展覧会における音環境の問題

メディアアートや映像など、音を扱った作品を美術館で複数展示する際に生じる音環境の問題について。作曲家ヲノサトル@wonosatoruさんのツイートを中心にまとめました。 【追記】石田康二@kjishiさんによる建築音響的な視点からの提言を追加しました。 【追記】まずは作家と企画側の双方がこうした問題の存在を認識すること、そして解決策を持ちうる音響の専門家が美術界の外にいるのを知っておくことが大切だと思います。 【追記】建築家の佐藤慎也@satohshinyaさんからの提言を追加しました。
アート 音環境 メディアアート メディア芸術 展覧会 サウンドアート 映像 美術館
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@vomoder
メディア芸術祭の展示は基本的にICCの展示と同じ構成なんだけど、ちょっとだけ小さくなった。そんでもって、やっぱり他の展示の音がめちゃめちゃ入ってくる!まあその点はしょうがない。祭りだから。まずは大勢の人に見てもらうということに意義がある。そのために応募したのだし。
@vomoder
思うに美術館って音の干渉について考慮したシステムじゃないよな。企画展で2,3個映像作品があるだけで、難が生じるのに、メディア系では展示してる作品のほとんどが音を出しているので、全員痛み分けみたいになってしまう。
ヲノサトル @wonosatoru
昨年のメ芸祭でも多数の指摘があったのに今年も改善無しか…。 RT @vomoder 思うに美術館って音の干渉について考慮したシステムじゃないよな。企画展で2,3個映像作品があるだけで、難が生じるのに、メディア系では展示してる作品のほとんどが音を出しているので、全員痛み分けみたいに
ヲノサトル @wonosatoru
現美のトラフォ展も、内容は意欲的なのに音の扱いがものすごくぞんざいだった(ex. 他展示からのカブりが酷い)。マリー・シェイファー言うところのサウンド・エデュケーションを、学芸員過程の必修にしてほしい。少なくとも、映像をアートの展示手段として今のように頻繁に使うのであれば。
@vomoder
@wonosatoru いや、音問題は美術館でやる限りしょうがない気がします。なにか画期的な発明ないですかね。
ヲノサトル @wonosatoru
いや僕は場所の問題ではなく、実行する側の音への感性の問題だと思うのです。RT @vomoder いや、音問題は美術館でやる限りしょうがない気がします。なにか画期的な発明ないですかね。
ヲノサトル @wonosatoru
あわてて付け加えれば、現美ではディスプレイ&ヘッドフォンという形で、音の分離の問題を解決しようと試みてもいた。ただ、ではそれが「展覧会」という形式にマッチしてるのか?という問題は熟考すべき課題と思う。
@vomoder
@wonosatoru 実行する側とは作家のことですか?それとも運営?
ヲノサトル @wonosatoru
両方です。たとえばライヴ会場で他所からの音が侵入してきたら音楽家はもちろん抗議するし、主催者や音響さんは解消に務めるのが普通なのですが。 @vomoder 実行する側とは作家のことですか?それとも運営
Craftwife @Craftwife
@wonosatoru @vomoder 【1号】私もヲノさんの意見に賛成です。とくに美術館でメディアアートをするなら作家自身もすべての事に気を配るべきであると思います。クラフトワイフのライブも会場やイベントごとにプログラムを変え、すごく努力しているつもり。音が大事なら当然の事。
二本木かおり @sabinekoparpie
あ、鑑賞者のわがままではないのですね(ホッ)。ヘッドフォンだとなかなか順番がこないし、その環境下ならではの配慮があればと感じます。RT 同じ@wonosatoru 場所の問題ではなく実行する側の音への感性の問題だと。RT @vomoder 音問題は美術館でやる限りしょうがない気が
Takahiko Azuma @Az_Takahiko
グループ展だと難しそう。個展だと逆手をとって面白くなりそうですけど QT @wonosatoru いや僕は場所の問題ではなく、実行する側の音への感性の問題だと思うのです。RT @vomoder いや、音問題は美術館でやる限りしょうがない気がします。なにか画期的な発明ないですかね。
Craftwife @Craftwife
@wonosatoru ヲノさん、さすがです。 私はライブハウスの映像プロジェクションに苦戦することが多いです。見え方を気にせず、とりあえず機材がある、というハコがあまりにも多すぎます。ライブハウスでの映像表現は、まだまだ始まったばかりのことなのだなぁと思っています。
ヲノサトル @wonosatoru
なるほど「美術館の音」に近い問題ですね RT @Craftwife 私はライブハウスの映像プロジェクションに苦戦することが多いです。見え方を気にせず、とりあえず機材がある、というハコがあまりにも多すぎます。ライブハウスでの映像表現は、まだまだ始まったばかりのことなのだなぁと思って
ヲノサトル @wonosatoru
「映像」とは、少なくとも観客にとっては「視覚+聴覚」の総合体験に他ならないのですが("サイレント"という表現も含めて)、作り手や送り手側には聴覚を「映像に付随する二次的なもの」とアプリオリに考えてしまっている人も多々見受けられるように思います。@vomoder
@vomoder
@wonosatoru なる。。そこは企画展示とフェスティバルは性質が違うところもあるんじゃないですか?僕もこれが企画展示だったらガチ交渉しますが。
Machiko Kusahara @MachikoKusahara
企画展ならそもそも音を出す作品の数を適切な数に絞りますね。ただフェスティバルでもたとえばアルスはもっと配慮するしSIGGRAPHなんかは文句言ってもダメだったり。@vomoder @wonosatoru そこは企画展示とフェスティバルは性質が違うところもあるんじゃないですか?
