アイザック・イマニュエル『風景担体』感想まとめ

2016年2月13日アイザック・イマニュエル『風景担体』@横浜BankART Studio NYKについて
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@tooomooooon

16時の回観させて頂きました。物と人についての試みにとても興味があったのでかなり楽しめた。 あの 土俵 が簡素なつくりに反して、いろんなことを鮮やかに成り立たせていて、感動的な舞台空間だった。 twitter.com/sayonakayama/s…

2016-02-13 21:00:41
@tooomooooon

跡4 の安藤朋子さんのところ、負荷のグラデーション バリエーションが、負荷への対応と-演技 の絶妙な同居を引き出す楽しさで思わずにやけてしまった。 並んだ袋の表面に現れているのは内容物の丸さ 四角さ だけ、重さはどこへ行ったのか、あの取り残された感じはなんだったんだろうか

2016-02-13 21:03:37
@tooomooooon

全体を通してどうというほど理解できないのだけど、とても有機的な連続感のある時間だった。 物と人の関わりに 作業員 を持ち込んだり、土俵内外での物への接し方(長靴ではなく壁を向いて紐をたぐるとか!)など、すべてがとても慎重に丁寧になされていて、できることなら何回か観たいと思った。

2016-02-13 21:17:28
nukisuke♨️ @nukisuke

アイザック・イマニュエル『風景担体』。とても興味深い。おそらく舞台の内と外を反転させるという発想のもと、領地の簒奪や、視線による侵略、カモフラージュによる生存戦略などを扱ってるのではないか? そしてそこには生者と死者、見えざる搾取者と搾取される者の関係があるように思った。

2016-02-13 21:37:07
@tooomooooon

蛍光灯を割ってしまいそう!板が倒れそう 寄り掛かる人も倒れそう! あのひやひや感はどこに向かっているのだろう。倒れそうな人を倒すのも持ち堪えさせるのも意思と筋力だとすれば、物が介在することで、意思と筋力を盛大に使いながらも並行して不安(定)も起こる。 皿回しの焦点はどこなのか?

2016-02-13 21:38:36
@tooomooooon

あとやっぱりあの長靴のシーンは気になる。操り人形のように、人と物が紐と視線で直結するのと対照的だった。 紐は観客の視界からフレームアウトするほど高い所を経由して、操るアイザックさんは紐の先の長靴は見ていない。それが土俵外からの操作であることがより物との距離を複雑にしている。

2016-02-13 21:50:35
佐々木敦 @sasakiatsushi

続いてバンカートでアイザックイマニュエル『風景担体』。前のSTスポット公演同様、武藤大祐さん企画。ARICAの安藤朋子、マレビトの会の生実慧、そして前回公演にも出ていた福島麻梨奈。渇いた詩情に満ちたテクストと即物的な映像、そのリアライズ/パラフレーズとしての身体。さんざめく静寂。

2016-02-13 22:33:28
富田大介 @daisuke_tmt

アイザック・イマニュエル『風景担体』@BankART 繊細すぎるセンスについてくのがやっと。白っぽい長靴が吊られて泊まるまでの時間とか… この感覚に付き合いたいんだよね。最近なかなかこういうの見られないし。→

2016-02-13 22:38:50
佐々木敦 @sasakiatsushi

福島さんは今回も非常に魅力的だった。あの存在感はなかなか出せない。かなり小柄なのに、後ろ向きで立っているだけでも目が離せなくなる。役者二人の起用も極めて効果的だった。担ぐ人のイメージが鈍く乱反射しながら拡散してゆく。僕の乏しい知識だと山下残に近いが、こちらはもっとポエティックだ。

2016-02-13 22:42:59
富田大介 @daisuke_tmt

→ 序盤の乾いた切なさから、徐々に滑(ぬめ)っとした感覚が得られてきたのが今回の特徴かしらん。ここに映/移された風景は内臓に届く。→

2016-02-13 22:43:17
富田大介 @daisuke_tmt

→ 安藤朋子が遺棄された物のように押され転がるところとか、全身で(全人間的に)ヤバイ感じを受けた。大阪終電ギリで振付家とも主催者とも話す間もなく引き上げたが、来たかいあった。あのお鈴の音については聞きたかったが。

