今日3月11日は震災と原発事故のあった月、5年はその区切りの年ではありますが、私たちはここ福島県いわき市で毎日生産・検査・出荷を続けています。 毎日の積み重ねの中の一日です。 この5年間を振り返ってみて思うこと。 いつも前向きな言葉を言い続けてはきましたが(続
2016-03-11 20:39:47正直な気持ちを言えば、大変でしたし辛かったです。 ネットでひどいデマを目にした時は胸がつぶれそうでした。 野生のきのこが出荷停止になったため、福島のきのこのイメージは悪化、取引先からは次々と取引停止を告げられました。 出荷まで3重の検査をし不検出、工場内の放射線量も震災前と(続
2016-03-11 20:40:44変わりませんでした。 できる限りの方法でそれを伝えてもきました。これ以上何をしたらよいのか・・。 しかし「わが子に食べさせられないものは出荷しない」 「自分達がおいしいと思うものだけをお届けする」 この2つをモットーに生産者としての矜持をもち続けようと決意しました(続
2016-03-11 20:41:39そのような中で新たな御縁が生まれました。 県内外の生産者さん、学者さん、マスコミの方、SNSを通して知り合えた方々。 できうる限りの応援をしてくださり、真実をきちんと伝えようとしてくださいました。 また私にとっては風評被害に対する「考え方」を学ぶ機会ともなりました。(続
2016-03-11 20:42:40ツイッターで取り上げていただいたのを機にオンラインショップの注文が増え、弊社の商品やエリンギのレシピをご紹介いただく機会が多くなりました。また、新たな加工品の開発にもつながりました。 売り上げはまだ原発事故前には遠くおよびませんが、様々なチャレンジの機会を得たように思います。(続
2016-03-11 20:43:53失ったものはありますが、新たに得たものへの喜びは大きかったです。 地元にすばらしい生産品が数多くあったことにも気づかされました。 原発事故直後は私自身も1人の母親として大きな不安の中にいました。 けれども、自社のエリンギは変わらず自分の子どもに食べさせていました。(続
2016-03-11 20:44:48なぜなら、どう生産され、どう検査されているか分かっていたから安心して食べさせられたのです。 冷静になること、客観的事実を知ることの大切さを実感しました。 5年過ぎた今でも不安を口にする方はおられます。 その気持ちも理解できますので、今後も検査・説明を続けてまいります。(続
2016-03-11 20:45:44ずっと変わらずに小川きのこ園とその商品を信頼し愛し続けてくださる皆様のおかげで、今日も私たちは生産を続けることができています。 スタッフ一同、心からの感謝を申し上げます。 長文をお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m (小川きのこ園 中島)
2016-03-11 20:48:00いわき駅前「ひかりの桜まつり」3月11日夜撮影。 13日まで復興記念点灯されるそうです(*^^*) pic.twitter.com/kL3034kVNl
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