2016年3月1日

yasudayasu氏と望月夜の「就業者と人口動態の関係」論争

団塊の集団退職or非正規化によって雇用余地が生まれて就業者が増えた(このため、景気後退入りしても就業者増加が衰えない)という望月夜の主張に、yasudayasu氏が異議を唱えたもの。
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yasudayasu @yasudayasu_t

え、何これ、何この就業者数

2016-03-01 10:10:49
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

これまでの雇用改善を金融緩和の景気浮揚効果と誤認していた向きは、今日発表の労働力調査bit.ly/1QQM1JWの理解に苦しむだろう。 しかしきちんと年齢別データを見れば、65歳以上非正規の急増を確認できる。 twitter.com/yasudayasu_t/s…

2016-03-01 10:35:36
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t 定年による非正規への移行が新規雇用余地を生む経路が、最近の就業者回復の実態だったのだ。アベノミクスの総需要効果でもたらされたものではなく、したがって現行の景気停滞下でも就業者は問題なく"増加"する。 pic.twitter.com/ncj8O8N0Cy

2016-03-01 10:36:16
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yasudayasu @yasudayasu_t

2012年Q4と比較して2015年のQ4は「正規 」も増えているし、この1月はそれがさらに加速しているわけで。それに、この1月の就業者の増え方はそういった定年再雇用がどうのといった話のレベルじゃないんで「何これ?」なんですけどね。 @motidukinoyoru

2016-03-01 10:56:59
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t 定年再雇用による非正規妥結が増えると、雇用余地が増えるので、これによって他世代の雇用が増える。この際増える雇用は正規・非正規どちらもあり得る。正規が増えることは私の認識からして何ら不自然なことではない。 pic.twitter.com/juFus4edrL

2016-03-01 11:00:29
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yasudayasu @yasudayasu_t

全体で正規が増加となるほど他年齢階層の正規を増やすには、定年再雇用のボリュームは小さすぎますし、そもそもそこは前まで再雇用さえしてなかったので従来から同程度の労働需要があれば以前からもっと他年齢階層で正規が増えていたはずです。 @motidukinoyoru

2016-03-01 11:07:45
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t いま団塊の世代(第一次ベビーブーム世代)という特別な世代が定年を迎えていることを忘れている。 2012-2013年ごろから、この世代の定年退職が増加しており、これによって就業者構造が大きく変化するようになった。

2016-03-01 11:10:36
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t また、非正規妥結する団塊の存在の一方で、純粋に退職し非労働力化する団塊も存在することも忘れてはいけない。団塊の非労働力化、これによる労働供給曲線シフトに遅行して、他世代の雇用が増える経路もある。 最近の就業者の動きは、人口動態的なものだった。

2016-03-01 11:16:55
yasudayasu @yasudayasu_t

団塊の正規による退職なり非正規転が大規模であればあるほど、トータルで正規雇用者数が増えるようになるにはハードルが高くなるわけで。人口比で正規率が上がったとかの説明ならまだしも。 @motidukinoyoru

2016-03-01 11:40:05
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t そうとは限らない。団塊の正規雇用が硬直的かつ年功序列的に賃金が 高かった場合、その解消は、より多い(賃金の低い)正規雇用を生むことが出来る。 もっとも、そうなるにはかなりの時間を要したようではあるが。

2016-03-01 11:44:24
yasudayasu @yasudayasu_t

年功序列が本当に強くあったとして定年間際だともう下がってきてる頃ですし、それで増やしたのが比較的給与の高い層なのでやはりボリューム的に無理かと。それに労働需要は増えてないが団塊正規がいなくなった分を回して正規を増やした、なら雇用者報酬も横這いなはず。@motidukinoyoru

2016-03-01 11:53:46
yasudayasu @yasudayasu_t

増えた正規が20代ばかりとかならまだ不可能ではないロジックだろうけど。

2016-03-01 11:55:02
yasudayasu @yasudayasu_t

まあ、僕はこう思うんだ式だと議論にならないし、どこまで行っても自分が疑問としたこの1月の特異な動きとは関係なさそうだな。

2016-03-01 12:00:40
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t 年齢別人口推計を見ていただきたいが stat.go.jp/data/jinsui/20… 今の45-54は、第一次・第二次ベビーブームの間の谷間を抜け、再び人口的な構成自体が増えている年齢部分になる。実際この世代は労働力人口自体がどんどん伸びている。

