春園燕雀さんの「牛」に見るスケールモデルの愉しみ
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先日の乳首別パーツ牛プラモを組んでみた。 体型はホルスタイン種のそれ。顔もそれらしく目が小さいので塗装だけで他品種にするのは難しそう。 同じ乳牛でも例えば写真の茶色の方のジャージー種だと、頭身が小さく目が大きい。 #模型 つづく pic.twitter.com/LYCE55W6a4
2016-02-18 20:07:26承前 ホルスタインでも特に、四肢が長くスラリとした体型は乳用特化のアメリカ型の特徴を反映しており、写真のイギリス型として使うなら、全体に寸詰まりにして、やや子供っぽいバランスに寄せるとそれらしくなると思う。 #模型 つづく pic.twitter.com/fpRI3kfAHK
2016-02-18 20:09:57承前 ところでネタだと思っていた乳の分割だが、雄化できるようにしてるのかも。それでも乳首まで分ける必要は (ry 角は現代だと畜舎飼育の都合で切除が主だが、20世紀の写真では温存している事も多く、設定年次に注意。 #模型 つづく pic.twitter.com/RCuo7DvQHg
2016-02-18 20:14:03承前 ホルスタインの毛並みは滑らかで1/35サイズだと毛足の再現は不要なほどだが、耳間から額に人間のような前髪がある。 ここは同品種でも色々な生え方をしていて、多数の牛を製作する場合は個性化のポイントになるだろう。 #模型 つづく pic.twitter.com/sf1JneZzn9
2016-02-18 20:15:40承前 ただ、全身を滑らかに処理してしまうと光沢が一定して焼き物のような質感になってしまうので軽く毛足表現を加えてみた。 先日の火星の大地の表現と同様、瓶サフを塗って生乾きにしたところへ歯ブラシでテクスチャー表現を。 #模型 つづく pic.twitter.com/QtuVKm9elp
2016-02-18 20:17:30承前 土の場合は面に歯ブラシを垂直に叩きつけるようにして粒状のテクスチャーにするが、毛なみを表現する場合は毛足の流れを意識し、実際に動物をブラッシングするように動かすと良い。 牛の場合は毛足が目立たないので、全身くまなく施さず、ところどころ見える位で良いと思う。 #模型 つづく
2016-02-18 20:18:15承前 粒状にダマが浮くので、乾燥したら荒目のペーパーで軽く撫でてダマを落とす。 普通に削ると毛並みが消えてしまう、触れるか触れないかの距離からペーパーの目でダマをひっかける感覚で。 キット状態の表面と比べるとこんな感じ。 #模型 pic.twitter.com/arDKwGZNuT
2016-02-18 20:19:46一発塗りは間違いなくミスるので、ミリペンで模様を下書き。両耳、尾の付け根、両目の周りあたりは高確率で黒or茶色、尻尾と四肢の先端と、腹、鼻筋あたりは高確率で白になるようだ。 #模型 pic.twitter.com/qTlpjzUsWH
2016-02-20 13:20:07白黒に塗ると模様が雑でも牛以外の何物にも見えないのが、牛プラモの良いところだ。 真っ黒じゃないけど黒に見える色の中でも、ドイツ機用のRLM 70は温かみがあって好きな色。ホルスタイン種を塗るならRLM 70、覚えておきたい。#模型 pic.twitter.com/sRQLN4Cjsz
2016-02-20 14:44:09牛シリーズ最終回。携帯で撮ったので写真汚いのはご勘弁。 品評会に出る牛は綺麗な白い毛並みだが、日常の牛は黄ばみがち。関節やしゃがんで土に擦れるところ、あと、尻尾の房や前髪など毛足の長いところから色がつく。 #模型 pic.twitter.com/brox449eVi
2016-02-21 00:31:20昨日アップした∀ウィーゴ&牛。 暫く秋葉原工作室さん (@akihabarakousak) のウィーゴ棚に置いて貰っているので、近くにお立ち寄りの方はご覧くださいましー。#ウィーゴ pic.twitter.com/fSAzY2UMmv
2016-02-21 13:55:35