【GUNNER】-BIOHAZARD in "Hashirajima "-

AKITO @MASKEDGUNNER

▄︻┻┳═一　＝＝＝【目障りならミュートしておくといい…】 ▄︻┻┳═一　＝＝＝【まあ…普段通りやる…】 ▄︻┻┳═一　＝＝＝【いよいよあそこ行くぞ…マジで……】

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「-バイオハザード・イン・ハシラジマ-」

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柱島泊地付近のとある島の地下に存在していた基地から、それぞれの飛行能力で柱島泊地を目指す仮面ガンナーとジャンキラー。仮面ガンナーの身体には普段使用しているFGWたちが装着されている。基地の天井のハッチから地上へ飛び出し、島を出て海面ギリギリの高度で飛ぶ。 1

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「もう間もなく…だな……」仮面ガンナーは飛行しながらライザーを取り出し、目的地までの距離を確認する。[僕がいきなり現れて驚かないかな？]ジャンキラーが仮面ガンナーに問う。「んまあ…どうとでもなるだろ…」仮面ガンナーはライザーをしまいながら答えた。 2

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そうこうしている間に、柱島泊地の付近に到達する仮面ガンナーとジャンキラー。しかしここで仮面ガンナーは柱島泊地の異変に気がつく。「…なんだ…？白い人影が泊地を埋め尽くしてるぞ…？」[深海棲艦かな？]「わからん…とにかく行ってみよう……」謎の人影が少ない方向へ飛ぶ。 3

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そしてその人影を避けるように、建物の影に隠れて着地する仮面ガンナーとジャンキラー。それでもジャンキラーはその巨体ゆえに目立つ…と思われた。しかし、泊地はそれどころの事態ではなかった。「な…なんだあの敵…コロージョン個体にも似ているが……」付近で歩き回る人影を観察する。 4

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するとその人影は、付近の艦娘に対して飛びかかった！「きゃあぁっ！」後ろから掴みかかられ、振りほどこうとする艦娘！次の瞬間！ガブッ！ブチィッ！「かっ…あぁ…」人影が艦娘の首元に食らいつき、首を食いちぎった！力なく倒れる艦娘！「な…何がどうなってやがる…？」驚く仮面ガンナー！ 5

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「コロージョンにしちゃ…艤装で攻撃してる様子もないし…まるであれは……」そう言った瞬間、提督の一人が叫びながら仮面ガンナーがいる物陰に逃げ込んできた。「ん…？お前…この泊地の提督だな…？」「そ、そうだが…お前は一体何者だ？それにその後ろのでかいのはなんだ？」 6

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「んなことどうだっていい…それより…ここで何が起きた…？」その提督に質問する仮面ガンナー。「あ、あぁ…いきなり空からなんか紙みたいなのが降ってきて、それで、あああああ！！！」「落ち着け…！降ってきてそれで…！何があった…！」「いやだ…いやだああああ！！」一目散に走り去る提督！ 7

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「な…なにが起こったんだ…ここで…」驚きのあまり、立ち尽くす仮面ガンナー。[とにかくまずは長官を探さないと、でしょ？]「ああ…そうだな…」仮面ガンナーとジャンキラーは物陰から出た。「天龍…出てこい…」『はいよ！』ブラストダガーの状態から、艦娘の状態に変形して着地する天龍。 8

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「俺と天龍で長官の部屋を目指す…ジャンキラーは道を開いたあと…あの白い人影を潰しまくってくれ…」[わかった。]「おうよ！」ふたりの返事を聞いたあと、仮面ガンナーはUSIRを二枚取り出す！「インストール…ムサシ・アンリーシュド・アーツ…対象…天龍…！」 9

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天龍の身体に瑠璃色の光がオーラとなって現れる！「天龍…お前の機動力を一時的に強化した…更に艤装を外せば…艤装に使用していたエネルギーが全てお前の腕と足に集中し…パワーも強化される…」これはザハ提督の武蔵から生み出されたUSIR！ 10