2016-03-01 12:04:12
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t だから、単純な正規の増加だけを追っていると、影響が見えにくくなる。 当該年齢人口の減少に比して、正規雇用の減少が小さい世代こそ注目を要する。

2016-03-01 12:15:50
yasudayasu @yasudayasu_t

労働力人口なんて労働需要の影響をモロに受けるものなんだがなあ。45-54の正規雇用の増え方なんて年3%を越えてきてるんだが人口はもっと増えてたというんかなあ。

2016-03-01 12:27:30
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t 労働力調査 長期時系列データstat.go.jp/data/roudou/lo… を使うと、各人口に比した正規雇用の比率は15-44歳いずれのタイルでも上がり、45-はほとんど変わってない(あるいはやや減少)。45-正規増加は当該年齢人口増によるもの。

2016-03-01 14:31:19
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t また、実際にこれまでにおいて実質雇用者報酬の伸びは鈍化しており、「雇用者報酬は横這いなはず」というyasu氏の推論を皮肉にも実証している。 参考拙記事:「雇用数量と景況の矛盾」ameblo.jp/nakedcds/entry…

2016-03-01 14:46:35
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t 別に実質雇用者報酬の『上昇率』が変わっていなくても立論はほぼ変わらないが。 アベノミクスがもし雇用に本来的な影響を与えたなら、実質雇用者報酬の『上昇率』が上がっていなければいけないわけだが、しかし、実際はそうなっていない。

2016-03-01 14:49:04
yasudayasu @yasudayasu_t

2012年のQ4と比較して2015年Q4は25-34人口は7%減って正規雇用者数は6%減ってるし、35-44は人口も正規雇用も4%減っている。一方で45-54人口は5%増えているけど正規雇用は8%も増えているし、55-64は人口が10%以上減ってるのに正規雇用はほぼ変わらず。

2016-03-01 17:00:45
yasudayasu @yasudayasu_t

人口比で見ても実数でも正規雇用が増えたのは45-が中心で、良くも悪くも賃金の高止まりが大きかったところ。年功序列の下でももうピークを過ぎていた団塊の正規雇用の分だけお金が浮いたとして、比較的賃金の高い45-に回っていたとしたら、それだけではトータルの正規雇用は増えんわな。

2016-03-01 17:06:05
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

この分析の出所を知りたい。 労働力調査 時系列データbit.ly/1yl7zUMの月別結果の原数値における15歳以上人口年齢階級別、雇用形態別雇用者年齢階級別を見ると、違う結果が導かれる。 twitter.com/yasudayasu_t/s…

2016-03-01 17:59:26
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@yasudayasu_t 2013年1月と2016年1月を比較して、正規雇用/人口比は15-24で0.8%程、25-34で0.36%程、35-44で1.2%程増え、45-54では0.3%程増。45-54の絶対数の増加は派手だが、実際には構成比の増加によるものが大きい。

2016-03-01 17:59:48
yasudayasu @yasudayasu_t

2013年1月-2016年1月の比較と、2012年Q4-2015年Q4の比較の違いだけで使っている元のデータは同じかと。未季調データでもあるので一期違うだけである程度差が出るのと、正規人口比率の変化bp幅で見ると大小に規模が入り込んでるのだけ。 @motidukinoyoru

2016-03-01 18:51:33
yasudayasu @yasudayasu_t

なお団塊の正規雇用が退職なり非正規転なりした結果浮いたお金で、減ったより多くの正規雇用を雇うようになったという説に重要なのは正規の人口比率ではなく実数としてどこが伸びたか。賃金の比較的高い層が実数で伸びていれば、浮いたお金で元より多く正規を増やしたというのは説明力が乏しくなる。

2016-03-01 19:00:00
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コメント

望月慎(望月夜) @motidukinoyoru 2016年3月1日
高橋洋一や田中秀臣も実質賃金が反循環的であるかのような言説を行っていたので、ケインズ型労働需給曲線が実証的に否定され、短期供給モデルが書き換えられたことが経済論壇に十分に浸透していないということだろう。
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LCO @f_lco 2016年3月2日
なぜセルフまとめは例外なくアレなのか、私気になります
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望月慎(望月夜) @motidukinoyoru 2016年3月4日
私への悪口それ自体は止めはしないんだけど、伝左衛門さんみたいに有用でちゃんとしたセルフまとめを書く人http://togetter.com/li/924097もいるので、「例外なくアレ」は言い過ぎでヒドイということは表明しておきたい。
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