#とうらぶ和歌口語訳 まとめ
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始まりは #平安こみけ タグでにわかに活気付いたTLからの思いつき。
さっきつぶやいたやつの企画こんな感じでどうでしょう? 刀剣男子和歌口語訳企画 privatter.net/p/1361719 タグを #とうらぶ和歌口語訳 に修正しました
2016-02-23 23:26:44企画作ってみました
①世の中はいづれかさして我がならむ行きとまるをぞ宿とさだむる(古今987読人知らず) ②【世の中のどこを指して俺の居場所といおうかな。ひとまずは、この足のとどまるところを宿としようか】――鶴丸国永 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-23 23:33:00①しひて行く人をとどめむ桜花いづれを道と惑ふまで散れ(古今403読人知らず) ②【とめてもいってしまうひとを、とどめてしまいたいのです。さくらのはなが、かえりみちをかくしてしまえば、いいのになあ】――今剣 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-23 23:59:54①秋風の身に寒ければつれもなき人をぞたのむ暮るる夜ごとに(古今555素性法師) ②【秋風が身に沁みるほど寒くて、日が暮れるたびに冷たいあの人さえ当てにしてしまうなんて】――へし切長谷部 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-24 00:14:35①心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ(新古今・西行) ②【風情など理解できぬと思っていたが、そうでもないものであるな。シギの飛び立つこの秋の夕暮れのもののあわれよ!】――山伏国広 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-24 18:37:59①世の中にさらぬ別れのなくもがな千代もとなげく人の子のため(古今・在原業平) ②【世の中に避けられぬ別れなどなければよいのになぁ。千年もともにありたいと嘆く子らのためにも。】――岩融 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-24 20:20:59①世の中のうきたびごとに身を投げば深き谷こそ浅くなりなめ(古今・読人知らず) ②【つらいことがある度に身投げなんぞしてちゃあ、深い谷だって浅くなっちまわないか?】――御手杵 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-24 20:29:31①うらみても泣きても言はむ方ぞなき鏡に見ゆる影ならずして(古今・藤原興風) ②【恨んでみても嘆いてみても、それを伝える方法がありません。だってあなたは鏡に映る影ですらないので。】――宗三左文字 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-24 20:35:39①おほぞらは恋しき人のかたみかは物思ふごとにながめらるらむ(古今・さかゐの人ざね) ②【空は恋しい人を思い出すためにあるんだろうか。そんなわけないのに、どうしてこんな空ばかり見てしまうんだろうね。】ーー大和守安定 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-24 23:35:03(じっちゃんはとっくにいない)ぽっかりと水面にひかる満月ひとつ (いにしへの人は汀に影たえて月のみすめる広沢の池 / 源頼政 ) #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 12:41:39つばさこそ重ぬることのかなはずと着てだに馴れよ鶴の毛衣(とはずがたり/雪の曙) 伏すことはもうない土にかけてゆくこの羽の白(許してくれよ)――鶴丸国永 #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 17:40:43思い出すことならできる一度だけ俺と目が合った君のこと (逢ふまでのしるべぞいまはたどらるる心のかよふ道はあれども/ 北条貞時) asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yam… #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 18:18:16① 別れをば山の桜にまかせてむとめむとめじは花のまにまに(古今・幽仙法師) ②【別れのことは、山桜にまかせてしまおうか。引き留めるかどうかも、花のままに。】――歌仙兼定 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-25 18:18:44①別れてふことは色にもあらなくに心にしみてわびしかるらむ(古今・紀貫之) ②【別れは色でもないのに、心にしみこんで、つらい】――骨喰藤四郎 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-25 18:24:05行き暮れて木の下蔭を宿とせば花や今宵の主ならまし(千載和歌集/詠み人知らず) この生が旅なら今宵花かげの君をあるじと呼ばせておくれ――歌仙兼定 #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 18:37:28焼けたやつ、折れたやつ、飾られたやつ、みんな揃ってーーこりゃ驚いた。 (これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関/ 蟬丸 ) #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 19:06:54うき身をばわれだに厭う厭へただそをだにおなじ心と思はむ(新古今和歌集 藤原俊成) 俺のこの不義を恨めよお揃いを喜ぶ俺はいじらしいだろ【鶴丸国永】 #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 19:28:41一瞬の太刀筋に覚えがあった。歳さん、京都の夜は暗いな。 (巡りあひて見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし夜半の月かな─紫式部) #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 19:29:27しづやしづしづのをだまきくりかへし昔を今になすよしもがな(静御前) 繰る繰ると糸も記憶もつむがれてなつかしき名を今音に聞く――膝丸 #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 20:16:26あさがおがちゃんと教えてくれたでしょうずうっとなんて思っちゃだめです。 ありとてもたのむべきかは世の中を知らする物は朝がほの花 / 和泉式部 twitter.com/IzmiShikibu/st… #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 21:20:49ありとても頼むべきかは世の中を知らするものは朝顔の花 今生きているからといって当てになるでしょうか、そのような無常の世の中を思い知らせるものは、この、朝顔の花なのです 和泉式部55
2016-01-10 02:39:28俺と同じ名を持つ奴が空にいたと千年後には思うだろうか (心にもあらでうき世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな / 三条院 ) #とうらぶ和歌口語訳 #刀剣短歌
2016-02-25 21:32:20手放したことで苦しむことだろう俺に名前を付けたあなたは (忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の惜しくもあるかな 右近) #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-25 22:01:25①冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ(古今330清原深養父) ②【冬なのに、空から花びらが散ってきますよ。あの雲の向こうは、きっともう春なんでしょうねえ】――五虎退 #とうらぶ和歌口語訳
2016-02-25 22:14:44