トルコの難民政策について

よんほ @yonlee

これがトルコの底力だ。 「難民を一旦すべてトルコに送り返し、保護必要な難民だけをＥＵに直接移住させる案示す。トルコへの３７００億円の支援額倍増、トルコのＥＵ加盟に向けた交渉を加速」 難民・移民いったんトルコにＥＵが検討へ　NHK　nhk.jp/N4O44NTq

よんほ @yonlee

再掲ニューヨーク・タイムズの良記事。どうしてトルコのシリア人難民キャンプは世界最高だと言われるのか、実は世界でも稀な国連が運営していない難民キャンプなのだ。トルコ政府自らUNHCRに指示を仰ぎ、それをトルコの土地柄に合わせて作った。 nytimes.com/2014/02/16/mag…

よんほ @yonlee

このトルコの難民キャンプでは宿泊施設に電気もインターネットも完備されているだけでなく、登録すれば誰でも８０リラ（４０００円程度）を毎月支給してくれるデビットカードがもらえる。それだけでなく、キャンプ内にはスーパーマーケットや労働できる環境も揃っている、まさに完璧なキャンプなのだ。

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さらに、普通難民キャンプでは強姦や窃盗が絶えないが、トルコの難民キャンプでは、２４時間体制で警備が置かれ、真夜中の３・４時に外出しても安全だとさえ言うシリア人女性のコメントも紹介されている。

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ところが、この記事はただトルコを手放しで称賛しているわけではなく、難民キャンプという性質自体の弊害も指摘する。この難民キャンプにいるほとんどすべてのシリア人に共通していることがある。それはここにずっと住みたいとは思っていないことだ。

よんほ @yonlee

あるシリア人は、この難民キャンプは五つ星ホテルのようだと表現する。シリア人難民にとって、トルコの難民キャンプは最高級のレジャー施設ではあるが、長い間生活していく場所ではないのだ。彼らは真の人間性を求め、葛藤していく。

よんほ @yonlee

そんなトルコが、今度はヨーロッパにいる難民を引き受けるのをEU加盟のための交渉カードに持ってきたわけだ。ヨーロッパと違い、広大な土地を持つトルコにとって難民収容は比較的容易である。果たして功を奏すのか、どうなるか見ものである。 twitter.com/yonlee/status/…