ネットワークビジネス(マルチ商法)についての雑感。小説「ニューカルマ」を読んだ感想など

ネットワークビジネスを扱った「ニューカルマ」という小説を読んだことを切っ掛けに同ビジネスについて、思う所を書きました
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まとめ 「なぜアムウェイは摘発されないのか?」新鋭作家が語る水素水とマルチ商法 3月9日、消費者庁はマルチ大手「ナチュラリープラス」に特定商取引法違反で業務の一部停止を命じました。 マルチをテーマにした小説『ニューカルマ』の著者・新庄耕さんのニュースへのつぶやきをまとめました。 56120 pv 97 6 users 19
木村屋 @kimuraya

私もまとめを作ろうかな 「なぜアムウェイは摘発されないのか?」新鋭作家が語る水素水とマルチ商法 - Togetterまとめ togetter.com/li/951620 @togetter_jpさんから

2016-03-21 10:29:23
木村屋 @kimuraya

マルチ商法といえば、90年代の作品だけど『ナニワ金融道』の16~17ぐらいがマルチの話だった 違うよ全然怪しくないよ、ネットワークビジネスに溺れる人の気持ちを嫌というほど味わえる小説「ニューカルマ」 - 市況かぶ全力2階建 kabumatome.doorblog.jp/archives/65851…

2016-01-26 09:09:00
木村屋 @kimuraya

漫画でマルチ商法といえば、『ナニワ金融道』と『闇金ウシジマくん』だけど、他に何かあったっけ 違うよ全然怪しくないよ、ネットワークビジネスに溺れる人の気持ちを嫌というほど味わえる小説「ニューカルマ」 - 市況かぶ全力2階建 kabumatome.doorblog.jp/archives/65851…

2016-01-26 09:10:17
木村屋 @kimuraya

集英社のネットワークビジネスの裏の部分を描いた「ニューカルマ」という小説を読む。しかし、大して価値の無い二流品や情報商材を問屋と称して、会員に大量に買い込ませ、会員の人間関係を媒介に新規の会員を勧誘させ、人間関係を現金化するという手法は20世紀から変わってないな

2016-03-17 01:40:42
木村屋 @kimuraya

ネットワークビジネスの闇を書いた「ニューカルマ」という小説を昨日の夜と朝に読んだけど、主人公がネットワークビジネスの説明を受ける場面で指南役が最初に2人勧誘して、その2人が更に勧誘をして…という形で連鎖させるとあっという間に1000人に商品を紹介できると書いてあるのだが…

2016-03-17 16:13:46
木村屋 @kimuraya

ネットワークビジネスの倍々ゲームが成り立つはずがない。そんなに簡単に勧誘の連鎖が起こらないから、仮に起こっても、すぐに人口の限界まで行き着いてしまうから、こんな連鎖販売取引で普通の人間は利益を得られない

2016-03-17 16:18:17
木村屋 @kimuraya

ネットワークビジネスの闇を書いた「ニューカルマ」は60ページしか読んでいないけど、その内、主人公が販売するための商品の在庫を抱かせられる描写があ る筈だから、そこを楽しみにしている。この手の連鎖販売取引で利益を上げられるのは、子ネズミに在庫を抱かせる親ネズミだろうし

2016-03-17 16:28:29
木村屋 @kimuraya

1990年代にマルチ商法を描いた漫画に「ナニワ金融道」があるが、ネットワークビジネスもあまり手法は変わってないのかな。出会い系をマッチングサービスと言い換えたように、マルチ商法をネットワークビジネスと言い換えただけなのか

2016-03-17 16:28:57
木村屋 @kimuraya

ネットワークビジネス(マルチ商法)の闇を書いた「ニューカルマ」という小説を読み終えた。文体は読みやすく、あっさりしていたので読み進めるのが速かった。本のネットワークビジネスの描写が現在の姿を描いているのなら、90年代とあまり変わらない事という事も知る事が出来た

2016-03-18 21:03:39
木村屋 @kimuraya

――我々は、言ってみればホストなんですよ。この業界って結局、八割が女性ですから。単純ですけど、相手に喜んでもらえることって大事なんです。 『ニューカルマ』の引用 booklog.jp/quote/618698

2016-03-19 00:06:08
木村屋 @kimuraya

「大衆だますような事実なんてな、んなもん作ろうと思えばいくらでも作れるんだよ。どいつもこいつも、結局はてめえの都合のいい綺麗事あたえりゃ犬みたいに尻尾ふって喜ぶんだから」 『ニューカルマ』の引用 booklog.jp/quote/618699

