母なる培地の懐に ~寒天培地はなぜ「寒天」なのか~

なにかを「釣っている」わいたんべさんに話しかけてみたところ、面白い流れになりました。
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Y Tambe @y_tambe

とりあえず、培地つくって何カ所かで落下カビを釣ってみる

2016-02-19 18:20:10

落下カビ?

Butayama3 @Butayama3

@y_tambe 落下カビって空気の中にいるやつ?

2016-02-19 18:22:05
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 そう。そこらへんにいる環境の常在菌。うちの実習内容をもうちょっと検討するために、試しにいくつかやってみてるのの一つ。だぶ先生 @fluor_doublet との話でも出たスコプラリオプシスも何か見つかるといいな。

2016-02-19 18:25:13
Butayama3 @Butayama3

@y_tambe見えないけどいるのねえ。見えたら大変なことになりそう。 @fluor_doublet

2016-02-19 18:26:21
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 実際は、培地のふた開けてしばらく置いとくだけなんだけどね。で、しばらくしたら蓋締めて培養室に持ってって培養する。こうやって、特定のところから菌をつかまえるのを「釣菌(ちょうきん)」って呼ぶので「釣ってくる」と。

2016-02-19 18:27:26

培地ってシャーレに寒天が入っているアレね。アレで菌を「釣る」。

Butayama3 @Butayama3

@y_tambe へえ、ちゃんと学術用語だったんだ。>釣る

2016-02-19 18:28:22
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 ああ、いや、「釣菌」は専門用語だけど、「釣る」は俗語みたいなもんで。

2016-02-19 18:29:29
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 何かしらは釣れるよ、つか、必ず培地はカビるから。

2016-02-19 18:31:38

ううん、菌は寒天を食べるわけじゃない。

Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 菌は基本的に、寒天を食べないよ。「寒天を食べる」ってことは「寒天を分解する」のと同じ意味なので、固まった培地が溶けたり、ボロボロになることに。菌が食べるのは寒天と一緒に混ぜてる養分の方ね。

2016-02-19 18:34:21

さて、培地って水とお砂糖と寒天があればいいのよね。
おうちのお台所でも作れるのかしら。

Butayama3 @Butayama3

培地て、台所でも作れる?

2016-02-19 18:33:47
Bernardo Domorno @Dominique_Domon

培地は溶かして容量を合わせて、寒天を溶かして滅菌。用途に応じて滅菌済みシャーレに分注して固める。まあ、作り方はゼリーや寒天と変わんない。

2016-02-19 18:38:36
Bernardo Domorno @Dominique_Domon

ただ、滅菌は家庭では難しいか。うちにある圧力鍋は+1気圧以上なので滅菌できるんだけど。

2016-02-19 18:41:53
小比良 和威 @ohira_y

@Butayama3 @y_tambe 栄養分と適度な水分かな。結果的にどっちも寒天にはあるけど。

2016-02-19 18:35:23
Butayama3 @Butayama3

@y_tambe じゃあなんで寒天なんです。パンでもいいわけよね。

2016-02-19 18:35:41
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 種類によるなあ。それに普通は、実験室でオートクレーブ(圧力鍋みたいなので、121℃2気圧20分とか)処理して作る。でないと、納豆菌の仲間が勝手に生えてくることが。

2016-02-19 18:36:48
Butayama3 @Butayama3

@y_tambe そして、やはり納豆菌強い。

2016-02-19 18:41:52

なぜ寒天なの?

