Geo-Cooking 料理道具としてのGISと水と素材
素材を調理したものが地図で、GIS は調理道具ならば、基盤地図情報は素材たるべき。しかし、その観点だと(私はその観点に肯定的だが)基盤地図情報というネーミングがちょっと…かも。
2011-01-28 12:29:10@geo80k @vec2ras 「基盤」の意味するところが何か、ということが気になるところです。各種計画で行われる「基礎調査」で得られる情報(基礎情報)の地図の素としての位置づけなど。地理院的な地図作りからは外れてきますが。
2011-01-28 13:14:54@yucico @vec2ras 個人的には「土台」です。だからでしゃばってはいけない。そうか、料理における素材ではなくて、水なのかも。
2011-01-28 13:21:16@geo80k @vec2ras 水というの感覚は面白いですね。基盤言葉からうけるハードな印象が素材としての情報と(私の中で)一致しないのかも。もっとしっくりする言葉があるような気がいたします。
2011-01-28 13:27:11@geo80k @vec2ras ぜひぜひ。いま、その辺りのところをどのように整理すれば、というところを、@mapconciergeさんと@onaishihoのGIS NEXT×ランドスケープデザイン以来考え中なので、また改めてお相手いただければ!
2011-01-28 13:36:17昨日の昼の思いつきを、もう少しだけ掘り下げてみた。たいしたアイデアではないが(そもそもきっかけは GIENEXT の対談記事だし)、140字よりは多くなったので、ブログ(http://d.hatena.ne.jp/Geo80k/20110129)に書いてみた。
2011-01-29 15:29:39@geo80k cooker というよりレシピを考える人、かもしれません。素材の供給源が多様化したことでレシピも増え、全国で同じように料理できるようになってきた。でも地域によって微妙に水と素材が違うからそこに配慮しないと、などと考えている感じ。
2011-01-29 15:57:57@geo80k blog拝読しました.なるほど,興味深いです.些細な事かもしれませんが,地理空間情報活用社会と末尾にありちょっぴり気になりました.「~活用社会」とする意図は何かありますか?
2011-01-29 16:37:39@yucico レシピと言う言葉は、私も途中で思い浮かびました。レシピも公開されるでしょうけど、レシピがあっても料理(結果としての主題図)がなければなりませんし、レシピは見る人のレベルによっては難しかったり簡単すぎたりしますので、メインにこないのかも、と考えたのでした。
2011-01-29 16:58:41@yucico 素材のトレーサビリティは重要ですね。著作権と絡む可能性が高いので、分離をしっかりしなければなりませんが。ジオクッキングが普及すれば、安定供給の方はある程度安心できるかもしれません。あとは邪魔にならないようなルール作りと控えめなレフェリーの存在でしょうか。
2011-01-29 17:01:22@tosseto 単に、昨日の(自分の最初の)書き込みで、基盤地図情報と基本法の話にも触れたので、あの法律は「~活用社会」を目指したな、と思ったくらいです。別に、市民が幸せを感じるのであれば、どんな社会でも良いのですが。
2011-01-29 17:02:56@tosseto 逆に、どの辺が引っかかりましたでしょうか。読む人に違和感を起こさせるのは本意ではないので、不要な部分は(自分のブログだし)削ることも簡単です。
2011-01-29 17:04:20本当の料理のレシピは、調理道具に劇的な進歩がなければ、大きく変わらないと思います。一方、ジオクッキングのレシピはどんどん変わるかも知れません。PG-Routing の存在を知っている場合と、類似のアプリが存在しない場合とでは、経路探索においてレシピが大きく変わるように・・・・
2011-01-29 17:06:21@yucico 「地域によって微妙に水と素材が違う」は、実は悩みました。基図として地形図をつかうか、GoogleMaps を使うかは、出汁として鰹と昆布を使う位の差はあるのでしょうね。だんだん濃い出汁を考えて、気がついたらフカヒレスープに至ったので、文章化を断念したのでした。
2011-01-29 17:11:11主題図と基本図って、地図屋の間では境目がはっきりしないんですよね。地形図は基本図なのでしょうけど、そこに城跡のアイコンを少し多めに書き込んだらどうなるのか。城のアイコンをいろいろ工夫したらどうなるのか。と、少しずつ書き足していくと、途中でだれかが「主題図やん、それ!」と叫ぶ訳で。
2011-01-29 17:22:07@geo80k 地域の文脈で素材と素材の加工法と変えていく必要がある、といところで、職能が問われるところだと思います。何となく書いていましたが、その水の違い(エビアンか南アルプス天然水か水道水かという感じ?)も、出来上がる料理を左右しますね。
2011-01-29 17:24:25地形図の図式を考えた人(多分全員リタイアしている)は、基本図を設計した人だと言っても良いと思いますが、あの当時は「単位面積あたりの地図用紙に、できる限りの情報を詰め込む」を理念としていたので、主題図的な要素もかなり混入していたのではないか、とか感じる時もあります。
2011-01-29 17:25:13@yucico 水の違いは、間違いなくできあがる料理を左右すると思います。自分はそのあたりが上手く表現できないと思って書きませんでしたが。地上測量か写真測量か(現地調査の多寡)なんかに言及すれば例示としてはよかったのかも。
2011-01-29 17:26:53