『地域アート』とその周辺
- naoya_fujita
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昨年「くにたちアートビエンナーレ2015 クロージング・フォーラム」に出演していただいた藤田直哉さんの『地域アート 美学/制度/日本』(堀之内出版)が発売されます。 twitter.com/naoya_fujita/s…
2016-03-02 11:52:48【現況展ギャラリートーク/各回1000円/ @403architecture 】今日の津田和俊さんの話もすごく面白かったです。明日18時からは西尾美也さん、加藤幸枝さん登壇。『地域アート』もここだけの先行発売。ぜひお越し下さい。 403architecture.tumblr.com
2016-03-06 00:17:18「キセイノセイキ」では本展自体の内部的な「規制 regulation」は可視化されているが「検閲 censorship」は可視化されていない。たとえば橋本聡くんの作品で「協議中」とされていることは観客を危険に晒さないための制限=「規制」ばかり。
2016-03-06 09:15:224月1日まで南青山で403architecture [dajiba]さんが開催される「現況/Present State(meant)展」で、12日の19時から、トークします。403さん(略してすみません)は 2016年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展、日本館に出展されます。
2016-03-06 11:10:04403architecture [dajiba]さんは、昨日ぼくが観にいったミッドタウンでの「地域×デザイン」展でも展示をなさっていたり、『美術手帖』の「建てない建築家とつなぎ直す未来」特集にコラムが掲載されていたりする、新しいタイプの「建築」家集団です。
2016-03-06 11:12:17「地域アート」と、五十嵐太郎さんが名付けた「リレーショナル・アーキテクチャー」(に入れてしまっていいのか、ちょっと心配ですが、大雑把に言えば)の共通している課題と主題、そして全く異なっている部分、というような話が、おそらく焦点になるのではないかと思われます。
2016-03-06 11:15:52『地域アート 美学/制度/日本』(堀之内出版)、届きました。早速ぱらぱらと読みました。ひとまず会田さんとの対談、藤井さんとの対談。他も時間を見つけて読みます。
2016-03-06 20:03:50地域アートにおける「検閲censorship」の問題については、展覧会参加者の藤井光さんが書籍『地域アート 美学/制度/日本』の中で、かなり率直に語って問題提起してくださっているので、「キセイノセイキ」展のサブテクストとしてもお読みいただければ。
2016-03-06 20:46:51『地域アート 美学/制度/日本』を堀之内出版からいただきました。「地域に展開する日本のアートプロジェクト 歴史的背景とグローバルな文脈」を寄稿しました。これまで書いたアートプロジェク論を踏まえつつ、短いですが、ブリオー、ビショップ、ケスターを参照してSEAと比較しています。
2016-03-08 00:41:21日本の様々な地域で行われるようになった芸術祭などのアートイベント。制度や国のあり方を見ることで、諸問題が見えてくる。藤田直哉 編・著『地域アート』(堀之内出版)会田誠さん、田中功起さんとの対談や、北田暁大さんの論考など。 pic.twitter.com/N5QdYmvKrO
2016-03-08 11:57:08【新刊案内】『地域アート――美学/制度/日本』藤田直哉ほか……地域アートの隆盛は何を映し出しているのか。それによって何が得られたのか。失われようとしているものは何なのか。 goo.gl/PZ32EM
2016-03-08 13:36:24【新着】Calo周辺ではおまちかね?藤田直哉編著「地域アート 美学/制度/日本」2500円+税、出ました。「すばる」に発表され騒然となった「前衛のゾンビたち」、10+1に掲載の星野太・藤田両氏の対談に、加治屋健司、田中功起、遠藤水城、清水知子、藤井光 北田暁大、会田誠ほか。
2016-03-08 17:20:46水戸芸術館で、「田中功起 共にいることの可能性、その試み」をご招待いただき、観に行きました。新作は、280分近くの大作。時間的にだけでなく、仕掛け的にも大規模で、四時間ぐらい滞在しても、断片しか把握できない。 pic.twitter.com/9lalNltM9I
2016-03-08 20:34:39旧作の、一台のピアノを使って五人で曲を作るのは、絵的にも音的にも、参加者の微細な権力や関係性の変化が見えやすい(よくあんなすごい曲になったものだ)。陶芸の旧作も同様のわかりやすさがある。新作は六人(のはず)が6日間協働生活する中で様々な協働をする、が、わかりやすくない。
2016-03-08 20:38:46六人が6日間で料理や陶芸、朗読など色々しながら変化し、不満や疑問などが噴出してくるんだけど、旧作二作より明らかに「社会」のシミュレーションに近づき、協働で作品を仕上げるという目標や目的すら重視しないように放り投げている潔さが、わかりやすさを生んでいるが、気持ちよくもあり。
2016-03-08 20:42:33好きな順で自由に作品を観るように強制されて観客は戸惑いながら、あちこちから聞こえる多様な声に囲まれる。そして、一通り映像を観て、「知った」気になっていた参加者(や作り手)のインタビューで、えっこの人そうだったの的な、シックスセンス的驚きを得て反省を強いられた。何も見えていない。
2016-03-08 20:46:35協働作業や討論を見てこちらが抱いていた印象が覆される。バックグラウンドもどんな人なのかもぼくは知らないまま勝手に判断し、バックグラウンドを聞けば判断が変わってしまう、しかし、どんな人間なのかを皆が自己開示するわけではないーーたった六人で、こんなに困難なら、社会、国家、世界は?
2016-03-08 20:50:31ただ、まあ、アーティスト自身がインタビューや、テクストの言葉で語っている通り(素直に受け取るなら)深く他者のバックグラウンドや内面を分かり合うことがなくても成立するような、剥き出しの存在がそこにともにあるだけで成立する共同体の可能性の欠片と困難を見え隠れさせれば良いのだろう。
2016-03-08 20:54:36全体を把握できず(ワークショップの本体に対し、展示はフッテージに過ぎない)多分時間的に全てを観ることもできず、配置の意味も説明されない観客は、その断片だけの、把握しきれないやりきれなさと不満に留まる、距離の節度を作品から要求されるだろう。そういう作品だと思った。
2016-03-08 20:58:19ただ、まあこれも作り手側が意図して配置している言葉だけど、これは、実社会には使えない。このワークショップで分かるのはこのワークショップだけ。だとすると、この作品は、一体どんな位相にあるのか。純粋な無意味か。そう投げ出しているようで、間接的に社会と関係する不気味なものになっている。
2016-03-08 21:05:26『地域アート』での田中功起さんとの鼎談を読んだ方は、ぜひ水戸まで足を運んでほしい。なかなか観る機会のないタイプの展示なので。展示を観た人にも、『地域アート』を読んでほしい。きっと、作品の狙いが見えて眼から鱗が落ちるはず。
2016-03-08 21:15:36映像だけが見ている世界を(現代美術家、田中功起) style.nikkei.com/article/DGXMZO…
2016-03-08 21:18:27楽しみにしていた『地域アート―美学/制度/日本』(藤田直哉 編著)を早速購入。予想以上に良い装丁だ。じっくり読ませていただきます。 amazon.co.jp/dp/4906708552/… pic.twitter.com/k8taGG3O56
2016-03-08 21:50:12