小比良 和威 @ohira_y

@Butayama3 @y_tambe 寒天というより培地か、寒天は固めるために入れてるので。

2016-02-19 18:36:37
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コメント

うみんちゅ @DEEPBLUE1219 2016年2月20日
乗り遅れた(笑)寒天には、培養する菌や細胞をその場に止めておけるという特徴がある。
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うみんちゅ @DEEPBLUE1219 2016年2月20日
液体培地だと混ざっちゃうとは、ご指摘の通り。でね、寒天の濃度を半分くらいにしたらどうなるか?
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うみんちゅ @DEEPBLUE1219 2016年2月20日
細菌には、鞭毛や繊毛を回して泳げるモノがいる。適当な薄い濃度の寒天で培地を作ると、そうした泳げる細菌はほどほどに移動できる環境を作ることができる。
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うみんちゅ @DEEPBLUE1219 2016年2月20日
走化性というのですが、ちゃんと忌避性の物質を片方に置いておくと、反対方向に走る。そういう、細菌の好みみたいなものも、実験で確認することができます。
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マスクドとくがわ(ご注文はCOCOAですか?) @psymaris 2016年2月20日
寒天培地の由来がゼリー!それは知らなかった。寒天で作るゼリー、確かにあるけどゼラチンのより硬いんだよな。しかし台所の知恵が感染症研究を進化させるとは…
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しおぞん @siozon5 2016年2月20日
だいぶ前だけど、台所でシランの無菌播種やったなぁ 菌を育てるんじゃ無ければ漂白剤と鍋、コンロ。容器もペットボトルで何とかなる 瓶から出した後で失敗したけど⋯
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羽倉田 @wakurata 2016年2月20日
前からワラビ餅じゃダメなの?って思ってたけど、色んな条件があるから寒天なんだな。
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nekosencho @Neko_Sencho 2016年2月20日
コスト問題もあるんじゃないかなあ。
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kitty guy @namaegawakannai 2016年2月20日
なんかすごい面白かったです。ブラッディエイトとかエイトボールを今度友達と飲んでみますね♪
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細川啓%求職中断 @hosokattawa 2016年2月20日
リンク先(予防衛生協会)にあるように固体培地の始まりはジャガイモ。カビ釣り(?)ならこれでもできるでしょう。蒸かしたイモを殺菌した包丁(オーブンで焼くのが確実か)で切るだけ。面白い応用としては、無菌のイモ切り口にペッタンコするとコピーがとれること。でもって条件を変えて培養すると性質の違う菌を分離できることも。
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細川啓%求職中断 @hosokattawa 2016年2月20日
(学生実験で低音生育細菌の分離をやったんだけど、手順はもう忘れてしまったな。レプリカを作って、37℃では生えてこないけれど低温では生えてくるコロニーを分離したような。) 寒天培地だと栄養成分を変えることもできるから、塩が好きとか酸が好きあるいはアルカリが好きって菌を分離できる(単に「塩が好き」ではなくて「濃い塩がないと生きられない」が採れる)。
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節穴 @fsansn 2016年2月20日
海洋から単離したバクテリアだかプランクトンだか(解析してないから分かんね)がガッツリ寒天培地をべこべこにしていたのは、やはり寒天を栄養にしておったのだろうか
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細川啓%求職中断 @hosokattawa 2016年2月20日
家庭での微生物実験のネックは、やはり無菌操作でしょうか。訓練を積んだ人ならガスバーナー1つあれば汚染(「コンタミ」というとそれっぽく響く)なしにできるので、ガスコンロがあれば不可能ではありませんが(IHコンロでは無理)。器具の滅菌はオーブン、水などは圧力鍋で。あと操作中は口をしっかり閉じておくこと!
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タニロシ @venttalpo 2016年2月20日
植物の発芽でも寒天培地にしてたのは、水と養分と「根の生成に邪魔しない柔らかさ」だったのかな
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石部統久 @mototchen 2016年2月20日
fsansn こんなやつがいたのでしょうねえ。 日本人の腸内細菌は海藻を消化する遺伝子を持っている件 http://togetter.com/li/411571
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hmamdamd @hmamdamd 2016年2月20日
学生時代に酵母の研究してたけど、酵母を寒天YM培地に繁殖させて紫外線とか当てて突然変異体作製してた。通常に保管するときは液体YM培地、発酵度合いを測るときは液体の麹培地と色々用途によって変えてたな。結局、液体だとコンタミ(雑菌繁殖)したら全滅するけど、固体だとコロニーから救い出したらなんとかなるっていう利点もあるんだよね。逆に弱点としては寒天培地は長期保存できない。液体は結構持つ。
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hmamdamd @hmamdamd 2016年2月20日
滅菌はやっぱりオートクレーブが鉄板だけど、乾熱滅菌や煮沸滅菌でもいいちゃいいよね。昔、部屋中にホルマリン散布して無菌状態で研究してた教授が早死にしたって聞いたことあるけど、ただのバカだろと思ってた。
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アルビレオ@炙りカルビ @albireo_B 2016年2月20日
観察したりより分けたりするには無色透明に近いものってのも重要だと思うよ
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Kawai_Yusuke @fiddler_K 2016年2月24日
寒天のルーツって初めて知った
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