論理的整合性とよりより理論=反論、あるいは指摘について完結編

「論理的整合性とよりより理論=反論、あるいは指摘について」を纏めましたが、そこで誤解を受ける可能性がある部分が見られましたので補足的な説明を加えて纏めなおしました。なおその途中でコメントして下さった方々との会話も纏めています。
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藤川 哲兵 @t_2P

.@yutakioka君が前に「経験した事の無い物を語る論理的正当性」的な事をとぅぎゃざーしてたようなしてなかったような。

2011-01-28 09:58:32
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@teppeif7 TWはした記憶があります、しかし纏めていたかどうかは定かではないです。確かショーペンハウアーの死んでなくても死について語ることについての話ですよね?RT君が前に「経験した事の無い物を語る論理的正当性」的な事をとぅぎゃざーしてたようなしてなかったような。

2011-01-28 11:35:26
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@teppeif7 ただ、経験があれば、説得力は増しますね。論理的整合性には関係はありませんが。(笑)この説得力があがるということと論理的整合性を区別できない人がたまにいるので厄介ですよね。

2011-01-28 11:40:24
藤川 哲兵 @t_2P

@yutakioka そうだったようなそうでなかったような...。ありがとうございます。また機会があったらつぶやいて纏めてください(笑)いつも楽しく拝見させてもらってます。

2011-01-28 14:43:46
藤川 哲兵 @t_2P

@yutakioka なるほど。確かに。しかし多くの人は論理的思考の前に直感的な感情で物事をみますからね。ライオンにあって危険かどうか考えていたら食われる、という生物の名残ですね。”ただ、経験があれば、説得力は増しますね。論理的整合性には関係はありませんが。”

2011-01-28 14:45:40
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@teppeif7 そうですね~。そういう緊急事態には直観判断が必要ですからね~。RTライオンにあって危険かどうか考えていたら食われる、という生物の名残ですね。”ただ、経験があれば、説得力は増しますね。論理的整合性には関係はありませんが。

2011-01-28 23:40:16
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

論理的整合性は推論規則と言葉の意味にだけ依存して、人物・感情、それが一般的であるか、常識的であるか無いか、分かりやすいか、分かりにくいかなどと全く関係ない。ただしばしば、論理的に正しい命題と常識が一致することはあるが。例をあげると。「人は皆死ぬ」を一般・普遍命題とする。

2011-01-28 23:48:47
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

「X氏は人である。」を初期条件・小前提とすると、「X氏は死ぬ」と言う帰結・結論)がでてくる。この帰結は、誰が言うと正しいし、怒りながら言おうが笑いながら言おうが正しい。この論理が正しくないと言うためには二つしかない、つまり、一般・普遍言明が偽であることを示す。

2011-01-28 23:53:01
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

あるいは命題間の推論規則が誤りであることを示す。ちなみに、ある個人Z氏が、「私は死ぬ人を見たことがありません」と一例を上げたとしても、論理的整合性には関係ない。なぜなら、論理は一般・普遍言明から成り立っているから、クラスとしては無限。でこのZ氏の経験なり観察は有限のクラス。

2011-01-28 23:55:43
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

有限のクラスでの単一事象での法則を、無限クラスの一般・普遍現象に対しても適用できるか?と言えば、そうとは言えない。これが、ある論理命題(主に三段論法についてだが)を自分の経験・観察あるいは知人の経験観察でもよいが、という単一事象の反例では反論にならないという理由である。

2011-01-28 23:58:27
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

先ほどあげたのは反論例は内在的批判であるが、超越的批判によっても論理的命題=(ここでは三段論法の形式に還元できる命題、すくなくとも本人が先ほどの一般・普遍命題を示すことができる)を反論できる。これもいくつか方法があって、簡単な方法を上げておく。

2011-01-29 00:02:19
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

(1)相手の普遍・一般命題よりもより普遍性一般性が高い命題を原理にして演繹的に理論を組み立てそれを示す。(2)結論はしばしば複数の一般・普遍命題と初期条件からなっている場合が多いので、相手よりも妥当性を示す為には、自分の方が、より少ない一般・普遍命題と初期条件からなることを示す。

