i-dioが開局したので聞いて見た

VHFアナログテレビが撤退した跡地の、いわゆるV-Low帯(1ch～3ch)の利用計画の１つ、i-dioサービスが2016/03/01からプレ放送が始まりました。

2016/03/01時点で受信するためには、coviaのi-dioチューナー内蔵Androidスマホか、i-dio WiFiチューナーの２種類の選択肢があります。
このうち、WiFiチューナーは無償配布をしていますので、手に入れやすいと思います。

　Covia i-dio Phone http://amzn.to/1OVJOFR (３万円)
　WiFiチューナー 第２期モニター募集中 http://www.i-dio.jp/wifi/

WiFiチューナーはさらにAndroidもしくはiPhone/iPadが必要で専用アプリを起動して使用することになります。

なお、下記にいろいろアレなこと書いてますが

いまの地デジ/ワンセグも、初期と現在とでだいぶ受信性能が変わっています。
初期は移動しながら受信というもの結構つらいところがありました。
それが最近の端末では、結構受信できるようになっています。

同じように、i-dioも、初期のためと、配布用のためコストをおとさなければならないため、現状はこの程度なんだろうな、
次の世代はまともになるんだろうなぁ、と期待しています。

・・・次の世代まで命が持てばね

i-dio WiFiチューナーのAndroidでの使い勝手について2016/03/05でのまとめ
(iPhoneは持ってないのでわかりません)

・3G/LTE回線でデータ通信を行うことになる
　WiFiでのデータ通信と併用できません
　(WiFi Directの仕様の問題なので、i-dioチューナーのせいではない)
・WiFiチューナーのアンテナは伸ばして使う前提
　たたんだ状態では、非常に感度が悪く、東京タワー近くですら
　受信が途切れることがあります。
　できる限り伸ばして使うか
　感度が良いアンテナを外付けしましょう
・チャンネルを選択し、読み込みが終わるまで２分～５分かかります
　選局中表示に１分～３分
　選局中表示の途中から放送が聞こえ出します
　選局が完了するとコンテンツ読み込みが始まり１分～３分
　Creatorsチャンネルの場合は特に時間がかかり、受信状態が悪いと
　読み込みが全然終わりません

・番組表がクソ
　選択している放送局のものしか確認できない
　さらに現在放送中のものから２つ後までしか確認できない上に
　番組名だけの表示のくせに、その番組名が省略されて表示される
　番組内容を確認する手段がない

東京での番組紹介

・TS ONE
　TOKYO FMが送る、FM的チャンネル
　0時～6時は放送休止している
・Amanekチャンネル
　車で流すことを想定して作られたチャンネル
　一括で送信する内容以外に
　受信者がいる地点にカスタマイズした内容を
　ロボットナビゲーターという合成音声により再生する
　という機能を搭載する予定・・・らしい
　いまのところは、カスタマイズ機能はなく、一括のみ
・Creatorsチャンネル
　ワンセグ的な画質で送る動画チャンネル
　画面が小さくて見にくいのと、電波状況が良くないと
　まともに見れないのが難点
　同じ番組がずーっと繰り返されてる
・Classuc, Masterpiece,Jazzチャンネル
　24時間、それぞれのジャンルの曲が流しっぱなしのチャンネル

以下からは、2016/03/01からi-dio WiFiチューナーを使って聴取してみた記録となります。

i-dioサービスは2016/03/01正午から開始
というお知らせが出ていましたが、その時間より前から放送しているんだろうなぁ、と思って9:30過ぎにアプリ起動

１０時頃twitterを検索してみると、聞いている人がいる模様。
そうすると受信できたので、急いでblog記事を作成

i-dioの電波発信地点は東京タワーです。

浜松町というのは、徒歩１５分で行ける距離です。
それでも、受信状況があまりよろしくない

なんでだろうなぁ・・・と思ったらアンテナが伸ばせる、というのを忘れていました

Creatorsチャンネルは、動画も配信しているチャンネルです。
ワンセグをさらに劣化させたような感じの動画での表示です。

・・・・・・正直、あんまり見ていたくない感じです。
よく見えないし

(2016/03/06追記)
どうやらこの表示は意図されていないもののようです。
設計としては横一杯に表示されるはずのもので、
スマホ機種によるレンダリングの差異が発生してしまっているようです。