謎のKSSの始まり〜お伽話風〜
@yooococho それからというものの環は壮五にどこか余所余所しくなってしまいました そんな環を見て壮五は悩みます 「なにか嫌われるようなことをしてしまったのだろうか」
2016-02-01 19:53:44@asmufin うじうじ悩むのも嫌になった壮五は環の部屋に乗り込みました いつも部屋の鍵は開いているのでついノックを忘れてしまいました「環くん、少しだけ時間をもらえるかな?」
2016-02-01 19:57:06@yooococho そこには下半身をさらけ出し、自身を慰める環がいました 壮五が部屋の扉を開けた途端慌てて前にあるふとんを手元に引き寄せましたが手遅れです
2016-02-01 20:03:18@asmufin 「そ、そーちゃん!急に開けんなよな!ばか!」環は顔を真っ赤にして喚きました こんなみっともないところを見られて壮五に軽蔑されたかと思うと恥ずかしいやら悲しいやらで死にたくなりました
2016-02-01 20:15:13@yooococho 「ご、ごめん環くん……! 最近環くんの様子が変だったから、ゆっくり話そうと思って……えっと……。」見てはいけないそれを見た壮五は気まずそうに目線を逸らしながら言いました 二人の間に、暫くの静寂が流れました
2016-02-01 20:18:38@asmufin 壮五は部屋を出て行こうとしません 「そーちゃん、何してんの、早く出てけよ」「え」壮五は意外そうに目を丸くしました 少しの間俯いて考えた後、壮五は環に歩み寄ってきました 「ちょっと、来んなって、なあ、見たろ、俺、いま」
2016-02-01 20:23:21@yooococho 環の制止も聞かぬまま、壮五は環のいるベッドに乗り上がりました そーちゃん、泣きそうな声で怒る環を無視して壮五は環にここ最近気になっていたことを話します
2016-02-01 20:34:06@asmufin 「環くんは最近僕を避けてただろう。君が僕の顔を見てくれない、話をしてくれないだけですごく寂しくて、胸が痛かったんだ。それは僕だけかな」環は無言で首を振った 壮五を避けているのは自分のくせに、彼と話せないのは胸が押し潰されそうだったからだ
2016-02-01 20:47:00@yooococho じっと見つめられる事に耐えられなくなった環は、布団を握る手に力をいれて、おそるおそる、「俺も、そーちゃんと喋りたかった でも変になるから、できなかった」と素直にうちあけました
2016-02-01 20:53:33@asmufin 「どうして?」「わかんない」壮五の問いに環は首を振りました 壮五は薄い唇をきゅっと引き結んでまた開きました 「僕のことが好きだからじゃないかな」環は壮五の紫色の瞳を見つめて瞬きました 胸の奥がぎゅうっと締まって身体の芯が熱くなりました
2016-02-01 20:57:02@yooococho 「そっか、」環は壮五からの言葉を何度か頭で咀嚼して、その気持ちを理解しました。「俺、ーちゃんの事が…好きなんだ」環は、綺麗な方の左手を、壮五の右手に重ねました。
2016-02-01 21:04:52@asmufin 「そーちゃんは?そーちゃんは俺のこと好きなの?」壮五は白い頬をさくら色に染めて頷きました それから壮五の細い指が環の下半身を覆い隠す布団を摘みます 「ずっと好きだったんだよ。環くんの、こんなところ見ちゃって、申し訳なかったけど…本当はドキドキした」
2016-02-01 21:11:48@yooococho 「っ、」壮五の真っ直ぐな好意と紅潮した顔から発せられた色香は、夢に見たそれよりもうんと環を興奮させるものでした どっと血の気が環の下腹部に集まりはじめたのを壮五は見逃しませんでした
2016-02-01 21:24:22@asmufin 「環くん、興奮してる…?」○○○○○○○○○○○○○○○○に絡みつきました「…っうん、そーちゃんが変なこと、言うから」「ねえ、もっと触ってもいい?」「…うん、触ってほしい」○○○○○○○○○○ました fse.tw/9imNi#follower
2016-02-01 21:39:40@yooococho 「ふふ……。ね、ここ。こうしたら……どう? 痛い?」壮五は○○○○○○○○○○○○○○○○○ました。「っ、!」環は眉根を寄せて唇を噛み締め声を殺すと壮五は○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ました fse.tw/n00Zf#all
2016-02-01 21:51:44