苦しかったですね。生まれた時から否定親だと比較が出来ないので、親が正しいと思ってしまうでしょうね。
さめり👑🚒 @samesameko2 2016年2月13日
自分もしかしたらこれ出来始めてるやも。気分には寄るんだけど
まるい りん @maruirin 2016年2月15日
自分は習得型だなあ。何やっても最初は全然上手くいかなくて人の倍以上の努力が必要だけど、あんまり気にしない。結局やり続ければできるようになるんだから。
frisky @friskymonpetit 2016年2月15日
宮台は「まったり革命」で、本田は「萌え」でこの問題をクリアしようとした(が、うまくいってない、いまのところ)。この手法はどうだろうか。
frisky @friskymonpetit 2016年2月15日
恐らく社会が「証明型」を要求し、自己肯定感不足を消費・労働サイクルに組み込むのではないか、という淡い予測がある
まるい りん @maruirin 2016年2月16日
手塚治虫が証明型だとしたら、水木しげるは習得型な気がする。飄々と生きるてる人は習得型が多いけど、一般的に社会的に成功しやすい人は証明型が多そうなイメージ。
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