Machiko Kusahara @MachikoKusahara
現美は、配置を工夫すればもっと何とかなるはずでは。メ芸はあの会場と音を出す作品の多さで、難しそうですね。 @wonosatoru いや僕は場所の問題ではなく、実行する側の音への感性の問題だと思うのです。RT @vomoder いや、音問題は美術館でやる限りしょうがない気がします
ヲノサトル @wonosatoru
僕も大人なので(苦笑)現実の諸問題について理解はできます。またメ芸の場合「ショーケース」としてさらに特殊なのも理解できます(大苦笑)ただ… RT @MachikoKusahara 現美は、配置を工夫すればもっと何とかなるはずでは。メ芸はあの会場と音を出す作品の多さで、難しそう
ヲノサトル @wonosatoru
たとえば、では「会場の都合でスクリーンを共有して下さい。ちょっと映像が重なっちゃいますけど」と言われてYESと答える作家がいるでしょうか?
ヲノサトル @wonosatoru
音に関してのみ、カブっても許容できるという事実は、「音は映像に付随する二次的な要素にすぎない」と無意識にせよ捉えている、というその作家の態度を露呈してしまうと思うのです。
toshi fujiwara/藤原敏史 @toshi_fujiwara
うーむ…。少なくとも人間が聴覚の方が情報処理が早い生物であることは無視しない方がいいんだけど… RT @wonosatoru: 「映像」とは、少なくとも観客にとっては「視覚+聴覚」の総合体験に他ならないのですが作り手や送り手側には聴覚を「映像に付随する二次的な… @vomoder
Craftwife @Craftwife
@wonosatoru さんが、芸術祭で作品の音が干渉してしまうことについてツイートしている。私も同感。ある時から、メディアアートフェスというのに、まったくもって興味がもてなくなったのは、そういう事も大きな原因のひとつなんだろうな。
ちくわ(aka crntmmy)であるし @crntmmy
ヲノサトルさん @wonosatoru と クワクボリョウタさん @vomoder、そのほか八谷さんなどなどが話されている美術館での映像や音のでる作品の音カブリ問題、自分もややや、と思ったことがあるので興味深い。 アクリル板などで仕切って一寸でも音を遮断するとかできないのかしら。
ヲノサトル @wonosatoru
まあ僕がこういう事を書いているのは、映像展示がものすごく増えてきた現状に対して、作家も会場側も音への認識がいまだに追いついてなさすぎじゃないか(毎度おなじ批判が出るにも関わらず)という不思議からなのですが。
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コメント

Daichi Ando @daichi_a 2011年2月1日
美術系の人って,作品に音入ってても展示の時にノートPCのスピーカで充分とか言っちゃうよね.キュレーションの方もおそらく同じ意識かと.「メディアアート」って美術系だから.
Ryuma NIIYAMA (ニウム) @4_d 2011年2月1日
出展中、繰り返す隣ブースの音楽を何日間も聞いたせいで、会場を離れてもそれが頭の中で鳴りっぱなしという経験がある。好きな音ならいいけど、侵略的だとつらい。
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