【江戸川区議会】２０１６年２月２４日の本会議における中津川将照議員（無所属･次世代の党推薦で当選）の一般質問「同性カップルへのパートナーシップ制度について」発言内容と多田正見区長の答弁の書き起こし。並びに問題点の指摘

橋本 至 @kid75

【本日の江戸川区議会】１３時より本会議（一般質問）開催。正午より区役所西棟３階議会事務局にて先着順に傍聴を受け付け。 インターネット中継あり→gikaitv.net/dvl-edogawa/in… 登壇者･質問事項→gikai.city.edogawa.tokyo.jp/voices/gikaido…

橋本 至 @kid75

続）⑤中津川将照（無所属） １地方創生 (１)「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の評価について (２)「地方版総合戦略」の施策について (３)「各市区町村に出した策定に関する通知」について ２海外の友好都市・姉妹都市提携 (１)江戸川区の姉妹都市との交流実績と現況について

橋本 至 @kid75

続）(２) 今後の方向性について ３ 同性カップルへのパートナーシップ制度について

橋本 至 @kid75

続）５番目に登壇する中津川将照議員の発言事項に「同性カップルのパートナーシップ条例について」との内容が含まれていることが気になる。先日総務委で趣旨採択された陳情は「同性カップル」に対してだけのものではない。ＬＧＢＴのＴが抜けている。陳情の内容を理解していないのではないか？

橋本 至 @kid75

続）又彼の父親が先だって性的指向少数者の人達をあからさまに差別するツイートをしたり、彼と同じく次世代の党（当時）の関係者である小林ゆみ杉並区議が「同性愛は個人的趣味」等と発言したりして大きな問題を引き起こしていることを踏まえ、彼がどのような発言をするのか注視しておく必要がある。

橋本 至 @kid75

続）なお中津川議員は’13年に発覚した女性に対するＤＶ事件（略式起訴され罰金刑）について、未だに議会という公の場で説明をしていない。そのまま議員を続けさせた議会自体も論外であるが、こうした議員が再選される現実があることも理解しておきたい。大事なのは忘れないこと。

橋本 至 @kid75

【江戸川区議会】２０１６年２月２４日の本会議における中津川将照議員（無所属･次世代の党推薦で当選）の一般質問「同性カップルへのパートナーシップ制度について」と多田正見区長の答弁を書き起こし連投。 発言事項→gikai.city.edogawa.tokyo.jp/g07_OshiraseVi… 関係者は敬称略。

橋本 至 @kid75

続）中津川将照（なかつがわまさあき）：…次に、同性カップルのパートナーシップ制度について伺います。ご承知の通り、昨年４月から渋谷区では同性カップルに対して「パートナーシップ証明書」を発行するという条例を施行しました。

橋本 至 @kid75

続）世田谷区でも、昨年１１月から同性カップルがパートナーであることを誓う宣誓書「パートナーシップ宣誓書受領証」の発行を始めました。江戸川区においても、これらを参考に同じような制度を設けるべき、との意見が区民の間から聞こえてきます。

橋本 至 @kid75

続）しかしながら、わたくしはここで明確に反対を申し上げたいと思います。 日本では、セクシャルマイノリティと呼ばれる人々に対する差別･誤解が根強く存在しています。 そういった方々の苦悩を考えると、当然のことながら私も、偏見の様なものは微塵も抱いておりませんし、…

橋本 至 @kid75

続）或いは性同一性障害で悩んでいる方々を救済する措置を講じていくことは、必要であると考えています。 しかしながら、ご承知の通り憲法第２４条には「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により維持されなければならない」とあります。

橋本 至 @kid75

続）そして、夫婦というのは男性と女性を意味していることは言うまでもありません。即ち憲法では、婚姻は男性と女性との間で行われることを想定し、同性婚は排除され、それが学説でも主流となっています。

橋本 至 @kid75

続）渋谷区の場合は「男女の婚姻関係と異ならない程度の実質を備えた、戸籍上の性別が同じ二者間の社会生活における関係をパートナーシップとし、一定の条件を満たした場合に、パートナーの関係であることを証明する」としています。

橋本 至 @kid75

続）「男女の婚姻関係と異ならない程度」ですから、それそのものではないけれども、限りなくそれに近い事実上のイコールであると読み取れます。少なくとも、実態は法律上の婚姻と同じように扱われますから、よく言われる憲法第２４条に抵触するのでは、との指摘は当然のことであると考えます。

橋本 至 @kid75

続）確かに、セクシャルマイノリティの方々に対する配慮は必要です。渋谷区の場合ですと、同性カップルはアパートの入居や病院での面会の際に、家族ではないことを理由に断られるというケースが多かったそうです。

橋本 至 @kid75

続）ですが、これらは入居や面会を家族以外にも拡げるという、個別的対応で十分カバーできる話です。 同性パートナーを「男女の婚姻関係と異ならない程度の実質を備えた、戸籍上の性別が同じ二者間の社会生活における関係」と定義づけし、これを行政側が承認するというのは強い違和感を覚えます。

橋本 至 @kid75

続）国民的議論も十分ではありません。 国の法整備につきましても全く俎上には上がっておらず、このような段階で一基礎自治体が安易にこうした条例を定めることは妥当ではないと考えます。個人の自由･人権擁護の観点だけで論じられるべきものでもありません。

橋本 至 @kid75

続）社会存立の基礎的単位である家族、そして国民共同体としての国家の存在価値とは何かというテーマにも直結するものです。ある意味ブーム化しつつある、この同性カップルへのパートナーシップ制度について、区としてはどうお考えでしょうか。区長のご所見をお伺いし、私の第一回目の質問を終わります

橋本 至 @kid75

続）多田正見：…それからあの、同性のカップルのですねパートナーシップの問題でありますが、まあ色々お話はありましたけれども、こうしたことは諸外国の例も色々ありますけれどもですね、我が国は我が国の色んな土壌というものがありますので、これをどうするかということについて、…

橋本 至 @kid75

続）やっぱりこの世論の高まりというものがないとですね、えーある方向が出てこないのではないかという風に思っております。 従って私共も、こうした世論の高まりをですね、注視しながらですね、これからも関心を持っていきたいという風に思っておりますので、よろしくお願いを致します。

橋本 至 @kid75

続）中津川：…同性カップルへのパートナーシップ制度について質問させていただきました。 区長のご答弁通りですね、やはりこの日本には伝統的な結婚観、或いは家庭観というものがありまして、区民の間から不安の声もいただきました。

橋本 至 @kid75

続）そして、日本にはやっぱりその男女が結婚して、父母となってそして家を形成していく、これが大多数の日本人が共有する結婚観であって、そして家庭観であると私は思っています。なので、こういった思い、質問を今回させていただきました。

橋本 至 @kid75

続）昨年の７月、国連の人事理事会にて（ツイ主注･人権理事会の誤り）家族の役割と保護、こういうものを謳った決議を賛成多数で採択ました。

橋本 至 @kid75

続）そこでは「家族は社会における自然且つ根本的な集団の単位であり、子女の養育と保護の第一義的な責任を有するもので、文化的同一性や伝統･道徳･社会的遺産や価値の体系を継承する上で、決定的な役割を果たす」としていました。

橋本 至 @kid75

続）これはあの慎重の上に慎重な議論をしていかなければならない重要なテーマであると、そういう思いで今回私質問させていただきましたので、どうぞ宜しく御願い致します。 以上、質問事項に該当する部分を抜粋し連投した。