2011-01-29 00:07:20
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

(3)は自分の論理の方がより多くを説明できることを示す。例えば相手よりも、こり極端な場合などにも自分の論理的命題の帰結は、説明できるということを示す。反論ではないが相手とは異なる観点から先ほどのように論理を組み立てて示すとそれは、指摘となる。トートロジーは常に正しいが価値はない。

2011-01-29 00:12:34
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

ちなみに、具体例(個人の経験など)は先ほど上げたが、論理的整合性には関係ないが、説得力や分かりやすさを増すためには効果的である。私のこのTWにしても、先ほどのX氏の事例など出さなくても説明は既に終わっているわけだが、例があると分かりやすいから提示した。

2011-01-29 00:17:23
yu14f @yu14f

無限の範囲の中で有効な整合性を演繹した場合、演繹は正しくなる。唯物論の立場をとると無限は存在せず全ての演繹の整合性はなくなる。その無限の範囲をどこまで想定するかという欺瞞は数学を頭に思い浮かべる場合には欺瞞でもなんでもないのだが、無限という言葉に囚われてしまうと理解が難しい。

2011-01-29 00:35:13
徳川 家康 @bornekiller

@yutakioka 論理は論理整合性があるかないかでしか判断できませんもんね。違うと原理が違うのかそれとも道筋に誤りがあるのかを突き詰める。

2011-01-29 00:41:17
yu14f @yu14f

アメリカの法律のようにどれだけの人々が信じるかを論理的整合性だとした場合に就学率が高い国では一般・普遍命題は有効である。しかし無限という存在を信じられない貧しい地域では数学的背景がないため無限の概念を理解させることは不可能に近い。一般・普遍的命題を扱うこと自体が有限である

2011-01-29 00:47:16
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@bornekiller はい、それしかないですよね~。正確性を上げる為には論理的思考が必要ですが、説得性を上げるには別の方法がありますよね。 RT論理は論理整合性があるかないかでしか判断できませんもんね。違うと原理が違うのかそれとも道筋に誤りがあるのかを突き詰める。

2011-01-29 00:51:14
徳川 家康 @bornekiller

@yutakioka 説得には論理と情緒が相互に重要ですからね。情緒も言語化する限りに於いてはある種の論理なんですね。おもしろいことに情緒だけでも説得は無理ですから要するに論理も情緒も不要な条件付けを排除していくとうまくいく気がします。先入観、偏見等の条件付け。

2011-01-29 00:56:55
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@bornekiller そうですね、そこは注意点ですね。説得の場合はどちらをより重要と相手が考えているかを知る必要がありますね。RTおもしろいことに情緒だけでも説得は無理ですから要するに論理も情緒も不要な条件付けを排除していくとうまくいく気がします。先入観、偏見等の条件付け。

2011-01-29 00:59:46
徳川 家康 @bornekiller

@yutakioka 例えば簡単に言えば「差別は良くない」と頭ごなしに言うと誰でも反発する。こゆ場合は相手の差別を全面的に受け入れて展開してみる。どういう結果になるか、どうしたいのかを同情的に展開する。そすれば偏見が生じた時点の論理に相手自身が自分の思考を戻して考えられる。

2011-01-29 01:03:07
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@bornekiller そうですね、そういう展開方法ができれば、非常に効果的ですね、まずは情緒から入る、そして、相手が少し冷静に考えられる土壌を使ってから論理的にも思考を提示してみる。

2011-01-29 01:07:33
徳川 家康 @bornekiller

@yutakioka 説得は命令とは違うので従わせるのではなく相手に考えさせて得心させるのが大事なんでしょう。説得てのは一種の不可能命題ですからね。

2011-01-29 01:11:52
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@bornekiller そうですね、その考えさせる機会を与えることが必要ですね。それが例えば子育てであれば、子供の自立心にもつながりますからね。RT説得は命令とは違うので従わせるのではなく相手に考えさせて得心させるのが大事なんでしょう。説得てのは一種の不可能命題ですからね。

2011-01-29 01:14:21
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

有限・無限という言葉を使ったがこの意味を説明する必要はないと思う。有限・無限の違い・概念は十分に数学基礎論の問題として数百年議論され尽くしているので、殊更掘り返そうとは思わない。カントール、フレーゲ、ラッセル、ブラウアーなどの失敗を経てツェロメロの公理系で決着と私は考えているので

2011-01-29 02:09:49