2016/02/19 饗庭伸×藤村龍至「縮む日本をどうつくる~都市計画家と建築家のできること~」

下北沢B&Bさんで開かれた、『都市をたたむ』(花伝社)刊行記念トークイベントのまとめです。
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大盛況でした!

本屋B&B @book_and_beer

【2/19 Fri】饗庭伸×藤村龍至 「縮む日本をどうつくる~都市計画家と建築家のできること~」 『都市をたたむ』(花伝社)刊行記念 bookandbeer.com/event/20160219…

2016-02-15 20:23:57
花伝社 @kadensha

これからの日本に必要な意義深く質の高い議論でございました。 ご来場の皆様、B&Bスタッフの皆様、饗庭伸先生、藤村龍至先生。誠にありがとうございました。 pic.twitter.com/c1zaZQv8Kl

2016-02-19 23:05:15
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花伝社 @kadensha

弊社刊『都市をたたむ』刊行記念 饗庭伸先生×藤村龍至先生によるトークイベント 「縮む日本をどうつくる~都市計画家と建築家のできること~」 下北沢B&B様にて、大盛況にて終了いたしました。 pic.twitter.com/vULTN40fFi

2016-02-19 23:05:04
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

饗庭伸さん『都市をたたむ』出版記念トークイベントだん。ありがとうございました! pic.twitter.com/KkA0ZiaIOz

2016-02-20 00:04:04
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饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

後ろから見るとこういう感じだったのか〜。おこしいただいた皆様、ありがとうございました。 twitter.com/kadensha/statu…

2016-02-20 00:29:16

饗庭先生による要点まとめ

饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

一昨晩の藤村さんとのお話。主に自分が喋ったことを中心に、覚えているだけの要点メモ。細かいところは正確じゃないです。 ①最初は縮小都市の「空間像」が話題だった。それがどうあるべきかではなく、それがどういう言語を媒介として伝えられるのか、ということに話が集中。

2016-02-21 11:36:29
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

②藤村さんの「コミュニティ」も「6大拠点」も、クラシカルな空間言語なわけなのだが、その言語で確実にドライブされる人口層がいる、だから意味があるのだ、ということ。

2016-02-21 11:36:48
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

③確かに、近隣住区などの近代都市計画言語を否定しながら出てきたパタンランゲージは、理屈としては正しいが、現場で使う言語としては使いにくいし、多くの人がそれでドライブされない。空間像は言語を媒介にして伝えられるわけだから、使いにくい言語に媒介される空間像には意味がない、ということか

2016-02-21 11:37:14
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

④「エリア」という言葉をどう定義するか、という藤村さんの質問に対しては、それは解決したい課題の質による、という回答。何を解決したいのかによって、エリアの取り方は異なるということ。そして、異なる集団が、異なるエリア取りをすると、資源の無駄な投入が起きるので、そこに調整が必要になり、

2016-02-21 11:37:32
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

⑤エリア同士の戦いのようなものも起きる。しかしやがて、人口が減って密度が下がってくると、暴走族みたいな都市の中でのナワバリ争いは起きなくなるのではないか・・というあたりから、次の話題の「主体」に移っていく。

2016-02-21 11:37:46
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

⑥饗庭からは、「20年くらい市民参加をやってきたけど、市民社会って弱いよね」と問題提起。藤村さんからは、市民といいつつも、公共空間を使って稼ぎまくろう、という人も「市民」なわけで、「市民」という言葉に様々な主体を含んでしまうことへの危惧が示される。

2016-02-21 11:38:00
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

⑦確かに、市民参加のプロセスを組み立てていても、清く正しいワークショップで人々を集めてオーガナイズしていくプロセスから、メンバーを限定して、確実に事業を推進するプロセスへとジャンプすることはあるので、「市民」という言葉で覆い隠されたブラックボックスはあるように見える。

2016-02-21 11:38:10
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

⑧最後は「組織」の話。藤村さんの東洋大の学生教育手法と設計組織論のつながりについて。藤村さんからは、神戸の水谷スクール的な専門家組織の評価について、という、えらく具体的な話題。

2016-02-21 11:38:26
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

⑨議論の対象として整理ができたのが、アノニマス(大学の学生)とアノニマス+(大学で何らかの建築的プロトコルを身につけた人)とスクール(やや作家性をもちつつも、巨匠ではない専門家)と巨匠の4つのレベル。このあたりをどのへんを意識して戦略的に組織化していくか、ということなのかなあ。

2016-02-21 11:38:54
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

⑩後半はだんだん「都市をたたむ」から離れてしまいましたが、あちこちに飛びつつ、狭いところをぐるぐると回っていたようなお話でした。 藤村さんのお話は、鶴ヶ島の取り組みから、岡崎の取り組みにかけて、更に展開していて興味深かった。

2016-02-21 11:39:13
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

⑪藤村さんスタイルでもある「整列記念写真」のフォーマットには写し出せない感じ。どんどん都市計画に近づいてくるようでもあるけど、どこか違うところに向かっている予感があった。

2016-02-21 11:39:36
饗庭伸/東京都立大学 @shinaiba

⑫トークショーの最後は、苦し紛れに「建築家=マレビト」論で締めてしまったけど、それが何なのか饗庭もうまく言語化できていないので、面白い考える材料をいただいた感じ。(連投終わり)

2016-02-21 11:39:47
たくさんのご来場ありがとうございます。
Junpei Shimizu @jnpismz

対談の風景。書店の一角の広くないスペースに満員の50人くらい。もっといたかな。こういう場所でのイベントもありなんだなぁと感じました。イベント企画的にも勉強になりました。 ちなみに会場は、下北沢の『本屋B&B』ブック&ビアらしい。 pic.twitter.com/k7vrXkLgFF

2016-02-20 00:02:52
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Yui Ishihara @GreenArchi

饗庭さんからサインもらった! もっとお話できる機会が欲しい笑 pic.twitter.com/gdsiPQ80UA

2016-02-19 22:47:47
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矢ヶ部慎一/ShinichiYakabe @YakabeShinichi

ミーハーなので著者・饗庭さんから『都市をたたむ』にサインを頂いた。某弊社の名前をご存知なのに驚いた。今後ともどうぞよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/N5s4S3zyc9

2016-02-20 00:00:28
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