点描派ツイノベまとめ

空と旅人 @inoue_sp

「君には予言者の素質があるよ」 そう言われても私には未来のことなどわからない。 「時間が過去から未来に向かっていると思うのは錯覚にすぎないよ。座席をひっくり返すんだ。過去にも向かっているだろ。予言をして。」 ・・・過去のこともわからないのよ・・・。 #twnovel

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「人間というものを造るって言ってたけど、あたしとあなたの模倣なの？」 #twnvday 神はちょっと、うろたえたようだが、こう答えた。「問題ない。それは外見だけで中身は違う。」あたしは安堵した。「よかった。将来、人間どうしが争いになったらどうしようかと思ったよ。」 「・・・。」

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王の死で国民は哀しみに沈んでいる。こんなときこそ、女王である私が頑張らないと「王に忠誠を誓う者は、人間ピラミッド となって王の魂を永遠にお守りするのです。」 皆は泣きながら感動していた。 #twnovel ・・・邪魔者は全て始末した。私は今、隣国の父に手紙を書いている。△△△。

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「その神は丑寅に追われたのだよ。大社が建てられてた後、神の姿を見た者はいない。国譲りとはそういうことだったのだ。」 「それでは、古の神が鬼の正体だと？」 #twnovel さて、鬼が故郷の浜辺に戻ってくると辺りの景色はすっかり様変わりし知る者もいませんでした。

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#twnovel わしは川で溺れかけたときがあっての、何者かに手を引っ張られて言われたんや。'おまんには天命があって、それを果たすまでは死なん'と。それでも泣いとるわしにそいつは言うた。'龍の字を持つものがおまんを導く'と。それでわしは・・・楢崎龍を信じることができるがじゃ。

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「ぼ、ぼくに、お、おにぎりをくれないかな。」 「寅次郎兄さんのお知り合いですか？」 「ぼ、ぼくも、あ、会えなかったんだなぁ。」 晴れていた空がにわかに曇り雨が降ってきた。「も、もしや。」「タモさん？」 #twnovel #花燃ゆ #裸の大将 #男はつらいよ #ブラタモリ

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@inoue_sp 河田小龍もや。

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何件もの縁談が舞いこんでいた。 #twnovel 父は言う「家格を考慮して三人に絞った」本人の意思は関係ないようだ。「くじ引きで決める事にする」本人の意思は関係ない。何故か一本だけ極端に出ているのでそれをひく。本人の意思は関係ないのだから。「高杉晋作だ・・いい笑顔だな雅。」

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「1867年、近江屋。」私が告げると運転手は「歴史は変わりませんよ。」 #twnovel 部屋には、中岡慎太郎がいた。「龍馬なら、軍鶏肉をとりに行ったから此処で待っていよう。」階下で物音がしたので、中岡が叫ぶ「ほたえな！」階段を駆け上がってきた刺客の目は、私を・・・睨んでいた。

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150㎞で移動する小さな球を打ち返すなんて。こいつらきっと超能力者だ。・・・気づいたようだな。私は時間を伸び縮みする事が出来る。こんなにゆっくりしたボールならたやすく、あれ、なんだ、ボールが消えた。・・・僕は物体を瞬間移動する事が出来るのさ。 #twnovel

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私が面接に来た事を告げると探偵は部屋を案内してくれた。「ここが洗面所です。明かりとりの窓はあるのですが、暗いので使う時は電気を点けて下さい。」次の部屋。モニターには廊下が写っていた。「そこに写っているドアが私の自宅です。ここに座って私を見張っていて下さい。」 #twnovel

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テストだそうだ。私はモニターで探偵が部屋に入るのを確認した。確かにこれは根気がいる。眠くなってきた時に電話がかかってきた。「冷蔵庫にシュークリームがあるので、食べて下さい。」優しいひとだ。 ・・・ #twnovel ・・・背後に探偵がいた。

