昨夜の創作話まとめ

俺得なついーとのまとめでござるよニンニン
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神話の語り手について

まくるめ @MAMAAAAU

人形劇遊びをする能力ってたいてい思春期前ぐらいまでに喪失するんだけど、それを大人になるまで持ち越す種族がいて、そいつらだけが本物のストーリーテラーで、息を吸うぐらいの気楽さでいくらでも物語が吐ける。物語の先を考えるのにほとんどまったくMPを消費しないという能力がえられる。

2016-02-16 08:49:35
まくるめ @MAMAAAAU

うちの妹はそれでいうと完全にネイティヴストーリーテラーなんだけど、あまりに物語が作れすぎるタイプはほぼシャーマンで、作る物語が神話になってしまうので、個人の実存とかが揮発して、近代以降の小説とかのスタイルにはならない。おれは妹より2ランクぐらい下のネイティヴだからそこまでいかない

2016-02-16 08:57:06
まくるめ @MAMAAAAU

文化人類学の知識なんかほぼないはずの彼女が、その辺のマンガとかを材料にして話を作ったんだけど、それがある部族の「火の獲得神話」とほぼおんなじ構造だったりした。読ませてもらったとき「ああ、ユングって本当の事を言ってんだな」って完全にわかったし、だから神話の類型論は真実です。見たもん

2016-02-16 09:04:20
まくるめ @MAMAAAAU

鳥が太陽まで言って火を持ちかえってくるんだけどだれかはその犠牲になる、という、いわゆるプロメテウス型の、世界中の神話にあるやつ

2016-02-16 09:09:03
まくるめ @MAMAAAAU

あと別に人形劇遊びってのは一つの例で「ここでない場所と、自分たちでない存在」を作って遊ぶ能力って意味あいです

2016-02-16 23:27:20
お引っ越し @KOHzuki

この前、リア友と、「とうらぶはTRPGのルールブックみたいなものじゃないか」という話をしたな。

2016-02-16 20:37:26
お引っ越し @KOHzuki

公式から世界の情報を受け取って楽しむ遊び方より、こっちから作品世界に働きかける遊び方をする方がより楽しめるんじゃないかみたいな。

2016-02-16 20:40:40
お引っ越し @KOHzuki

「世界観」「ステータス」「アイテム」「戦闘ルール」「サンプルキャラクター」「サンプルイベント」が、あのブラウザの中で提示されているんじゃないか、というのが私のとうらぶに対するイメージなんですけどね。

2016-02-16 20:42:26
お引っ越し @KOHzuki

だから、ストーリーがゆっくりしか進まないのも、イベントが毎度あまり込み入っていないのも、キャラ設定がチラ見せなのも、割と私は納得しているのです。こっちが色々働きかけて、妄想して、あの枠組みの中で人ぞれぞれ自分なりのストーリーを組み上げて遊ぶゲームなんだって思っている。

2016-02-16 20:48:21
お引っ越し @KOHzuki

とうらぶの面白い点は、ゲーム内の設定、もしくはマイ設定、マイ物語を、現実や史実、伝説など、別の媒体からの情報で強化・補完できるところではないかと。ゲーム内のキャラクターというか、ゲーム内の存在を、ゲームそのままではない違う形ではあるけれど、リアルでも感じることができるのが面白い。

2016-02-16 21:15:00
とくぞうだったんですよ @sv_g8

個人的に、刀剣乱舞はトーハクの三日月宗近の展示と最初期の盛り上がりが重なった辺りですでに、「語り」と「現実」の壁を突き破ってた感があります。御手杵なんてさーカラーコーンのゴムでばしばし叩かれるにーちゃんだったけども、実際にカラーコーンのゴムで叩かれたのはレプリカの御手杵の槍な訳で

2016-02-16 23:22:18
とくぞうだったんですよ @sv_g8

だからこの後、自治体なり博物館なりが「この人たちに刀を見せたい」と思うたびに、或いは趣味の刀剣ファンが細々とした伝承を発掘するたびに、刀剣乱舞の【語り】は現実を突き破っていくことになる。鶯丸にはふくれがあったけれど修復されたこと、堀川国広という刀匠がいたこと、皆知らなかった筈……