2016-03-19 00:06:23
木村屋 @kimuraya

「ニューカルマ」で紹介されているネットワークビジネスの描写は1990年代の漫画である「ナニワ金融道」の15~16巻の描写とダブる部分が多い。マルチ商法と手法が殆ど違わないからだろう。会員に新規の会員を募集させたり、会員に販売する商品を買わせて、それを売らせるのもそっくりだ

2016-03-18 21:07:29
木村屋 @kimuraya

そうか。シロウトには価値がわからん代理店を募集して、応募してきたシロウトを食いもんにする商法は昔からあったからな 『ナニワ金融道 15』の引用 booklog.jp/quote/618697

2016-03-18 21:08:47
木村屋 @kimuraya

ネットワークビジネスで販売する商品が専門知識がないと価値の判断が難しいサプリメントや体質や相性によって、効果が違う化粧品などが選ばれているのは偶然ではない

2016-03-18 21:12:25
木村屋 @kimuraya

マルチ商法の商品の品質を素人が判別できないという事は、元売りにとって、大きなメリットがある。要するに格安で作らせた商品を普通の値段で売れば、利幅が大きくなり、問屋役の会員に販売する在庫として一括で売り飛ばせば多額の利益が見込める。その上で会員に更に新規の会員を募らせる

2016-03-18 21:15:31
木村屋 @kimuraya

問屋役の会員に在庫として大量の商品を抱かせた時点で、もう元請けは利益が出ているのだが、会員による新規の会員の勧誘が上手く行けば、問屋役の会員が増えることになり、もっと多額の利益が見込める

2016-03-18 21:17:17
zxc(17,15) @zxc_programming

買い手に質の判断が出来ないから劣悪なものもそうでないものと同等の値で売りつけられる、ということなのか

2016-03-18 21:18:10
木村屋 @kimuraya

@zxc_programming そういう事です。あとは問屋役の会員に新規の会員を募集させ、それに成功すれば質が低い二流品を大量に抱かせる問屋がまた増える事になります。買い手に商品の質を容易に見抜かれる物だと、この商法は成り立ちません

2016-03-18 21:57:16
木村屋 @kimuraya

ネットワークビジネスで売る商品が、本当に良い商品であれば、会員の人間関係などに頼らずに、会社を設立して堂々と営業すれば良い筈なのだが、それをしないという事はネットワークビジネスの目的は通常の会社と別の所にあると見るべきだろう

2016-03-18 21:19:40
木村屋 @kimuraya

平たく言えば、格安で作らせた二流品を大量に在庫として会員に掴ませ、その代金を山分けするのがネットワークビジネスの肝だ。商品の価値が素人が判別できない物が選ばれるのは、二流品を大量に掴ませている事実を会員に気付かれると商法が成り立たないからだ

2016-03-18 21:21:37
木村屋 @kimuraya

あとは商品を捌くに辺り、給与が必要な営業を雇わず会員の交友関係を利用させるのは、営業員の賃金を払わずに済ませたいからだろう。だって、売り物が二流品、三流品なのだから、まともに営業しても買ってくれる筈がない。素人を騙して、大量に売りつけるしか利益を上げる道はないわけだ

2016-03-18 21:24:34
木村屋 @kimuraya

ネットワークビジネスの会員は仕入れた商品を知り合いに売りつけるのだが、本来、友人関係などはお互いに搾取しないから成り立つのに、それをやってしまうと共同体が既存される。故に会員は仕入れた商品もまともに捌けず、共同体からも疎外される。これがネットワークビジネスが批判される理由だ

2016-03-18 21:26:11
木村屋 @kimuraya

商取引は双方に利益がある事が望ましく、そうでないと続かないがネットワークビジネスで売り買いされる商品は二流品であり、品質が低いので取引が継続しない。その為、取引の終了が人間関係の終わりとなり、実質的に会員の人間関係の現金化とも言える状態に陥る

2016-03-18 21:27:15
木村屋 @kimuraya

「ワシらの商売ゆうのはな。究極のところ人間関係を現金化するシステムなんや。人間関係をきれいさっぱり現金化してしまうさかい、ワシらの通った跡はペンペン草すら生えへんのや」 『ナニワ金融道 15』の引用 booklog.jp/quote/604163

2016-03-18 21:28:48