2016-02-13 22:48:00
ナミOニシ @azarassy

BankArtNYCでアイザック・イマニュエル「風景担体」を見た。ものを動かす動きに注目させられ、物体を持ち上げる力×距離ってなんていうんだったっけ、と昔々理科で習ったことを思い出したりしながら。人が背中に鏡を背負って、駅前ロータリーをなぞるように動いていた映像もおもしろかった。

2016-02-13 23:30:56
ナミOニシ @azarassy

なんだか日本の身体表現やってるアーティストたちと感性の近い人なのではないかという印象をもった。そんなんじゃなくて、身体への意識がグローバルに共有されてるってことなのかもしれないけど。

2016-02-13 23:34:39
伝えられない あの冬のthe new follen snow @EIJIROBOY

アイザック・イマニュエル。前回STで見たときとは打って変わり極端に静的な舞台。3×3の升目状に8つの土嚢袋を並べ、1つ足りない空白を自らの身体で埋め合わせる安藤朋子の所作などは山頭火の空間性を思わせないでもないが、やはり根本的な隔たりがある。

2016-02-14 02:33:15
伝えられない あの冬のthe new follen snow @EIJIROBOY

かといって欧米的な解釈のアホくささはなく、興奮度は低かったもののハイブリッドで独特なセンスは健在だったので、また次回に期待したい。

2016-02-14 02:37:31
yuko a @u_co_a

アイザック・イマニュエル 風景担体 。観る側の感覚が刺激され思考がぐるぐるするパフォーマンス。濡れたシャツの重さ、落とした時の音や担ぐ人の表現から伝わる麻袋の重さ、壁をよじ登る人、紐に吊るされた長靴などから重力をイメージ。#tpam pic.twitter.com/1USWmuhl9f

2016-02-14 17:04:59
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夏目深雪 @miyukinatsu

そのあとアイザック・イマニュエル『風景担体』、チョイ・カファイの展示『ソフトマシーン:エクスペディション』、村川拓也『終わり』。アイザック・イマニュエルは『Aniconic』、村川拓也は『ツァイトゲイバー』という、自分にとってはベスト級の作品があるので、それとは違うことを→

2016-02-15 12:36:34
夏目深雪 @miyukinatsu

→やろうとしていることは分かるのだが、前作が良すぎてそれには及ばずというしかない。雑な意見になるがアイザック・イマニュエルは「ダンス」に、村川拓也は「演劇」に才能があるのではないか。そこを突き詰めるか、違うことをやるにしてももう少しそれらの力を借りた方がいいのではと思った。

2016-02-15 12:40:47
Yoshiki Sakagawa @inuazarashi

アイザックの作品はひとつひとつのシーンをひとまとまりの関係性で処理する演劇観賞脳と、それを無視せよ、見たままに感じろという本能を戦わせながら見ることを強要された。しかも、静寂のなかで。その葛藤にうち震える脳みそは喜びに替わって行く、刃物を研ぎあげる時のような感覚。素晴らしかった。

2016-02-15 22:14:43
shikata carie @epica_pee

アイザック・イマニュエル「風景担体」映像もありダンスというよりもインスタレーションに近い。4シーンあって、シーンごとにどんどん物と人が融合していくように、ひとつになっていくように思えて観ているこちらも神経が高ぶって面白かった。 pic.twitter.com/fGeSkCKqFy

2016-02-18 17:40:16
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shikata carie @epica_pee

@epica_pee 正直、観ている瞬間は何が何だか分からないことが多いけどそこで観ている側が諦めてしまうような作品ではなく、自分なりに見方を見出そうとしてしまう作品で最近気が抜けているので刺激的でよかった。

2016-02-18 17:47:22
takuyakawahara @takuyakawahara

そして風景担体をもう一度見たくなった

2016-02-19 00:06:06
UNIca と 坂田有妃子 @sikajiruci

アイザック・イマニュエル「風景担体」感覚が 絶えず擽られてるような奇妙な感触。ボディーブローを仕掛けられてるような じわじわ感。前回の「水の駅」でも 自分が あのループのなかに入っているような 同調感覚があった。今回もあの箱のなかに映る鏡のなかの風景に入ってしまったような記憶。

2016-02-20 01:30:35