2016-02-16 23:26:54
のぎ@大和鯖 @One00zerO

とうらぶの敵は何も語らず姿も決まっているので、「物が語る」というテーマから見たら彼らは「語るべき物語を持たないもの」なのか。それとも「物語を失ったもの」なのか。存在の考察は出来る。けれど彼らは語る言葉を持たない。

2016-02-17 00:07:04
のぎ@大和鯖 @One00zerO

物が「語る」物語を本丸の刀剣男士が。物が「騙る」物語を遡行軍が。かたられる物語を伝えるのは審神者のお仕事

2016-02-17 00:24:32
とくぞうだったんですよ @sv_g8

RT 言われてみれば、刀剣乱舞というゲームを媒介に、燭台切光忠とか蛍丸とか同田貫正国とか、いろんな『モノ』がいっせいにお喋りをはじめてる中に座ってる感がありますね。そうしてそれを小説としてさらに語り直す、そう、私たちは審神者なの………

2016-02-16 23:41:22
とくぞうだったんですよ @sv_g8

創作審神者を二種類に分けたい。元テキストを刀剣二次に求める審神者と、それ以外に求める審神者。ここに優劣はない。あるのは「語り」の形の差だと思うの。

2016-02-17 14:17:01
でるとこ@緑川 @exitofgreen

@toukenTL 人間は自分が記憶することで記録媒体に慣れないことはないんだけど、やむをえず100年前後で死ぬので、記録を解読する装置になれても記録媒体そのものとしてはどうしたってモノに劣る

2016-02-17 13:44:37
でるとこ@緑川 @exitofgreen

@toukenTL 記録媒体(モノ)は自分で自分を書き換えることが基本的にできないけどそれを解読する装置である人間は自分の設定を無意識に変えてしまうこともよくある 読み込むときの設定とか変えちゃうから同じものを解読しても全く同じ解読結果にならないことがよくある

2016-02-17 13:45:28
でるとこ@緑川 @exitofgreen

@toukenTL モノは自分に記録されたことを「語」れるかもしれないけど、それを記録として「読」み解釈するのはどうしたって絶対的に人間なんですよ

2016-02-17 13:46:24
でるとこ@緑川 @exitofgreen

@toukenTL 山伏は三日月に比べたら圧倒的に入手難易度が低くみんな持ってるんでねえかってレベルのはずなんですが、それでもキャラ付けだのキャラ解釈だのに振れ幅はあるわけで、なんでかなって考えるとそれは単にゲーム内で好きこのんで注意して見ようという意識の差なんじゃねえかなって…

2016-02-17 14:16:13

N次創作について

とくぞうだったんですよ @sv_g8

今だから思えるぴくしぶ本当に惜しい話って、『刀剣乱舞』っていう1・5次創作をものすごくやりやすい作品の同人作品、って流れが一度切れちゃってることなんですよ。逆に松は絵師さんの参入ハードルを一気に下げて裾野広げてる感あるけど

2016-02-16 20:31:56
とくぞうだったんですよ @sv_g8

1・5次創作ってのは、エディットキャラクターをあらかじめ世界観に組み込んである作品の二次の事です。今作った言葉です。刀剣だと『審神者なるもの』の正体がそも不明なせいでわっと1・5次が増えた。でもそこで完全なオリジナリティーに耐えられる作者は少なかったから、お約束がたくさん生まれた

2016-02-16 20:34:43
とくぞうだったんですよ @sv_g8

こうなってくると刀剣男士の扱いがないがしろ、って批判が出てくるのもまぁ分かるわけで、刀剣1・5次の一部は『刀剣乱舞という異界を舞台にした物語』を志向してたんだと思う。流れとしては黒バスホラーとかの系譜から、オリジナルキャラの異界渡りに繋がってる作品群があったわけです

2016-02-16 20:49:43
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