公開シンポジウム「菌根 その多様性・生態・進化」
- benitengunokai
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これから約3時間、シンポジウムの実況ツイートします。多投しますので、鬱陶しいと思う方はミュートにするか、リムーブして下さい。
2016-03-05 12:58:58公開シンポジウム始まりました。最初は信州大農学部准教授、山田明義さんから「菌根の多様性と菌根生食用きのこの栽培化研究」
2016-03-05 13:05:25アーバスキュラ-菌根。菌根の起源であるという仮説。4億年前、陸上に植物が生じたときに菌根も生じた。DNA解析をして明らかになった。
2016-03-05 13:09:12マツタケのシロを作出する松苗を作る。松苗の瓶に胞子を入れる。胞子を入れると別のDNAタイプが出てくる。胞子が発芽して新しい個体が出来ているのでは無いか。うまくいった苗は根圏に直径10センチくらいのシロができた。
2016-03-05 13:20:34唐松林。林業的には価値が低いので広葉樹に戻そうという動きもあるが、美味しいきのこハナイグチが生えるので活用できないか?
2016-03-05 13:26:51ハナイグチ実験の流れ。1ヘクタールの山林(佐久市)で実験。カラ松間伐、施行を行うことで、ハナイグチ2~3倍に増産できた。シロヌメリイグチも増産。
2016-03-05 13:28:47アンズタケ。ヨーロッパでは数億円規模の市場になっている。栽培できないか?1回目の成功例はネイチャーに載った。2回目の成功は15年後。(松苗ポットにアンズタケが出ている写真!)
2016-03-05 13:32:02培養株を得て菌根合成に導入できると、菌根菌をもとにした史実体系政治家kんい取り組める、山林を活用したきのこの栽培化の道筋が見えてくる、菌根菌の生態がわかってくる
2016-03-05 13:33:52アーバスキュラ-菌根。AM菌。植物からAM菌へ炭素。AM菌から植物へリンなど。植物はリンを吸収しにくい。AM菌があることで植物の生育に影響。
2016-03-05 13:41:02AM菌の道程、胞子の形態によって種の同定が行われている。最近はDNAの塩基配列によって同定・解析が行われている。グロムス門は、門のレベルで独立しているが、知られているのは胞子からは250種類。DNA解析が進めばもっと増えるだろう。
2016-03-05 13:45:20海浜における植物種の調査。ハマニガナ等。海岸線から距離が離れるに従って種は増える。塩分農道は逆。Am菌群、乾燥・環境ストレスに耐性を持っていると思われる。海岸線からの距離が離れると検出されるAM菌の種類も増えてくる。
2016-03-05 13:53:42梨園土壌におけるリンの蓄積がAM菌に及ぼす影響。土壌にリンが蓄積すると、AM生成を阻害する。果樹園はAm菌の共生を生かしにくい環境なのでは無いか?
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