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リンク The Independent Syria’s winners and losers are becoming clear At an early stage of the war in Syria, an Iraqi official went to see a Nato commander. “What’s the difference between what is happening in Syria and Libya [where Muammar Gaddafi had just been overthrown]?” he asked. The reply of the Nato general was simpl
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
【英紙インディペンデント】シリア内戦は終結にはほど遠いが、終盤のかすかな見通しが見え、勝者と敗者の構図が明らかになりつつある。ind.pn/1mzfZE6 続1 pic.twitter.com/wBFUEZIQhI
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平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
シリア内戦の初期段階に、あるイラク政府職員がNATO司令官に「シリアとリビアの違いは何か?」という質問をした時の答えは「露の再起」だった。続2
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
大国露の復活は、ケリー米国務長官とラブロフ露外相が2月12日に独ミュンヘンで、包囲されたシリアの都市への支援物資の輸送と「敵対行為の停止」(後に正式な停戦)に関する計画を発表した時点で明らかとなった。続3
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
米露は他の国々と比べて、シリア情勢を動かす強い力を持っている。ミュンヘンでの発表に関してメディアと各国の外交官は懐疑的な見方を示し、合意内容の抜け穴と将来問題を引き起こす恐れがある多くの点を指摘している。続4
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
しかし、シリアの軍事と外交両面での情勢を考えると、この疑念は誇張されたものである可能性が考えられる。露の同国への軍事介入によってアサド大統領が内戦に敗北する可能性がなくなるだろうと考えられる。続5
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
また、イラン主導のシーア派枢軸と連携した露の支援を受けるシリア軍の進撃をくい止めるために、シリアの反体制派勢力が単独で展開できる行動とはどんなものなのかを見通すのは難しい情勢だ。続6
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
シリアのアサド大統領は勝利を望んでいるという考えを表明しているものの、米国とその同盟国(中東)が全面的な敗北を受け入れることはないだろうという見方を示している。続7
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
強い露とイランのシリア内戦への関与は意外な動きではなく、露・シーア派枢軸がアサド大統領退陣を認めず、トルコ、サウジアラビア、スンニ派勢力の勢いに対抗する展開になるだろうということは、2012年頃から既に見えていた。続8
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
昨年ヌスラ戦線とアハラール・アル・シャーム・イスラム運動が主導するシリアの反体制派(非IS系)が攻撃を仕掛け、シリア北部のイドリブで一連の戦果を上げたことで、この見立てが現実のものとなった。続9
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
この展開が9月30日の露の軍事介入につながり、勢力均衡に変化が生じて情勢はアサド政権に有利な状況となり、トルコ軍の直接介入がなければ形勢逆転は不可能と見られる展開となった。続10
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
2月2日には露の強力な空爆支援を受けるシリア軍が北部の都市アレッポ・トルコ間の道路を遮断する動きを見せた。露・シリア両政府はシリアのクルド人勢力との暗黙の連携の下で、シリア北部・トルコ間の封鎖寸前まできている。続11
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
この重大な局面の中でトルコとサウジアラビアは軍事介入を検討中だ。両国は現在、欧米の政策に対する立場が以前とは変わっている。2014年のIS台頭とイラク・シリアでのISの拡大によって、シリア内戦の悪化を許すわけにはいかない情勢となった。続12
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
シリアの危機を封じ込めたいという欧米の思惑は、シリア・イラクから西欧への移民の流入と11月13日のパリ同時多発テロによって打ち砕かれた。ミュンヘン合意はISにとっては凶報だ。続13
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
露はISではなくアサド政権の脅威となる「穏健な」反体制派の排除を図っているという欧米の主張はプロパガンダで、実際には露は反体制派武装勢力の全て(ヌスラ戦線、アハラール・アル・シャーム・イスラム運動、ジャイシュ・アル・イスラム)を空爆の標的としている。続14
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
シリア軍・露軍の両者ともISを攻撃対象とはしていないという見方は、シリア反体制派とそれを支援する勢力にとって都合の良い神話だった。ハモンド英外相「露はIS壊滅を望む考えを表明しているが、実際にはISへの空爆を行っておらず、空爆の標的は穏健な反体制派勢力だ」続15
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
実際、露空軍の支援を受けるシリア軍は同国中部地域で長期間にわたってISに対抗しているものの、大きな戦果を上げるには至っていない。ISは現在、崩壊が始まっているものの、壊滅までにはまだまだほど遠い状況だ。続16
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
ISはシリアよりもイラクで強い勢力を持っており、その理由はISはそもそも2003年のイラク戦争の結果生まれたものであり、指導者の大部分がイラク人だからだ。ISはイラクでスンニ派の反体制派武装勢力を支配する一方で、シリアでは反体制派運動の一部にすぎない状況だ。続17
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
ISは現在、米露のいずれかによる強力な空戦力の支援を受けているイラク軍、シリア軍、イラクのクルド人勢力、シリアのクルド人勢力という四つの勢力と敵対している。続18
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
シリア内戦は終結からはほど遠い状況にあるものの、勝敗の行方ははっきりしてきた。シリアの大きな体制移行はないだろう。スンニ派のアラブ反体制派はシリアでは勢力争いに敗北し、イラクでは守勢に回っている。続19
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
シリア・イラク両国のクルド人勢力は対ISで効果的な戦力を発揮し、政治的にも軍事的にもこれまでで最大の力を見せているものの、敗北を喫した時に周縁に追いやられる事態になることを恐れている。続20
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
トルコ、サウジアラビア、カタールなどの中東各国はアサド政権打倒に失敗し、目標とする戦果を全く上げることができていないが、その一方で、イランとシーア派連合は大きな成功を収めている。続21
平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 @kaz1379
オバマ米大統領の慎重な政策は批判の対象となるが、同大統領は実際の敗北を喫してはいない。露のシリア介入開始の際、専門家は露は後で後悔することになるだろうという見方を示したが、実際には露はシリア内戦の終結を決める中心的な勢力となった。了22
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980
togetter キリスト教は欧米の宗教? togetter.com/li/620835 #シリア 「アサドも酷いが『まだマシ』ではある」とするのは、ロシアだけではありません togetter.com/li/880767 #twirobo
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980
英紙インディペンデントによる分析を平井和也さんが解説して下さっていますが、インディペンデントもロシア・イラン・アサド政権の関係を「ロシア・シーア枢軸」としか看做せて無いですね…。それだとモスクワ総主教とローマ教皇との会談で「中東」がテーマになった意義を見落とすことに…。続
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