安子のクリスマス

キャンジャニ学園×関ジャニ∞ @canjani8kanjani

1 今日はクリスマス。 街はイルミネーションが瞬いてどこからともなくクリスマスソングが流れてくる、そんな日。 なのにさあ。 （こんな日に補習するのは私も初めてです） 教授がホワイトボードの前で苦笑する。 その言葉に、じゃあしないでよって誰もが声を出さずに思ったのが分かった。

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2 「しゃあないやん。今日しか空いてへんかったやろ」 先生の言葉を思い出す。 朝、文句を言う私をそんな一言で片づけて。 「学校の先生も大変なんやで」 そう言って頭をポンポン叩いた。

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3 そんなの先生を見てれば分かる。 生徒が長期休みの時は先生もてっきり休みなんだと思ってたけど、研修やら講演会やらで毎日忙しいみたい。 昨日だって私が行かなきゃクリスマスなんて放置だった、絶対。 全然連絡つかないから、ケーキとチキンとプレゼント持って押しかけてやった。

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4 「安子…」 玄関の扉開けて吃驚した顔して、それから頭掻いてすまん…って。 週末の研修会の発表だかなんだかで忙しかったんだって。 そんなこと言われたら怒れないじゃない。 ワガママな自分が急に恥ずかしくなって、帰るって言ったら、アカン…って。 「もう今日は休みや」

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5 そう言って、一緒にご飯とケーキ食べて、ちょっとお酒飲んで、それから…お泊り。 朝早くにアラームで目が覚めた。 怠い体を起こしてスマホに手を伸ばす。 『…あっ』 「安子？」 『…忘れてた』 「何？」 『補講…』 休講になった授業の補講。 これ出ないと進級できないやつ。

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6 何でこんな日に！？ってみんなで騒いでたんだっけ…。 「行って来ーや」 『でも…』 「行かなあかんねやろ？」 『そうだけど…』 「俺も仕事あるし」 『どこか行くの？』 「や、ここで資料整理やけどな」 『…』 「ここ帰って来たらええやん」 『…いいの？』 「おん」

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7 『邪魔じゃない？』 「お前が帰って来るまでには終わらせとくわ」 『…』 「ほんで続きしよ」 そう言って送り出してくれた先生。 続きって…何するつもり…？ なんて、わかりきってる。 スカートの中がスースーする。 脱いだコートを足にかけてモゾモゾ動かした。

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8 「履いてったらアカン」 『え、でも…』 「着替え持って来てへんねやろ？洗っといたるから」 『そんな…』 そう言って、回り始めた洗濯機の中にパンツをポイッて。 前にもこんなことあった？ 仕方なく、鞄に入ってたストッキングだけ履いて外に出た。 外はこんなに寒いのに変に暑い。

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9 スースー頼りないスカートの中を風が通り抜けるたびに体が震えて、反対に体が熱くなる。 誰にも気付かれないように足を揃えて座ってスカートの裾を引っ張ってみたりして。 先生のバカ。 教師のくせに、こんな…。 ニヤニヤ楽しそうな顔を思い出して、アソコがキュンとしたのがわかった。

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10 ずっと気になって気になって、授業どころじゃない。 こんなんじゃ進級危ないかも。 何とか板書だけは書き写して、あとはもう…いいや…。 長いような短いような授業が終わって立ち上がる。 ヌルッて滑るような感覚があった。 そっとお尻に触れてみる。 …濡れてる？

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11 慌ててコートを羽織る。 染みになってるかも…。 長いコート着て来ててよかった、ホント…。 トイレに駆け込んで拭う。 でも拭いても拭いて溢れてくる。 こんなんじゃ動けないよ…先生のバカぁ…。 そのまま少しそこでそうして、深呼吸して立ち上がる。 『んっ…ぅ、』

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12 上げたストッキングの股の部分が擦れてビクンって跳ねた。 も、ダメだ。 早く帰って先生のが欲しい。 熱い息を吐く。 スマホが震えた。 先生だ。 「終わった？」 『終わった』 「迎え行くわ。いつもんとこで待っとき」

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13 その言葉に安心して、ゆっくり体を震わせながら歩いて、辿り着いた待ち合わせ場所で壁に寄りかかって目を閉じる。 アソコがジンジンする。 もう我慢できない。 スカートの裾をギュッて握った。 クラクションが鳴って目を開ける。 先生の車。

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14 助手席に座って、シートベルトをするのを先生が手伝ってくれる。 震える手を握って、キスされた。 「どうやった？」 そっと太腿を這い上がる手。 『ッ、ぁ…んっ、』 ビリビリと頭が痺れるような感覚があって。 『ひゃっ…！』

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15 一番奥を先生の指がぬるりと滑った瞬間、それだけでイッた。 濡れた指をペロッて舐めて、ハアハア息をする私を見る先生。 「…早よ帰ろか」 その目は欲望に濡れていた。 朝ぶりに先生の部屋に戻って、そのまま玄関先で押し倒されて、ストッキングを破かれて一気に突き上げられる。

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16 欲しかったものをようやく貰って涙を流して悦ぶ私。 『しご、と、…おわっ…た、の…っ？』 「んっ…こ、したかったから、なっ…！」 やっぱり変態。 教師のくせに。 でも…教師だって人間だもん。 聖職者の仮面を取ったらこんな。 先生だけど、きっと誰よりもエッチ。

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17 時間もわからなくなるくらい抱き合って、昨日の残り食べて、またエッチして、そして2回目の朝。 先生の首にネクタイを締めてあげる。 私からのクリスマスプレゼント。 何か発表する日。 今日はちゃんと先生の顔。 懐かしいな、なんて思ってたら、耳元に近づいてボソッと。

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18 「今度これで縛ってもええ？」 …やっぱり前言撤回。エロ教師。 唇を噛んで睨みつけた。 「ふっ…行ってくるな」 ニヤリと笑って、キスして出て行った。 出勤を見送るなんて奥さんみたい。 そんなこと思って一人真っ赤になる。

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19 先生からのプレゼントはパジャマとルームウエア。 ここに泊まったとき用だって。 「着る暇なんないかもしらんけどな」 そう笑いながらくれた、新品のそれを身に纏ってまたベッドに潜り込む。 先生の匂い。 私だけのエッチなサンタ。 大好き。 何か満ち足りた気分で目を閉じた。

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