「LGBT理解促進法案/差別解消法案」をとりまく立法過程や政局に関する、上川あや世田谷区議のツイート
自民「性的指向・性自認に関する特命委員会」古屋圭司委員長 youtu.be/5mOlgDdYKys「理解促進法のようなものを作るのはいいけれども、同性婚の法制化とか罰則規定を設けたり調査権…まるで人権擁護法案と同じようなことを目指しているので危機感を持っている」47:30~
2016-03-06 22:07:42先ほどの自民の特命委員会。馳浩文科相、率いる超党派議連の「LGBT差別禁止法には反対」だということ。自民党の政策は、部会→政調審議会→総務会の3段階を経て決まる。いずれも全会一致が原則!つまり自民党内で2派が並列し続ければご破算。人権尊重、理解促進という大義名分での法案つぶし?
2016-03-06 23:06:40いや、正確に言えば前進の余地はある。議連が特命委員会が考える「理解促進法」なるものを逆手にとり丸呑みすれば「LGBTは理解しなければならないもの」が国権の最高機関、国会の議決を経て「国是」になる。差別禁止はされなかったとしても現状からみれば大幅な前進「政争の具にさせない」が肝心。
2016-03-06 23:17:28当事者は2派対立の道具に使われないようにしましょう。気を付けないと法案が「当事者分断」の道具に使われます。それぞれの思惑を読むこと。各党の政策決定手順を学ぶこと。議会の会派構成を知ること。戦略を立てる前に知らなければならないことは山ほどあります。無知から有効な戦略は生まれない。
2016-03-06 23:25:54立法の生々しいせめぎ合いの現実を、岩波新書の「変えてゆく勇気」第4章に書きました。《第4章 性別変更に道を拓く―「性同一性障害者特例法」の成立をめぐって》…関心のある方は図書館などででも、是非、ご覧ください。
2016-03-06 23:32:03松、竹、梅の3つのメニューがあるとして、一番上等な「松」にこだわり続けて放棄する時期を間違うと「梅」すら食べられない。何一つ食べられない(LGBTに配慮した法はできない)という現実。いったん議員立法に失敗すると同じ法案を出すことは非常に難しくなる現実も知っておかなければならない。
2016-03-06 23:55:16もう一つ、大切なことを書く。本当は「松」を食べたかったけれど、仕方なく「梅」で承諾し食べた人が、その後、より上等な「竹」や「松」を食べられないのかというとそんなルールはない。お腹が空いたころ、お店の状況(政治環境)が整えば、もちろん食べられる。ごりごりの理想でない現実主義。漸進。
2016-03-07 00:16:17さらに書くと「梅」を食べておいた方が、その先の竹や松が食べやすくなる。さらなる高みへと足場を得て近づける。梅を食べておかないと竹や松はいつまで経っても現実には食べられない、急がば回れ、ということが政治には往々にしてある。
2016-03-07 02:45:52