助けてほしいのに四肢がないから逃げることも自分で死ぬことすらできず、ならば殺されようと相手を挑発してみても攻撃ではなくただ毒を注がれるように愛情を与えられるだけの日々にだんだんと慣れていってしまうのだね
2016-02-17 02:54:07
☆たのしい登場人物☆
"おれ"
ある日突然手足を切り落とされ監禁された不幸な眼鏡男子。表情が乏しく笑顔は見せない。
監禁された当初はひどく怯えていたそうだが、ここ最近は歪んだ生活に慣れてきてしまったため、″わたし″とよくわからない話をしつつ淡々と文句を言うくらいには会話ができている様子。
″わたし″のことは嫌いだが、頼らねば生きていけない、頼らずに死のうとしても勝手に世話をしてくる状況に複雑な思いを抱えており、いつかどうにかして逃げるか死ぬかしたいと考えている一方、心のどこかで全てを諦めつつもある。
自分でできることがほぼないため、暇なときはよく眠っている。夢見はあんまりよくない。
″わたし″から″きみ″と呼ばれる。猫派。
"わたし"
″おれ″の手足を切り落として監禁した張本人。よく喋りよく笑い、ついでに嫉妬深くて不安定、どうにもこうにもエゴイスティック。
″おれ″のことを溺愛しており、手足を切って閉じ込めた後も暴力などは振るわず、ただただおかしな愛情だけを注いでいる。
望みもそれなりに聞いてくれるが、絶対に外に出そうとはせず、殺してもくれない。
得体のしれない部分が多く、時に不可思議なことも平然とやるため、″おれ″からは人でない方が納得できるとまで思われている。
他の人間をよく思ってはおらず、自分と″おれ″以外の生き物についてはどこか無関心。自分(たち)の邪魔をするものは排除しようとする傾向がある。
″おれ″から″おまえ″と呼ばれる。過激派。
自問自答Q&Aコーナー Q:″わたし″はどうやって″おれ″の手足を切ったのか A:永遠の謎です。ちなみに傷はもう塞がってるよ。ふしぎだね。
2016-02-23 15:11:00自問自答Q&Aコーナー Q:口調がよくぶれるような気がする A:この二人がまともな精神状態してるわけがないし口調もぶれるに決まってる、諦めていけ
2016-02-18 02:23:51自問自答Q&Aコーナー Q:なんか変なところに改行が入っているよ A:書いた人がまともな精神状態してなかったんだね。気にしないでいこう
2016-02-18 03:48:31自問自答Q&Aコーナー Q: ―(ダッシュ)がー(長音符)になってるよ A:書いてる携帯の精神状態がダメみたいで、ダッシュと長音符の区別が太さしかないからわかりにくいんだね。今後気をつけます……
2016-07-12 21:01:21すこしだけ:この二人の容姿は″おれ″は四肢のない眼鏡の男性ということだけ、″わたし″については容姿どころか性別すら決まっていません。みんな思い思いの姿と部屋で楽しんでね。
2016-02-19 14:50:42四肢を切断されてただ飼われるだけの生活に慣れていく眼鏡男子、内容的には四肢を切断されてただ飼われるだけの生活に慣れきった眼鏡男子だよなと自分でも前々から思ってるんですけど、まあなんかいっか……みたいな……(??)
2017-02-15 14:00:19
「ああ、ああ、最近また視力が落ちてきたのではないかい、新しい眼鏡を買ってこようか」 「この部屋しかみるものがないのに、新調する意味もないだろう」 「わたしの顔がよく見えないと困るんだ」 「たまには外に出してくれたっていいのに」 「いくらきみの頼みでも、それはできないなあ」
2016-02-17 03:04:31「いまの落ち着いたきみもかわいいけれど、昔の怯えていたころのきみもかわいかったなあ」 「わけもわからず連れてこられて手足をきられて、怯えないほうがおかしいだろう」 「それもそうだ。……いまも怯えているのかい」 「どういうわけか慣れてしまったよ。時の流れはつくづく恐ろしいものだ」
2016-02-17 03:22:21「怯えていても手足は戻ってきやしない」 「なにを言っているんだい、わたしの血となり肉となり、きみのそばにちゃんと戻ってきている」 「冷静になったいまだからこそ言うけれど、おまえは気がくるっているよ」 「そうさ、そうとも、よく言われるさ」
2016-02-17 03:28:57「おまえがおれより先に死んだら、おれはこの部屋でひとり、誰かに見つかる前にのたれ死ぬんだろうなあ」 「それはつまりわたしの後を追ってくれるということだね、うれしいなあ」 「なんてことだ、おれは死んだ後すらおまえと一緒にいることになるのか」
2016-02-17 03:39:47