論文【原発への態度と世代・ジェンダー・社会階層-価値媒介メカニズムの検証】関連ツイートまとめ

まとめました。
震災 原発
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Priamal Fear @PriamalFear
原発への態度と世代・ジェンダー・社会階層-価値媒介メカニズムの検証 ci.nii.ac.jp/naid/110010008…
Priamal Fear @PriamalFear
@PriamalFear 「収入が高い層では反平等主義になり,反平等主義であるほど原発支持が高い」 「平等主義的であるほど,政治不信が強いほど,脱原発志向が高まる傾向」 「女性については,政治不信,平等主義を経由して脱原発志向を高めている」
Priamal Fear @PriamalFear
@PriamalFear 「なぜ若年層で原発支持が高いのかという問題はリスク社会のゆくえを予想する上でも探究すべき重要な問題」
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
興味深い論文。 CiNii 論文 -  原発への態度と世代・ジェンダー・社会階層-価値媒介メカニズムの検証-(鈴木富久教授退任記念号) ci.nii.ac.jp/naid/110010008… #CiNii
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続)前掲論文の結論から抜粋。 1)価値観のなかでも平等主義と政治不信が強い効果を持っていた。これは、人々は平等主義的であるほど、政治不信が強いほど、脱原発志向が高まる傾向にあることを示す。第2節で述べたように、原発をめぐる意見の相違の背後には価値対立が存在すると考えられる。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続)原発事故後、社会的分断といえるほどの激しい意見対立がみられるのは、原発が単に一つのエネルギーの選択の問題ではなく、あるべき社会像を問うものであるからだといえるのかもしれない。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続) 2)第二に、媒介メカニズムを検討した結果、いくつかの社会的属性は価値観を媒介していることが明らかになった。女性については、政治不信、平等主義を経由して脱原発志向を高めていることがわかった。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続)すでに先行研究では女性の効果が確認されており、また欧米では女性効果が政治や社会に対する価値観の相違に起因するものであると指摘されている。本稿では、この解釈を媒介メカニズムの検証という形で実証的に示した。この点に本研究の意義があるといえるだろう。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続) 3)若年層における原発支持については、家族形成説、経済悪化認知説は否定され、政治的無力感説のみが検証できた。しかし、若年効果はなお非常に強い直接効果が残っている。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続)なぜ若年層で原発支持が高いのかという問題はリスク社会のゆくえを予想する上でも探究すべき重要な問題であり、今後、他の媒介変数についても仮説を立て検証する必要があるだろう。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続) 4)社会階層については、世帯収入の負の効果が確認され、それが平等主義を媒介することを示した。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続)原発への態度と社会階層変数については、これまでベックの普遍化説、脱物質主義など異なる見解が示されていたが、本研究は社会的周縁層が平等主義を経由して脱原発志向を高めていることを明らかにできた。(引用終)
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
先の論文、原発に対する態度の違いが「原発が、あるべき社会像を問うものであるからだといえるのかも」というのは、2012年に川崎で行われたエネルギー・環境戦略市民討議のアンケートQ43の結果とも符合する。 pic.twitter.com/00sVw9J4MC
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Hideyuki Hirakawa @hirakawah
川崎の市民討議の報告書(速報版)はこちら。 エネルギー・環境戦略の選択肢に対する討論型世論調査(Deliberative poll/DP)を応用した調査結果について zenkoku-net.org/ene-kan-kikin2…
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続)ちなみに技術への態度が社会像・ビジョンに依存する傾向はよく指摘されること。2000年の英国上院科学/技術特別委員会の報告書にも引用されている当時の政府主席科学顧問ロバート・メイの言葉(次ツイート)は有名。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
「[遺伝子組換え作物をめぐる]この論争は安全性そのものに関するものではなく、どのような世界に生きたいかという、はるかに大きな問題に関するものである。」 publications.parliament.uk/pa/ld199900/ld… の2.51. twitter.com/hirakawah/stat…
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
この直前のパラグラフでは次のようにも述べられている。「GM生物を商業化することによって農業のあり方に生じうる影響は、この分野では大きな関心の的である。これは、アグリビジネスと小規模農家、消費者のあいだの権力バランスという政治的問題であり……」
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
「…GM作物が人間の健康や環境に対してもたらす影響に関する科学的問題ではない。けれどもこの問題は、しばしば環境や健康に関する科学的問題に誤って混同され、その結果、公衆の対立的反応は、科学を誤解しているか、単に敵意を抱いているだけだと考えられてしまうのである。」
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続)要するに、GM作物に人々が反対するのは科学的理解が欠けているから(=欠如モデル)ではなく、そもそも問題となってるのは政治的問題だったり社会像・ビジョンだったりするので、取り違えないようにね、というのが、この英国上院委員会報告書の要諦の1つであり、BSE-GM論争からの教訓。
Hideyuki Hirakawa @hirakawah
続)そしてこれは、他のテクノロジーについても当てはまることだろう。もちろん知識不足・理解不足というのもテクノロジーに対する態度に関係はするが、いつもそれが問題の核心ではなく、ヒューリスティックスとしては、社会的・政治的問題の存在を推定せよということである。

コメント

永添泰子(まっとうな人を議会に送ろう!) @packraty 2016年3月25日
自分が被害に遭わなそうな人ほど原発容認派なのか?
永添泰子(まっとうな人を議会に送ろう!) @packraty 2016年3月25日
故高木仁三郎さんが、原子力発電は、核兵器開発に繋がる技術だから、必然的に、電力会社や国の規制機関による事実の隠蔽や監視など、秘密の多い、不自由な社会を作ることにつながる、と言っておられたことを思い出します。
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