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pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/ken… 第22回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成28年2月15日)の資料について
2016-02-15 20:34:52pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… 資 料2 県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況
2016-02-15 20:34:54検査対象者は 216,874人、 そのうち1次検査受診者 155,536人、結果確定者 154,609人、 2次検査対象者 1,260人、受診数990人、 結果確定数 942人、悪性ないし悪性疑い45人
2016-02-15 22:34:5827年度分は一応同様にだすと、検査対象者は 164,387人、そのうち1次検査受診者 81,059人、結果確定者 65,579人、 2次検査対象者 559人、受診数182人、 結果確定数 145人、悪性ないし悪性疑い6人
2016-02-15 22:35:04いわき市では1次検査結果確定人数が30689、2次検査対象者277、2次検査 結果確定数 31、悪性ないし悪性疑い2名。
2016-02-15 22:35:08いわき市を除いた27年度分は 1次検査結果確定人数が34890、2次検査対象者282、2次検査 結果確定数 114、悪性ないし悪性疑い4名。
2016-02-15 22:35:10検査時点17歳以下の数字をだしておきたいんだけど、これは 26、27年度 が一緒になった数値しかない。27年度は悪性のうちおそらく2名が18歳以上なんだけど 確かではない。以下2名と仮定して検討。
2016-02-15 22:35:142次検査対象者(B判定) と結果確定数の比は不明なので、全年齢と同じ 1260:942 を仮定する。すると、 悪性率が1/4119。前回の 1/4662よりさらに増えた。
2016-02-15 22:35:20これは2歳からなので、0歳からにするにはこれにさらに 16/18 を掛けて 1/4634。先行検査では同じ検査時点17歳以下で 1/5473。つまり、 検査時点17歳以下の悪性率は先行検査より2年後の本格検査でほぼ同じだが 若干増えたということになる。
2016-02-15 22:35:2327年度については、受診人数は 17歳以下が 71127、18歳以上が9932。こ れが確定数等にも比例してつたわったとすると17歳以下の悪性率は 1/3731。 16/18 を掛けて1/4198。これも26年度とほぼ同じ。
2016-02-15 22:35:25というわけで、本格検査26年度分に関しては、年齢補正して17歳以下に すると先行調査全体に比べて若干悪性率が高い(統計的に有意ではない)。
2016-02-15 22:35:2927年度分については悪性例がまだ6で、3倍といった差がないと統計的に 有意にならないが、その範囲においてまだ26年度と有意な差はない(いわき市を除くと悪性率は低いが有意な差ではない)。
2016-02-15 22:35:31ヨウ素での汚染レベルが高かったと思われるいわき市は27年度分からおそらく除くべきであると考えられるが、年齢補正をして除くことは公表データからはできない。
2016-02-15 22:35:3326年度分に比べると27年度分は検査の進捗が遅く、昨年度の同じ時期の18回委員会の時には26年度の2次検査結果確定数が 282 だったが、今回は27年度分についてまだ 145である。
2016-02-15 22:35:35というわけで、まとめると、本格検査26年度分については検査時点で17 歳以下で先行検査とほぼ同じ悪性率という、ちゃんと検査ができていて被曝の影響がないとすると理解困難な結果であることには変化がない。27年度分はあまりまだ調査が進んでいないのでなんとも言えない。
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