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「そして…インストール…ハルナ・ジャイアント・ナックル・アーツ…！」仮面ガンナーの右腕に、巨大な機械の腕が装着される！「……ザハ提督の秘書艦っぽかったな…あの戦艦……」「なんでもいいけどよ、突破すんだろ？」天龍が敵の大群を指差す。「ああ…無論そのつもりだ…」 11

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「行くぞ…」仮面ガンナーがそういった瞬間、３人は一斉に行動を開始した！仮面ガンナーが敵を掴んでは投げ飛ばし、天龍が敵を次々と蹴散らし、ジャンキラーはジャンキャノンで次々と敵を粉砕していく！そして！「建物内に到達…ジャンキラー…外は任せたぞ…」[わかった！]「行くぞ天龍…」 12

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泊地の建物内に侵入し、まっすぐに長官の部屋を目指す仮面ガンナーと天龍！そしてその部屋の入口の前にたどり着いた二人は、３人の人影を見つける！「あれは…多分コロージョンか…？」「少なくともさっきのとは少し違うっぽいぜ！」気配から予測する天龍！ 13

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「…本気ヲ見ルノデス…」「ハラショー…」「当タンナイワ…ソンナ攻撃…」何事かを呟くコロージョン個体！「体格からして…駆逐艦か…天龍…ぶっ飛ばせ…」「了解！艤装開放！」天龍の背中から艤装が外れ、その瞬間、天龍はステップで敵に接近し、強化されたパンチで次々と敵を壁に叩きつける！ 14

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「片付いたぜ！提督！」「よし…突入だ…！」長官の部屋の扉を思い切り開く仮面ガンナー！部屋に入るとそこには、胸にいくつも勲章をぶら下げた太った男性と、それとは対照的に細身で高身長な男性と、一人の駆逐艦級の艦娘が立っていた！「お前がこの泊地の長官だな…？」仮面ガンナーが問う。 15

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「いかにも。」太った男性が答える。「儂がこの泊地の長官だ。貴様は確か…リカルド提督から報告のあった仮面ガンナーとかいう輩だな？」「ほう…俺のことは把握済みってわけか…？」余裕な態度を見せる仮面ガンナー。「儂は貴様に興味があったのだ。貴様…というよりはその艤装だがね。」 16

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「はぁ…？どういう意味だ…お前もこいつらが欲しくなったのか…？」「ふん…何をバカなことを。儂が思いついたのはそんな使い方ではない。」そう言って長官が取り出したのは、なんとFGWカード！「はぁっ…！？なんでテメェがそれを持ってやがる…！！」「作らせたのだよ、あの博士にな。」 17

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そして長官はFGWカードを両手で持ち、仮面ガンナーに言った！「儂が手を下さずとも、このカードは確実に敵を潰せる。こうやってなぁ！」次の瞬間、そのカードを真っ二つに引き裂いた！「なっ…？」唖然とする仮面ガンナー、しかしそれで終わりではなかった！ 18

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長官が破ったカードを空中に放り投げ、それが床に落ちると、カードから白い泡のようなものが溢れ始め、やがてそれは、人の形をとり始めた！「おい提督！まさかこれって…！」「ああ…多分そうだ…！」やがて誕生したのは、先ほど遭遇したような、不完全な艦娘のような姿の人影！ 19

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「こいつらは言ってしまえば深海棲艦のなりそこない、儂は艦娘ゾンビと呼んでるがね。」「艦娘ゾンビ…」「こいつらに噛まれ、殺された艦娘はたちまち、同じ艦娘ゾンビとなる。まさにホラー映画だ！はっはっはっ！」大笑いする長官。「儂らが襲われないのは、儂がこいつらを操っているからだ。」 20

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そう言いながら、長官は次々と艦娘ゾンビを生み出していく！「さあ、この数を突破できるかな？」その数、およそ100体！「…こいつらもそうだが…あの秘書艦と思わしき艦娘が何もしないのが気になる…警戒しろ…天龍……」「わかった。」そんな会話をしたあと、二人はそれぞれ戦闘態勢に入る。 21

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「俺の技術をコピーするとは…ますます気に食わねぇ…ぜってぇ殺す……」仮面ガンナーは長官を睨みつけ、静かに呟くのだった！ 22

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「-バイオハザード・イン・ハシラジマ-」終わり… 次回…決戦……