茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第1740回「AlphaGoの脆弱性」

脳科学者・茂木健一郎さんの3月14日の連続ツイート。 本日は、感想です。
コラム 連続ツイート 茂木健一郎
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茂木健一郎 @kenichiromogi
連続ツイート1740回をお送りします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。
茂木健一郎 @kenichiromogi
セドルさんがAlphaGoに一矢報いた。en.wikipedia.org/wiki/AlphaGo_v… によると、セドルさんの78手目に対して、79手目が敗着だったらしい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
78手目までは、AlphaGoは、自分が勝つ確率を70%と見積もっていたが、87手目までには、その確率は急落したのだという。AlphaGoにも、そのような脆弱性、というか、「バグ」があったということになる。
茂木健一郎 @kenichiromogi
羽生善治さんと先日お話した時、コンピュータ将棋の話もだいぶした。羽生さんによると、コンピュータと対決する棋士は、そのプログラムと事前に徹底的に指し込む。そして、その弱点を、いろいろと探る。
茂木健一郎 @kenichiromogi
その意味で、コンピュータとの将棋に勝とうとすることは、「ハッキング」に似ているのだと羽生さんは言った。純粋に将棋として勝つ、というよりは、相手のプログラムの脆弱性を見出して、そこを衝く、という感じになる。
茂木健一郎 @kenichiromogi
逆に言えば、プログラム開発者側から言えば、すぐれた人間のプレイヤーとの対戦は、自身が開発したプログラムの中に「バグ」がないかどうか、検証する一つのきっかけになる。脆弱性が見つかれば、それを補えばよい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
セドルさんが、今回、AlphaGoと事前にどれくらい「練習対局」をされたのかはわからないが、今後、AlphaGoに勝とうとする人間は、この人工知能プログラムの脆弱性をつくという戦略に出るのかもしれない。囲碁本来とは違うが、人工知能と人間の向き合い方の一つのスタイルではあろう。
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、連続ツイート1740回「AlphaGoの脆弱性」をテーマに、6つのツイートをお届けしました。

コメント

bhhhdrseee @Affa0311 2016年3月14日
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