- shosho_1955
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Day1 さて、昨年末の久米島旅行記書き始めます。もちものはいろいろあるけれど、旅の友は梅棹忠夫の「モゴール族探検記」と沖縄の地質の本。梅棹忠夫はいろいろば意味で尊敬している学者。そして,旅行に欠かせないノイズキャンセリング・ヘッドフォン。静寂の中,沖縄に向かう。
2016-02-11 18:51:00久米島旅行記Day1 他にはドローン1台と練習用の室内専用ドローンが1台。さらにMacBook, iPad mini, iPhone。那覇到着は昼頃。
2016-02-11 18:51:43久米島旅行記_Day2 11時頃久米島空港に着。レンタカーで走り始めたら、早速迷ってサトウキビ畑の真ん中へ。久米島はかつては水田の多い島だったが、現在ではサトウキビ畑が多い。ヤギの写真を撮影。 pic.twitter.com/ZKxvyLKcaq
2016-02-11 19:07:45久米島旅行記_Day2 年末だったので、沖縄そばの店は休み,久米島博物館も休み,朝買った残りのパンを食べて昼食に。久米島ほたる館へ。一度通り過ぎてしまったのだが、「もしかして」と思って戻ったらそこだった。ここはおもしろかった!goo.gl/tE629n
2016-02-11 19:12:50久米島旅行記_Day2 久米島ホタル館は入場料100円。学芸員の方に30分ほど私一人だけのために説明してもらう。クメジマボタルは水生としては日本に3種類いるホタルの一種。しかしながら,現在絶滅の危機にある。
2016-02-11 19:14:59久米島旅行記_Day2 クメジマボタルはかつて久米島のいろいろな渓流にいた。赤土が渓流に流れこむとホタルの幼虫が巣から出られなくなり大きなダメージがあるのである。他に生きているハブ,カラスバト,ゴマハゼなどの展示があった。 pic.twitter.com/8UVaf5t744
2016-02-11 19:15:52久米島旅行記_Day3 久米島東にある奥武島(手前)のさらに北東の無人島へカヤックで探検ツアー。ガイドさんと私と二人きりのツアーである。カヤックに乗り、東のオーハ島(右の島)の海岸近くまで行ってから北上して無人島(左の島)へ。 pic.twitter.com/AcBDXZ6ML8
2016-02-11 19:34:11久米島旅行記_Day3 オーハ島の人口は1人。電気も通じているし井戸もあるので人が住めるのだ。住人はやはりカヤックで奥武島に渡りそのから車でスーパーに行くそうなのである。 pic.twitter.com/QjvVsHfQWS
2016-02-11 19:37:13久米島旅行記_Day3 無人島へ上陸!久米島にはヤシガニが多い。この島にも多いそうである。でも、見ずじまい。かつて米軍の演習場だったので爆弾のカラがたくさん落ちている。隆起したサンゴ礁の島なので、ノッチを観察し、洞窟の中を見学した。 pic.twitter.com/BuR743dBm9
2016-02-11 19:46:33久米島旅行記_Day3 ちなみにノッチとは波の力で削れれてできた岩の凹み。この高さを測定すると海面の高さの変化や地殻変動がわかるので,その道の人には受ける。
2016-02-11 19:47:03久米島旅行記_Day3 午後は久米島北岸をまわる。久米仙の工場のある宇江城の集落を北へ。段丘(たぶん)のへりにある駐車場に車を止め遊歩道を下る。岩脈がすごいね。 pic.twitter.com/NypuMxrkwt
2016-02-11 19:48:22Day3 久米島から見た海。この海の中に沖縄の大地の秘密が隠されている。久米島はグーグルアースでみてもらえばわかるのだが、沖縄トラフのへりにある。トラフとは船のような形のへこみなのだが、久米島から一歩踏み出すと沖縄トラフに落ちそう。 pic.twitter.com/VNbeedzrtu
2016-02-11 19:50:20久米島旅行記_Day3 沖縄トラフは深さ2000mほどで幅が200kmくらい。南西諸島と琉球列島の大陸側にあるのだ。この沖縄トラフができたおかげで、それまで泥がたまっていた海が、サンゴのすめる透明度の高い海になった,というあたりの話はさきほどツイートされてた。→@s15taka
2016-02-11 19:51:52久米島旅行記_Day3 この辺はハブの本場。久米島の地質調査はハブがいるのでたいへんなのだそうである。私は見学だけなので、気楽に草むらは避けて歩く。海食台の上を歩いて目的地のピクライトの産地を目指して東へと歩く。 pic.twitter.com/d5b49W94Wa
2016-02-11 19:54:09久米島旅行記_Day3 このピクライト(火山岩の一種)は沖縄トラフの形成と関係あるのではないかと言われているが,実はよくはわかってない。ともかくピクライトは魅力的。なにしろカンラン石が25%もはいっている。(伊藤・白木,1999) pic.twitter.com/RMho3SGL0N
2016-02-11 19:56:50久米島旅行記_Day3 サンゴのかけらとピクライト(たぶん)のかけら。白と黒のコントラストが美しい。 pic.twitter.com/AYBZiHQIwq
2016-02-11 19:58:17Day3 ピクライトの転石はたいてい風化が進んでいる。新鮮な転石は安山岩。やや新鮮な転石は玄武岩が多い。ところで、ピクライトの年代は北川・新城(2001)によると220万年前くらいと280万年前くらいの値が出ている。詳しくは元論文をみてください。
2016-02-11 19:59:07久米島旅行記_Day3 入り江の中には青い魚。ここは磯遊びも楽しそう。 pic.twitter.com/qTr06LwNbm
2016-02-11 19:59:51久米島旅行記_Day3 遊歩道のところまでもどり,さらに進んでタチジャミにむかう。こちらもたいへん立派な岩脈。 pic.twitter.com/1i1A29NLkK
2016-02-11 20:01:26久米島旅行記_Day3 ヤジヤーガマへ。長さ800mの洞窟。入るのは自己責任で自由。ライトが必要。ヘルメットもあったほうがいい。中は歩道が整備されている。鍾乳石がよく発達している。 pic.twitter.com/DqEt3xSwTM
2016-02-11 20:03:28久米島旅行記_Day3 カンジンダムへ。湖面の見える地下ダムというのは今回が初めて。地下にある地下ダムが見える場所はめずらしい。石灰岩は透水性が良いので地下で水をせき止め,水を汲むのである。凹んだところに湖面が見える。ウバーレ pic.twitter.com/0rSK3yFDsb
2016-02-11 20:05:43久米島旅行記_Day3 玉寄スーパーへ。350円の弁当を買う。島どうふチャンプルーとフーチャンプルーが入って豪華。みそクッキーの店で216円のケーキを買う。みそクッキーもケーキもうまい。goo.gl/tE629n pic.twitter.com/TJQOPWTdbc
2016-02-11 20:10:58