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早川由紀夫 @HayakawaYukio
ブラタモリ沼田を録画再生して見てる。段丘ガイ!て、強い男みたいはいいんだが。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
河岸段丘がどうやってできるかのアニメーション説明がねえ。川が谷を削りこんだとしか説明しなかった。もしそうなら、川はどんどん地面を掘って深い深い谷が、そして高い高い段丘ガイができてしまう。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
川幅は限られているから、深くなれば段丘ガイの傾斜は急になりすぎて崩れる。川が下に切り込むモデルだけでは、沼田のような100メートルもある高い段丘ガイはつくれない。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
河岸段丘の本質は、そこの土地が隆起していることだ。川はいつも同じ高さを流れている。土地が隆起するから、谷を切り込む。こうやって高い段丘ガイができる。川幅は広くなくてよい。そのときどき、右に左に移動して流れる。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
沼田の段丘の高さは100メートル。隆起速度0.7ミリ/年とすると、14万年でできる。地層を見分けると、だいたいそんなもんであってる。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
沼田の河岸段丘。私の写真。これまで、20くらいの書籍に無料提供した。望郷の湯に大きなパネルにして飾ってあるらしい。無料入浴券もらったが、行使せずに紛失した。 pic.twitter.com/xMQ2osGGNe
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早川由紀夫 @HayakawaYukio
土地が隆起しているのは、変動帯にある日本列島の特徴。安定大陸にある大河川には河岸段丘はない。ニューヨークのハドソン川、ロンドンのテムズ川、パリのセーヌ川に段丘はない。平坦面が箱型に削れているだけ。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
日本の河岸段丘の隆起速度はだいたい1ミリ/年。その上にローム層が0.1ミリ/年でのってる。だから、段丘ガイの高さの9割が川原石でできてて、最上部1割がローム層でできてるのがふつう。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
沼田のあの一段の高い段丘ガイの成因を説明するとき、「環境変化と侵食・堆積の繰り返し」は必要ないと思います。むしろないほうがよい。ブラタモリは、利根川が切り込んだと説明しましたが、土地が隆起したと説明したほうがよかったと思います。 twitter.com/s15taka/status…
早川由紀夫 @HayakawaYukio
も少し詳しく言うと、段丘ガイができるためには土地が高くなる必要がある。いままでよりも高くなった土地を川が切り込む。そこに崖ができる。土地が高くなるのは二つ。1)隆起する。2)大量の土砂がよそからやってきてたまる。浅間山の崩壊土砂に埋まった前橋台地はそれ。上田城も同じ。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
あるいは、こうもいえます。利根川が切り込んだの説明だけでは、なぜ切り込む必要があったが説明されていません。隆起したの説明は、利根川が切り込む必要性が必然的についてきます。@HayakawaYukio
早川由紀夫 @HayakawaYukio
利根川が下に切り込む原動力を氷期に海面が低下することに求める人がいますが、山間部の沼田でそれは当たりません。氷河性海面上下が効くのは平野とそれに近接した台地です。教科書には下総台地に切り込んだ谷地に展開する田んぼがよく載ってる。@HayakawaYukio
早川由紀夫 @HayakawaYukio
海面が100メートルも下がった氷期には、その谷地は深く掘られて深い谷地形をつくっていて、いま田んぼが占める平坦面はなかった。@HayakawaYukio
風太・東日本回遊中 @neko3no3te
河岸段丘がなんで上ほど古いのか?等が???だったので、教科書読みながら絵を描いてみたら納得できた。やっぱ考えるのたのしいわ。
Ryusuke IMURA @tigers_1964
おしい、ちょっと違う。今の河原は、(基本的に)今の川の堆積物が作る。これだと、新しい堆積物が下にもぐっていってる。 twitter.com/neko3no3te/sta…
Ryusuke IMURA @tigers_1964
地層累重の法則は成立してないといけない。
風太・東日本回遊中 @neko3no3te
(せんせに慣れてると、「おしい」とか言われるとその配慮にドキドキしてしまうではないか。)
風太・東日本回遊中 @neko3no3te
(おわあ。ありがとうございます。)
Ryusuke IMURA @tigers_1964
実際には気候変動による河床の高さ(位置)の変化,堆積物の供給量の変化など,いろいろなことが重なって,河成段丘が作られます.
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コメント

早川由紀夫 @HayakawaYukio 2016年2月14日
河岸段丘をつくるにあたって、川が下がるのと土地が上がるのは相対的な表現の違いであってどちらでも同じ結果になるが、川が下がる理解だとその原動力が説明できない。海面を固定して、昔の土地は高くていまはどんどん低くなっていると説明せざるを得ない。いっぽう土地が上がるのは、継続した隆起でうまく説明できる。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2016年2月14日
川が下がる説明はいわば天動説。土地が上がる説明は地動説。観察対象の外に自分を置いて、それを客体化できて初めて到達できる理解。
宮原太聖 @TaiseiMiyahara 2016年2月14日
中学時代、理科の授業で学校近くの崖が川の流れによってできたと習った時、「もし完全に川の流れのみで形成されたとしたら、大昔の地表は今より遥かに高い所にあったという事になってしまうからおかしい」って思ったのを思い出した。 しかも「崖から粘土が出てるから、この崖は土砂が堆積してできた地形だ」って言ってて「えぇぇぇ」って思った記憶もある。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2016年2月15日
まとめを更新しました。くろちゃんが井村先生に教わりました。
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