【粉川哲夫+藤井光】フランコ・ベラルディ(ビフォ)  『プレカリアートの詩』をめぐって

=============================================     【座談会】フランコ・ベラルディ(ビフォ)        『プレカリアートの詩』をめぐって        18:00開場18:30スタート 続きを読む
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wataru @watarloo

午後の「少女文化」シンポと並列して読むと面白い>RLLの粉川&藤井対談 RT @esehara :粉川「アンチエディプスという概念が出てきますが、《ママ-パパ》の家族関係で出てくるけど、人間関係なんてそれに還元できっこないんだけど、権力関係がそれを同じような関係にしたがる」

2010-03-14 19:32:53
似非原 @esehara

ちなみにここで、自分が実況しているモノのUstreamが聞けます -> http://www.ustream.tv/channel/rll-revolutionary-lifestyle-laboratory by @intellipunk

2010-03-14 19:38:33
intellipunk @intellipunk

@eseharaさんがtsudaってます。Ustream→http://www.ustream.tv/channel/rll-revolutionary-lifestyle-laboratory 観れない方は実況をご覧下さい

2010-03-14 19:57:45
似非原 @esehara

粉川「ジダンの頭突きはすごいよ、って言う。それは政治活動という意識ではない行動が世界を変えてしまう。いいか悪いかは別にして。ボードリアールの警告は、ハプニングを起こせばいいのではない。それは既に組み込まれている」

2010-03-14 19:50:28
似非原 @esehara

粉川「非対立的なひきこもり世界や一時的自律ゾーンというのをビフォーは言うんですね。あらゆるシステムは特異性・唯一性を省みない。それらを考えると壊れてしまう。それをまとめていくときに、家族や国家というものが出てくる」

2010-03-14 19:52:26
似非原 @esehara

藤井「ビフォーが記号というのに、『自殺から希望が生まれる』というのが気になって。どういうことかというと、自殺が最も政治的な抗議行動になっているって言うんですね」

2010-03-14 19:53:05
似非原 @esehara

藤井「他者を注意したりすることが、情報社会において持ちにくくなっていく中で、自殺こそ記号である、つまり死にいくものに注意を向けるということが出来るのではないかという」

2010-03-14 19:53:16
似非原 @esehara

藤井「自分がやっているワークショップがあるのですが、定点のカメラで固定で作って、一分後にそれを切って味わうということをやっている。意図としては、放映されているコンテンツというのは、作られる速度やテンポが速いんですね。それが身体に組み込まれている」

2010-03-14 19:54:16
似非原 @esehara

藤井「一分の時間を放映すると、放送事故になるわけですが、一分間でもいろんなことが起きていて、それに注意を向ける。それはささやかな反時代的なことですね」

2010-03-14 19:56:06
似非原 @esehara

藤井「宮下公園がナイキに買われるという中で、僕はそこに住む野宿者の人と共同作業で映像を作ったんですね。その二人が、単なるコネクションじゃなくて、他の何者かになる。違う状況になるという体験をした」

2010-03-14 19:58:19
似非原 @esehara

藤井「これはセンシティヴなことなんですが……彼にとって仕事をする、労働をするということが、色々な過去のハラスメントがあって出来ない、という印象があったのが、あえて照明のアシスタントに入って賃金を払うことで、関係が変わる」

2010-03-14 19:58:35
似非原 @esehara

藤井「自分たちが他の関係になる。活動家と被支援者という意外で。もっと突っ込んだ形で。ひとあわふかせたいというのが共通点としてあるとして」

2010-03-14 20:00:52
似非原 @esehara

藤井「野宿者と共同した作品を美術館で展示して、観客者が見る。そうすると、野宿者を利用した、という解釈が生まれる。僕は、美術館は"敵"だと思っている。文化的コンテキストが決まっていて、居心地の悪い場所」

2010-03-14 20:03:14
似非原 @esehara

司会「美術館という概念に対する攻撃」藤井「そうですね」

2010-03-14 20:03:22
似非原 @esehara

粉川「公共性というのは終わっているんですよ。取り戻す、と言っても出来ないんじゃないか。日本の美術館は近代の公共性にすら達していないと思うので、僕はダメだと思う。あと営業時間。あれ世界的に見ても崩せないみたい」

2010-03-14 20:05:17
似非原 @esehara

粉川「逆手に取るとか言うけれども、無理なんですよ。ギブアップ。電波は危ないですよ。電波を出すと「合法なんですか?」って聞かれるんだけど「違いますよ」っていうと顔を顰めるという」

2010-03-14 20:05:40
似非原 @esehara

RT @lichfieldgarden: Big Issueはこれに対する答え、と創業者RT @esehara: 司会「美術館という概念に対する攻撃」藤井「そうですね」

2010-03-14 20:08:21
似非原 @esehara

粉川「向こうで電波を使ったパフォーマンスをしたのだけども、警備の人のカードをコピーしたりなんかして、ハックしないと無理だったりする。そしてセキュリティーシステムがちゃんと出来ているから、セキュリティーに見つかって終わった」

2010-03-14 20:09:03
似非原 @esehara

粉川「カフカのアメリカを映画化した作品を作っている監督がいるんだけど、その人が作っている作品は、台本で画面の外にいる人も演技を指定している。つまり、画面の中ではなく画面の外まで考えるということは、私たちが考えることの認知にあっている」

2010-03-14 20:10:09
似非原 @esehara

藤井「フレームの外に興味がわく、というのは重要。美術館だと、展示された作品だけではなく、美術館の外にまで興味が沸く、外側であった経験がとても大切で。プロダクトよりもプロセスのほうが重要だったりする」

2010-03-14 20:10:44
似非原 @esehara

粉川「とあるアーティストがいて、野宿者達と一緒に作った作品を公園で展示したりするんだけど、本番はギャラリーの中に出すんです。ギャラリーの中だったりすると、警備員がいて野宿者を追い出す。そうなると利用したということになってしまう」

2010-03-14 20:13:58
似非原 @esehara

粉川「それは新しいアートを作り出したと評価されたりするんだけど、でもそれは野宿者のリーダーを取り込んだだけであって。あくまでも野宿者と付き合うなどと他にやり方があったんじゃないかと」

2010-03-14 20:14:41
似非原 @esehara

藤井「セザンヌが庭師にリンゴを書いているんだ、だけど国際的な映画祭で流失する。そのアーティストが作っている対象が、その作品を見ない人だということは重要で、何かを資本家のために作っている人が多い。ナイーヴかもしれないけど」

2010-03-14 20:25:08
似非原 @esehara

粉川「巨匠化したら売れるんじゃないかと。何年も作っていけば巨匠になる。映画だけは食っていけるわけではないが、ネットワークは凄く出来ている。そういう意味では豊かなんだけど、金銭的には豊かではないでしょ」

2010-03-14 20:25:23
似非原 @esehara

粉川「それで日本の一部が受け入れてくれるっていうけど、ポイントローカル的な、断片化されたものが繋がっているだけだったりする」

2010-03-14 20:26:47