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#twnvday 「職人はお天道様と一緒に仕事するもんだ。暁を見れないぐらいなら辞めちまえ。」 昨日は親方をひどく怒らせてしまった。今日はなんとしてでも親方より早く工房に来なければ。 ・・・お日様が昇っても親方は来なかった。昨夜のうちに親方の部屋の窓に黒い幕を張っておいたのだ。

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#twnovel 「実験は成功しましたと報告することにする。失敗どころか、作ってもいないなんて言えないしな。」 「言えないな。」

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私はソファーに座り本を読んでいた。シーナとその息子、岳の物語だ。 #twnovel 誰かがドアをノックした。雪女が入ってきて私を抱きしめた。その吐息は氷のように冷たかった。 「誰にも内緒よ。」こう言い残して雪女は去って行った。

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「こちらですか？しみ抜き名人のいるクリーニング屋さんは。」 わたしがそう尋ねると店員は、わたしの顔を食いいるようにじっと見た。 「残念ですがお客様。当店では、悲しみ は扱っておりません。」 「・・・？」 #twnovel

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どうやら私が疑われているようだ。 「アリバイならあるよ。山小屋にいたんだ。白い服の女が知っている。その女なら雪の中に出て行った。」 そういえば、この女刑事も白い服だ。 #twnovel 「そのことは、絶対に誰にも言わない約束でしたね。」 私にはわかった。犯人はこいつだ。

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#twnovel 私は自分のアリバイと同時に、雪女刑事のアリバイを証明していたようだ。 シェアハウスには4人の男女が住んでいる。A子が帰ってきた時に、B作は既に、仕事に出かけていた。山男（私)はロフトの小部屋(別名、山小屋)にいた。リビングには、雪女刑事だけがいたのだ。

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#twnovel A子は、買ってきていたプレミアムアイスを雪女刑事に勧めた。実に美味しそうに食べたそうだ。2個しかなかったので、自分の分のアイスの蓋にA子と書いて冷蔵庫に入れた。洗面所に行って帰ってくるまで、およそ5分ぐらい。アイスの蓋を開けると中はからっぽになっていた。

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【解決編】 #twnovel 「松田君はどうおもう？」A子に訊かれたB作は、ユキ（雪女刑事）に向かって語り出した。 「犯人は貴女ですね。冷蔵庫の中のアイスの蓋を自分が食べたばかりのアイスの蓋と交換し、自室に隠してから、アリバイ作りに山男の部屋に行った。」ユキの顔が蒼白になった。

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「わたしの部屋には冷蔵庫どころかクーラーボックスもないわ。」雪女刑事は冷たく言い放った。 #twnovel 「ところであいつは?」 B作を先頭に3人は山男の部屋の扉を開いた。山男は幸せそうにアイスを食べていた。 「雪女が持ってきてくれたんだけど。何か？」 終わり。

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#twnovel 「銃が無けりゃどうやって身を守るっていうんだ。」 私は尋ねた。何から身を守るんだい？ 「決まってるじゃないか。銃を持った奴からだよ。」

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男「それにしてもひどい渋滞だ」 女「今日は、いいにいごおの日だからね」 男「それなら仕方ないな」 二人は思った。 ・・・にいごおってなんだ？ #twnovel

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「此処を去ることにするよ」 「頑張ってな。」 「一緒に来てくれないのかい。」 「まあ、なんていうか多様性の問題だ。」 彼等は寂しそうに出て行った。独立は簡単ではない。当然、邪魔する奴も出てくるだろう。中にいれば、そうゆうのを食い止める事ができるかもしれないし。 #twnvday

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特に珍しいものなんて何もありはしませんよ。あ〜、でも世界の果てならありますよ。そんなに遠くじゃありません。見ていかれるといいですよ。 #twnovel そこにはカラーコーンが二つ置いてあった。窪地の様なものがあるにはあったが、何かが出ているでもなく、吸い込んでいるでもなかった。